昨年の今頃

主人が亡くなったことのショックと
喪失感で


ほとんど
眠れず、食べれずの日々を過ごしていました。


それでも
時間は
どんどん過ぎていき


不安と
重圧で
苦しい毎日でした。



そんな状態でも


やらなくちゃいけない事は
山ほどありました。



保険の手続き

銀行の手続き

公共料金等の引き落とし先の変更

カード等の解約


遺族年金の申請



遺産相続など…




これを処理しなくては…
そう思うだけで


吐き気がしました。



書類を
たくさん準備しなくてはいけなくて



必ずいるのが


「死亡診断書」
「除籍謄本」



どちらも
見たくもない


手元にあって欲しくないもの。



でも
嫌でも目にしなければならなかった。



それが


ほんとに


ほんとに


つらい。





でも
そんな中でも
救いがありました。




私は
知らなかったのです。



「戸籍に、だいちゃんの名前が残る」
ということを。



それまで

人が亡くなったら
戸籍から
抹消されて


存在が
消えてしまうのだ


…そう思ってました。



初めて
除籍謄本を見たときに



主人の名前が
一番上に記載されて


「除籍」
と印字はされてるけど



一家の主として


ちゃんと存在してた…。



戸籍上



我が家は
ちゃんと存在してた。



うれしくて
うれしくて


涙が出ました。




単に
私が無知なだけなんだけど



無知ゆえに



少し

強くなれたのかもしれません。




きっと
今、みても



うれしいと
思っちゃうんだろうなぁ。



わたしって
変ですね(*^_^*)




主人がいつも私に

「無知は罪だよ(笑)」

そう言ってた事を
思い出しました。