こんにちは、アンネです。
ブログにお越しいただきありがとうございます
(一部誤りがあり尊厳死という文言を修正いたしました)
父が3月に亡くなって早半年が過ぎました。
その間、やっぱりというか、当たり前といいますか、
母の精神不安が続いていたため
おせっかい、とは思いつつも
なんとなく「今かな?」と思い
母を心療内科へ連れていきました。
本人は(夫を失ったことでは)全く落ち込みなど「無い」と言っていたのですが、
母と、病院の待合室でちょっとした世間話のときに母のこのひとことが印象的でした。
「75歳過ぎて、特にこれと言って、なにもしたいことはない。
’人生100年時代’とTVやニュースで聞くけど、それが本当に生きている本人にとって良いことなのかと言えば、
お母さん的には?だと感じた」
「安楽死?っていうのかしら?自分で死の時期を選べるといいのに。
100歳以上の高齢者が厚生労働省が 6万9785人になる見込み、48年連続で過去最多を更新している、と いうけれど・・・
それって、病院でチューブにつながれている老人も含んでのことでしょう?
介護する(子供や親せき、兄弟etc,)側が大変じゃない?だったら、自分で「死」選べたらいいのにね。」
と、ものすごい欧米式な話をしていて、びっくりしました
私「オランダは、たしか2002年に’安楽死’が法令化されていると思うけど、日本では法律のしがらみもあって
安楽死を法律化させるのは、すぐには難しいと思うけど・・・?」と伝えました。
母いわく、
「(高齢者は)、3日後に永眠できる薬?があれば良いんじゃない?だって、3日もあれば本人も急に逝わけでもないし、あの世へ行く、心の準備ができるじゃない?それに家族や友人だって、3日後なら最後に積もる話もできるでしょう?」
私⇒ 「まあね、たしかに、ゆっくり眠るように逝けたら・・・・それ最高じゃない?寝れるように、気持良ーく逝けるって、いいわね。」
・・・・
私、なんか至極、納得しちゃいました。
家族の同意を得れるか、犯罪行為への関連など、色々と法律的に問題もあるからすぐには無理だろうけど
(スピリチュアル的にも、NGと言われていますが。)、ある意味合理的な考えだね・・・」と答えました。
というか、高齢者になると
少なからず自分の「死」ってすごくリアルな話になるじゃないですか?
「誰にも(親戚や子供にも)迷惑かけずに逝きたい」って
私も、なんとなくわかる気がするし、母からそんな欧米的な話が出てくるとは驚きでした。
(母は日本的な考えの人なんで。)
日本は超高齢化社会。
日本の少子高齢化現象って、国際的にみてもかなりレアケースなんです。
母のような、70歳以上の方々の「この世との、お別れの仕方」って、
これからますます、真摯な態度で取り組むべきテーマになるような気がしてならないです・・・