明け方、午前4時にあわんが起きて

「ママ、耳が痛い!」って。

オニ眠かったので、「大丈夫大丈夫、トントンしてあげるから寝なさい」って、言ったけど、5分ほどで
「痛い痛い痛い痛い痛いーーー!!!」って大声をあげ始めた。

この2日、鼻水がすごかったので、中耳炎であることは予想できた。

どんどん叫び声が大きくなるので、仕方なく公立病院の救急室に連れて行くことに。トホホ

午前4時40分、タクシーで病院へ。あわん、痛みに耐えかねてときどき絶叫。冷たいおしぼりを耳にあててやる。タクシー代は21.5ドル。220円くらいね。香港はタクシーが安い。

午前5時の救急室、人は20人ほど。先日の100人以上に比べたら楽勝(?)。でも、救急度は4だったので、結局2時間弱待った。

診察の結果、やはり中耳炎で、「痛いよー痛いよー」って叫んでるので、このまま鼓膜切開して楽にしてくれるのかと思ったら、「まずは抗生物質と消炎剤で様子見て」といわれて、ちょっとがっかり。

だって治らなかったら、また来ないといけないもの。
お金もよけいにかかるし。。。(←これ重要)

驚いたのは、専門の耳鼻科の少なさ。私の住んでいる「西九竜地区」には、わずか2軒だって! 人口は、100万人以上、いると思うんだけど。。。まあ、救急の先生の知る限り、かもしれないが、それにしても少なすぎる。

香港は、英国式で、街医者は基本的に全部「ゼネラルドクター」で、「何でも見ます」な家庭医さん。そこで紹介状を書いてもらって、また専門医(か公立病院の専科)に行くのね。「眼科」とか「耳鼻科」とか、そんな看板、見たことない。

病院から紹介されたのは、ツェンワン(漢字は、くさかんむりに全に湾)の耳鼻科。もう1つ、油麻地にも1軒あるって。

診察終えて、お薬もらって、タクシーで帰ったら朝の7時半。

あわん、薬を飲む前から「なんかもう治った」とか言ってるし! だったら行く必要なかったじゃん。

でも、せきやげっぷをすると、「メチャ痛い」そうで、とりあえず薬を飲ませた。すごく効いて、1日でほぼ治ったかな?って感じ。

日本でも夜中にぜんそくの咳が止まらなくなって、午前2時に車を走らせたりとか、深夜12時に同じく中耳炎の「痛い痛い」が始まって車を走らせたりとか、よくやったものだった。

それに比べたら、安いタクシーがあって病院が近い分、香港は楽だなーって、思った。

でも乳児医療で600円だったところは、日本の勝ちかな(笑)。

いずれにせよ、子どもの急な病気には困るねー。