私たち夫婦が
とってもお世話になった方(会社の元上司)から


先日
喪中ハガキが届きました。




定年退職されて
今は奥様と
お子さんや、かわいいお孫さんに囲まれて


ゆったりした時間をすごされていました。



主人が亡くなった時も
優しい言葉をかけて下さいました。



ハガキには
どなたが亡くなったのかが書かれていなくて…。

少し嫌な予感がしていました。





今日、事情に詳しい方に聞くことができました。




亡くなったのは
息子さんでした。



三月頃に
仕事帰りにタクシーの中で意識を失い



植物状態のまま
この初冬、亡くなられたとのこと。



36歳。
結婚4年。
お子さんは、2歳半。





どうしても
わたしたちと
重なってしまって…



胸が苦しくなりました。



その方は、昔
息子さんのことを
私に話してくださったことがありました。



「息子が小さいときに、外で一緒に遊んでいたら息子が道路に飛び出してね~。
慌てて息子に飛びかかって、抱きしめたんだけど、危うくトラックに跳ねられるところでね。

その時小さい息子が僕に
「お父さん、ごめんね。大きくなったら、今度は僕がお父さんを守ってあげるからね」
って言ってね…」


その後、言葉がつづきませんでしま。



お酒が入っていたせいか、いつもの威厳に満ちた姿からは想像もできない
涙でした。


私も当時、まだ若くて
ピンとこなかったけど


「この人、本当に愛にあふれた人だな」
って思いました。




その息子さんが
亡くなったというのは




本当に
つらい気持ちです。




なんで…。




私なりに気持ちを整理して



その方に
お手紙を書こうと思います。