13年は一言で語れない!VOL49 | 世・紀・裸・裸・(セキララ)-私の中の黒いモノが疼きます。

13年は一言で語れない!VOL49

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さて前回の続きは…。

モラ次郎は面倒臭いのか、それとも都合が悪いのか、今までのモラ次郎の習性から単純に疲れているから話を先に延ばしたとも考えにくく…

何か引っ掛かりはしたけど、問い詰めても仕方がなさそうなんで次の日にあーちゃん(母親)を呼び出し聞く事に。


サマンサ
『太陽がこの頃不登校やって言ってたけど…
何か心当たりがある?』


あーちゃん
『ん…
まぁなぁ…鼻血が止まらんかったりなぁ…
朝になるとお腹が痛かったり…なぁ…』

ぬ…。
そんだけの理由?!
鼻血は前からやん…

サマンサ
『いゃ…そんなんと違って…様子もどことなく暗いし…なんか変やと思うねんけど…?
昨日、モラ次郎に聞いたら明日にしてくれって話を逃げられたし、あーちゃんが知ってる…みたいな事を言ってたけど?』

母は「うはっ」って感じの微かな笑いを浮かべている。
あーちゃん
『実はな…
モラ次郎君と相談でサマンサには言わない約束やったんやけどな…
昨日、モラ次郎君がそう言ってたんやったら…
太陽なぁ…
学校で落ち着きがないって言われてな。
サマンサが悪阻で入院してるときに先生から電話が掛かってきて…
先生がサマンサに会いたいって言わはったんやけど、アンタは入院してるからって断ってん。
モラ次郎君に言ったら、しばらく、ほっといて下さいって言うから、太陽には少し私から注意したんやけどな…』


悪阻の時って…もう、半年以上前になるやん…


サマンサ
『そんな大事な事、なんで今まで黙ってたん?
それが原因で暗いんかな?落ち着きがないって…?
不登校気味なんも、それが原因?かぁ…』


あーちゃん
『ま…それでな…
ニ学期入ってからな、休みがちにはなっててな…
また、先生から電話が掛かってきて…
どうしてもサマンサと話がしたいって言わはるから…
葉月ちゃんが大変で入院してるからって断ったらモラ次郎君でも良いから話がしたいて言われてな…
ほんでモラ次郎君に言ったら学校に話をしに行ってくれてん。』


サマンサ
『はぁー!
何、それ…
落ち着きがないからだけで学校から呼び出された?!』


あーちゃん
『なんか…太陽がお友達に何か言われて喧嘩になったらしいわ…
そっちの子供も悪いから謝りに行かなくても良いって先生が言いはったらしくてな。
あーちゃん、太陽が虐められたんか思って気になってんけど、モラ次郎君が「子供の喧嘩やからほっておくのが一番ですわ」って。
ほんでサマンサに言うと葉月ちゃんの事と太陽と心配が増えるから、言わないようにしようって…
太陽にはモラ次郎君が話をするから、私も口は出さないで下さいって言われてな…』


そっかー!
それで昨日のモラ次郎の「アイツの面倒は見られへん」的な発言かぁ…


サマンサ
『モラ次郎が太陽に何て話をしたんか聞いてないの?』


あーちゃん
『うん…
太陽も何も言わへんしなぁ…』


大部分がみえてきた…
モラ次郎が太陽に話をしてから不登校が治ったならわかるけど…
あの太陽の暗さは…
私はモラ次郎の話しの仕方が気になった。


私が妊娠してから一年近くも入院生活で太陽の事を見てあげれなかったから…。

太陽ごめんね。(;_;)

何がなんでも今日はモラ次郎からきかなくちゃっ!


続きは次回。
んじゃ、またぁ。