伊豆箱根バス「貫一号」に乗車してみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

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まあ正直言って、寛一・お宮と言われて=金色夜叉と想像できるのが何人いるか疑問なんですが・・・。

尾崎紅葉先生の名作金色夜叉の主人公から名前をもらった、伊豆箱根バスの定期観光バス「寛一号」「お宮号」、午前発午後発と名前が違ているだけで、コース自体は全く一緒です。

 

ってなわけで、熱海駅前第一ビルにある伊豆箱根バス案内所に集合してから、ガイドさんに先導されてバスに向かったわけでして。

乗車したバスはこちら。


 


当たり前の話なんですが、定期観光バスって乗合バスなんですよ、乗客一人でも運行するという、場合によっては自分専属のガイドさんと運転士さんとで大名観光ができる優れものですよww

ちなみに乗車当日のお客は7人です。

まずは海岸線に降りて、一路好事家には人気スポット?、の後楽園に向かいます。

日本で一番短いロープウェイ熱海ロープウェイで、八幡山展望台に。

ロープウェイの往復運賃は定期観光バス運賃に含まれていますが。その上の日本唯一となった秘宝館の入場料は含まれていないので念のため。

景色と瓶コーラとソフトクリームを楽しんだ後は、パワースポットな来宮神社へ。

ここで定期観光バスの本領発揮、通常貸切バスは離れている大型車用駐車場に停めなくてはならないわけですが、伊豆箱根バスは来宮神社前に定期バスのバス停を持っているので、こちらで下車。

これまたちなみになんですが、姫乃沢公園には定期観光バスのみが停車するバス停が設置されています。

宮司さんが代替わりして、社務所の建て替え、積極的にSNSを活用する等、一時期落ち込んでいた参拝客が持ち直してきているとか・・・、とはガイドさんの説明。

落雁を頂いて、バスはけっこうヤバめな旧熱函道路を上がっていき、姫乃沢公園へ・・・。

まあこの時期正直見るものないですよね・・・。

ってなわけで、雨が酷くなってきたので姫乃沢公園はスルーして、十国峠へ。

が、到着直前に、落雷がありケーブルカーは運休となりまして・・・

ケーブルカーに乗車できないということで、団体運賃相当の返金を受けました。

定期観光バスって団体運賃扱いなんだ、7人しかいないのに・・・。

まあそんなこんなで、熱海駅に降りてきて、解散となったわけですが、定期観光バスってガイドさんのキャラクターに結構左右される所があるんだな?、なんて思った次第。

昔の社会科見学で乗った貸切バス的なノリで、ノスタルジーを感じる案内が良かったですね。

 

まだ数社の定期観光バスしか乗れていないので、何とも言えないところですが、数をこなしていけば何となくですがこれからの定期観光バスの活用方法が見えてくるのかもしれませんね。