今年も出しました。

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五月人形。


私の兄から譲り受けた
年代物です。



去年の事を



昨日のことのように



鮮明に
思い出します。



主人は体調がよくありませんでした。




でも息子と一緒に
五月人形の前で


写真を撮りました。





わざわざ
お気に入りの服に着替えて…。



「着替えなくてもいいのに~」



私が言うと



「息子と撮る写真は
カッコ良く写らないと。息子が大きくなった時に、オヤジはカッコ良かったなぁって思われたいし」



まるで
息子が大きくなったときには


自分はそばに居ないことを
分かっているようないいぶりでした。




わたしは、そんな言葉を聞くと



怖くて怖くて…仕方がありませんでした。



主人は、六歳の時に
父親を亡くしています。
主人が
小学校の入学を目前に控えた
3月の上旬。

父親の記憶は
残っていませんでした。

父親が亡くなってから、主人の写真は
ほとんどありません。


写真を撮る人が

いないから。



主人が
写真をたくさん、ほんとにたくさん撮っていたのは


きっと



自分の存在を


生きた証を


息子や、私に
残したかったのかもしれません。



父親が亡くなった時の年齢が、55歳。



55歳まで生きたら
長生きだと思う。




主人はそう言ってました。




だいちゃん
なに言ってんだよ。



早すぎるだろ。




五月人形を飾り終わって、




寂しくて



たまらなくなりました。



あー
ちくしょう(/_;)
泣けてくるぜ…。。。