小さい頃から、健康だけが取り柄だったわたし。

そういった意味で、私は幸せだったということを、
痛感している。


風邪もほとんど引かなかった。
歯並びがよくて、
なんかで表彰されたこともある。


その反面、
兄は小さい頃は弱く
喘息、アトピー、近眼など…。
よく色んな病院に通ってた。


いつも兄の通院で
遠くの病院へお供して、
小さいながらに
「おにいは、たいへんだな」
と思ってた。


学校でも
インフルエンザで
クラスの半分以上が欠席で、
学級閉鎖になったのに、ピンピンしてたし、

ばかな私は
「私もインフルエンザにかかりたい」
なんて、とんでもないこと思ったり。



主人と息子がインフルエンザにかかったときも、平気だった。



主人は

「あんたはすごい!
120ぐらいまで生きるわ~。」

と、誉めて(?)くれた。



人生って、
わからないものだな。。



病気といったものに
あまり縁がないわたしに、
突然降りかかったもの。


主人が
拡張型心筋症になり


こいつのせいで
命を持っていかれた。



その後、自分が
混合性結合組織病という難病になってしまった。


こいつのせいで
気管支炎が治らない。

慢性化しそうな気配。




あまりに
のほほんと暮らしてきた罰だろうか。。





今の私を見て
主人は、なんていうかな。。



「俺はあんたより、もっとしんどかったわ。
甘ったれるな!」

なんて、
また不器用な言葉遣いで喝を入れてくれるかな。


怒られてもいいから
その声が聞きたい。



きっと
それだけで、


元気に
前向きになれる。




健康って
いかにすごいことなのか、
いかに幸せなことなのか、


無くしてからしか気付けない自分が

情けない。





面倒臭がらないで

もう少しだけ
自分を労ってあげよう。