ここのところ


心と体のバランスが
くずれています。



主人のいない家に
帰ると


自分の家ではないような感覚になったり、


主人と一緒にいたいと
強く思ってしまったり、


そんなことを考える自分が
嫌になったり、



育児の面では、イライラが限界になってしまって
息子を怒鳴ったり。。




膠原病の症状が強くでていて


手の腫れがひどく、
握ることができない。
きちんと動かせないから、
服を着るのも一苦労。

肩関節に激痛が走る。

逆流性食道炎で
いつも胃から食道が締め付けられるような不快感。

頻脈や貧血やら、
副作用の中心性肥満で、顔はパンパンに腫れて、
もう、女をやめたくなるような状態。


倦怠感はハンパない。
誰かにしがみつかれているように
重い。


免疫抑制剤のおかげで、38度程の熱が
よくでる。



今日も一日仕事を休んでしまった。。


だれもいない家に一人いると

よからぬことも考えてしまうから
怖い。


そんな時は
息子の笑顔を思い出し、お遊戯をがんばったときのビデオをみる。


楽しそうなその顔は、
私の宝だと思う。


この子の為に、生きなきゃと思う。



主人が
「健康だった時を忘れてしまったよ…」
と言ってたことがあったけど

主人なんかの不安とは比べものにならないけど

分かるような気がする。


結婚前に
よく二人でショートスキーをしにいってた。


もともと主人がしてて
私が影響を受けて、はまってしまった。



とにかく朝早くから車で奥飛騨まで行き、


朝から夕方まで
ほぼ休憩なしで滑り続けた。

主人が
「休憩する?」と聞いても「ん?やだ」と言って

滑り続ける私につき合ってくれた。


転んだり
鼻水をたらした私をみて
腹を抱えてわらってたな。

そのあとの温泉は最高だった。



そんなころに
戻りたい。

でも無理なの。




だいちゃん。
あたしはそんなに強くないよ。
放置しないでね。




主人が発症したであろうその時に

私も風邪でダウンした。

主人は、息切れをしながらスーパーへ行き


わたしの為に
鍋焼きうどんをつくってくれた。



いまは

寒気で震っている私に
息子が自分の昼寝用の毛布を持ってきて、
私にかけながら

「ママ、これ着やー」と言ってくれます。


体中がいたくてしんどい…と言うと
「ママ、うんちなんじゃない?」
と、クールに指摘してくれます。

思わず笑っちゃった。



ちいちゃなだいちゃんがそこにいます。




兄弟を作ってあげれなくてゴメンよ。



パパは旅立つ一週間前に
色々と、今後のことを話してくれてたの。


こうなってしまうことがまるで分かってたみたいに…。


「息子に兄弟を作ってあげたい。」
それも一つ。


ただ、叶わなかった。

悔しい。。




強く優しい主人。

小さい頃に父親を亡くし色々苦労した主人。

少ないバイト代で
お母さんにお小遣いを渡していた主人。

独身時代は色々あったみたいだけど
生活は荒れず、きっちりしていた主人。


いい人は早く逝く…なんて言葉があるけど



決して
主人はいい人ではない。

一匹狼で、群れない性格だし、不器用。
敵を作ってしまうところもあった。


ただ
小さいときから苦労して、がんばりすぎたのかもしれない。


最期も無意識の中、
私たち家族の今後のことを考えたのだと思う。



一週間前に話した今後のことは
遺言のようになってしまった。




いいひとではなかったけど
苦しみを耐えた強い人であり
家族のことを大事に思ってくれた、優しい人です。




私は身内のお葬式に初めてでたのは

主人のお葬式でした。
しかも喪主。

喪服を持っていなかった私は
主人を家に寝かせ
母と買いに出かけました。
試着しながら
「なにやってんの。。」
と、自己嫌悪に陥りました。



きれいな顔で眠る主人にずっとくっついて添い寝して
ずっと話しかけました。


愛してる。ごめんね。

たくさん耳元で聞かせました。




そんな時のことを
思い出して、

頭を抱える毎日です。




早く、
主人に会いたい。



向こうであなたは
笑ってますか?
怒ってますか?

しあわせですか?


聞きたいです。


もう
ギリギリです。