製作年 2016年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 119分
映倫区分 G

監督
原作
横山秀夫
脚本
久松真一
瀬々敬久
脚本協力
井土紀州

キャスト



佐藤浩市はじめ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、永瀬正敏、三浦友和ら日本映画界を代表する豪華キャストが結集し、「ヘブンズ ストーリー」「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久監督のメガホンで、ベストセラー作家・横山秀夫の小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の後編。


昭和64年に発生し、犯人が捕まらないまま迷宮入りした少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。


事件から14年が過ぎた平成14年、新たな誘拐事件が発生。


犯人は「サトウ」と名乗り、身代金2000万円を用意してスーツケースに入れ、父親に車で運ばせるなど、事件は「ロクヨン」をなぞっていたが……。


後編は原作とは異なるラストへと向かっていく。




前編に引き続き 30分のインターバルでみた後編。


前編のラストが物凄く良くて 気分は盛り上がっていたのだけど・・・・




警察上層部がひた隠しにする当時の事実。


何が起きたんだか物凄くハラハラしてみたいた。。。が、


これを隠ぺいしたの?! 真実を話し 策を練ればよかったのでは?という残念な展開。


そして 番記者との対決にも 妙な空気が・・もっと 地方と本社の戦いが有るかと思ったけど~


長い原作を映像化することの難しさなのか・・・




なぜどうして?という疑問が 回収されないまま 事件は進んでいき~


横山原作の良さがどんどん失われていくような気がしてならない・・・


事件解明もさることながら 警察内部の人間関係を鋭く描く作者なので そこのところが見どころなのかと思ったんだけど・・・


原作未読で語れない部分はあるけれど 私の知ってる横山作品とは違うぞ!っていう印象。




原作と映画ではラストが違うらしいので 読んでみる価値はありそう。


登場人物それぞれの苦悩と事件を経て変わっていく人生は子どもをいろんな形で失ったものとそうでないもので思いの深さは測れない。


様々な執念が入り混じった作品でした。