先日、内職がお休みなので一週間ゴロゴロしますなんて言っていましたがそれが懐かしい。


先週土曜日の夜、夫実家から連絡が入り義祖父が危篤との事。


土曜日は日中は私が昼間友人と遊びに出掛けて、
夜は夫が結婚式の二次会で外出。


連絡を受けて夫はすぐに会場を抜け出して帰宅の途に。
私はこまりと夕飯を終えたばかりのところで、とにかく急いで何があってもいいように準備。
こまりが黒い服を持っていないことに気付いて、西松屋へ走る。


なんとか営業時間内に黒い服を手に入れて、自宅へ戻る途中で偶然夫と合流。
お盆に帰省した時には元気だって言っていたのに、突然の危篤の知らせに二人で驚いていました。



夜9時過ぎ、義祖父が亡くなったとの連絡が入って。



こまりがいるので、日曜朝一番で車で出かけて昼過ぎに義実家到着。
長兄はいたものの、長兄嫁も次兄夫婦も不在。

長兄夫婦は隣県住まいのはずですが?
次兄夫婦は新幹線で2時間ほどで来れるはずですが?
こっちはこまりを連れて、朝一で出て片道6時間ですけど…


なんで身軽な人たちが来てないのか意味分からないとか思いつつ、お手伝い。
ひたすらお茶出しなどの雑用をこなしながらこまりの面倒見て、お通夜。


お通夜の集合時間に長兄嫁と次兄夫婦が合流したけれど、お客さん気分でな~んにもしない。
私がお茶入れててもスルー。
お客さんにお茶出しててもスルー。
湯のみ洗っていてもスルー。


なのでひたすら雑用。



月曜は告別式。

ここでも朝から気疲れ。
ひたすら手伝い。


私はスルーできない性分なんだよ。
控室に人がいるのにお茶の一つも出さないなんてできない。
遠い親戚であろう年配の人の湯のみが空っぽになっているのに、若い人だけで座っておしゃべりなんてしてられない。

座布団のない畳に座っているおばあちゃんをスルー出来ない。
この湯のみの山を、義母が片づけると思ったらスルー出来ない。


なんで気付かないんだろうという思いと、なんで気付いちゃうんだろうの葛藤(笑)
まだまだ修行が足りない私は、なんで私ばっかり…という気持ちになってしまうのです。


何しに来たのかわからなくなっていたのですが、告別式での義祖父との最後のお別れ、火葬場での骨上げで、ジワジワと実感が湧いてきました。



こまりにとってのひいおじいちゃん。
こまりは2回ほどしか会う事ができませんでした。

写真には残っているけれど、きっと本人の記憶には残らないんだろうなぁ。
もっと会わせてあげたかったなぁ…
他のひいじいちゃんひいばあちゃんには、こまりの記憶に残るくらい長生きしてほしいなぁ。


そんな事をつかの間考えて。



あとはやっぱり手伝いやら気遣いで。


どっと疲れた先週末。
その疲れを今週もひきずったまま、何もする気にならずダラダラと過ごしておりました。



救いだったのは、夫が色々と分かってくれていること。

私ばっかり頑張って、長兄次兄とそのお嫁さんが何もしないで座っている(もしくはこまりと遊んでいる)だけの状況に、通夜の日から早々と気付いてフォローの声を掛けてくれたこと。


親戚付き合いって、ストレス溜まるんだな~と感じました。
本来葬儀で孫の嫁って隅っこで座ってぼーっとしてるのが正しい作法なんだろうか…
義母や、義叔母におさんどんは任せるべきだったのだろうか…
義長兄夫婦も義次兄夫婦もお嬢様おぼっちゃまだから、庶民の私が働くしかないんだろうな…

本当はもっとゆっくり、義祖父とのお別れの時間をかみしめたかったな…

そんな事を考えながら過ごした一週間です。

あ~、私って心がせまいなぁ。
修行不足だなぁ。