私が帰って来てからまた出来て薬を飲んでいたのですが、数日前から何だかお腹が張ってだるいと言って普段食べる事が大好きな父がご飯が食べれなくなっていて。
尿結石じゃお腹は張らないだろうし、絶対変だと泌尿器に再度受診したところ、胃腸炎の診断が下り...
でも絶対胃腸炎じゃない!内科に受診した方がいい!と説得して昨日内科を受診して検査をしたのですが血液検査の結果が昨日は出ず、日曜日もやってる病院なので今日結果を聞きに行ったところ、急性腎不全の疑いで急遽大学病院を受診する事となり...
大学病院の救急外来を受診したらやはり急性腎不全で腎臓がほとんど機能していない状態だとゆう事がわかり、緊急入院になりました。
お腹が張っていたのも尿を排泄する機能が働いていなくて全部膀胱にたまっていたのだそう。
そして結構重い糖尿病な事も判明して大変な事になってしまいました。
これから一体どうなってしまうんだろう。
急性腎不全がどんな病気か調べてみたら、怖くてたまらなくて。
息子は来週外来の予定が入っていますが症状に変わりは無いし薬のストックは後1ヶ月分は予備で持って来ているので、こんな状態じゃ心配で帰れないからまた帰るのをのばすかも知れません。
本当に病気をしない、風邪すら滅多に引かない両親なので、こんな事ははじめてでちょっとパニック。
父の弱ってる姿を見るのも辛いです。。
昨日名古屋に帰ってなくて良かった。
実家では今老犬の介護もしているので、せめて私が帰って来ている時で良かった。
去年は自分の息子のMG発症に続き主人の弟が脳腫瘍で倒れ、今も油断出来ない状況にいます。
愛犬やら父やら義弟やら、何だかもう次から次へと心配は尽きません。
健康で生きてる事がこんなに有難いんだって事を実感せずにはいられず....
私、昔から良く人にプラス思考だって言われるんです。
特別自分でそうは思いませんが、何かあった時に考える癖のようなものがあって。
子供の頃、母が好きなポリアンナ物語の本をプレゼントしてもらった事があり、もう何十回とボロボロになるまで繰り返し読むほど大好きだったんです。
そこに出て来るポリアンナは、幸せ探しゲームとゆうゲームが大好きなのですが、それは自分の周りに起きて来る出来事の中で幸せを探すとゆう名前そのままのゲームで。
ポリアンナには色々と辛く悲しい出来事が降り注ぐのですが、幸せを探すのが困難な状況の時ほど幸せを見つけた時に嬉しいのだそう。本の中の物語ですがね。
私は子供の頃、ポリアンナみたいになりたくっていつも何かあるとその出来事の中で幸せを探す事に母とはまっていた時期がありました。
小さい頃のくせって中々抜けなくて、今はポリアンナになりたいと思ってはいないけど、私の思考回路の中には嫌な人や悲しい事とぶつかる度にその中で喜べる事を探して、楽しんじゃおう!とゆう思考が今だに染み込んでいます。
それは母がくれたあの本から得た私の人生での宝物だと思っていて。
だから結構困難な状況にいても何だかんだ楽しく乗り越えられてしまう事が多いのですが、今までの人生で一番それが難しかったのが息子の内反足がわかった時とMGになった時で...
これは何を喜んだらいいのー!と本気で思いましたが、時間が経つと共に息子のMGや内反足にならなきゃ分からなかった喜びを見つけられたんです。
でもまたいつも目の前にいつどうなっても不思議じゃない愛犬の寝たきりの姿があって、父がこんな事になって、何を喜んだらいいのか正直まだわかりません。
ただ、私が名古屋に戻ってからこんな事になっていたらそれこそ気が気じゃなかっただろうし、父はきっともう少しでも発見が遅かったら命の危険があったと思います。まだ油断は全然出来ないけど、内科に行ってその日のうちに大学病院で検査してもらえて、最悪な状況にはならずに済んだのでとりあえず今はそれを喜ぼうと思います。
明日また細かい検査をするしどうなってしまうか不安で仕方ないけど、母だけじゃ心配だったので側にいてあげられて良かった。
孫が生き甲斐の父の側に子供達が今のタイミングでいて良かった。
しばらくは大変な日々が続きますが、しっかりしないとね。
父がいない実家はちょっと淋しくて、叔母達も今日は心配して泊り込みで子守りやうちの事を手伝ってくれているので本当に助かっています。
こうゆう時父は私を一番頼りにするので近くに居て欲しいと思うのですが、子供達は特に息子は病院には連れていけないので、毎日タイミングを見て少しでも行って近くにいてあげたいと思います。
何だか自分や周りの悩みを聞くとリアルな年齢になって来たなとつくづく。
30歳ってもっと大人だと思っていたけど、まだまだしっかりしないといけないなと思いました。
どうか父が早く元気になりますように。
早く帰って来れますように。