不倫問題カウンセラー花田好久です。
私のカウンセリングでは、「不倫をした夫が私(妻)の辛い気持ちを理解してくれない」といったご相談が多く寄せられます。
ただでさえ不倫されて辛いのに、夫がその辛さも理解してくれないとなると、妻の心はなかなか癒されていきません。
妻の気持ちを理解してもらえないのは、※主に夫側の問題が大きいと思います。
※不倫をした夫が妻の気持ちを理解するためには、「不倫を反省して妻とやり直したい夫のための本」が参考になります。
が、妻にも「気持ちの伝え方」の面で工夫や改善の余地がある場合もあります。
気持ちの伝え方でよくあるのが、「気持ちを整理せずに怒りとしてぶつけてしまう」パターンです。
夫の不倫では様々な感情が込み上げてくると思いますが、それらを整理せずに、そのまま夫に怒りとしてぶつけてしまう場合です。
これだと、夫は「ただ妻が怒っている」ことは分かります。
しかし、その怒りの中にどのような気持ちがあるのかは分かりません。
怒りをぶつけられた夫は、自分を守るために不倫を妻のせいにしたり、黙りこんだりします。
すると妻は、どうして気持ちを分かってくれないのか!とさらに夫を責め、夫は逆ギレしたり、話を打ち切って逃げたりします。
まさに悪循環ですよね。
妻は本当は、怒り以外にも、下記のような様々な気持ちを感じているはずです。
・驚き
・悲しみ
・混乱
・失望
・落ち込み
・屈辱感
・悔しさ
・不信感
・納得行かない気持ち
・自信喪失
・女性としてのプライドが傷ついた
・裏切られた思い
・将来への不安
・夫を嫌いになれない気持ち
これらの気持ちを、自分でも整理できないままに夫にぶつけると、夫に気持ちを理解してもらえないばかりか、上記のような悪循環が生じるのです。
確かに、夫に不倫をされると、これまでの人生で感じたことが無いほどの、様々な強い感情が心の中で渦巻いて、自分でも自分の気持ちがよく分からない、といった状態になりがちです。
それ自体はムリのないことですが、夫に気持ちを理解してもらうには、まず自分で気持ちを整理することが重要です。
例えば、夫が仕事で忙しそうにしていて、毎日帰宅も遅く、休日も仕事だと言って出かけていたとします。
妻としては、一緒に過ごす時間が少なくて寂しいけれど、夫が仕事に打ち込めるよう、寂しくても我慢していたとします。
ところが、帰宅が遅かったのは不倫をしていたせいで、休日出勤も全て不倫相手と会うためのウソだったと分かりました。
こんなときは、つい「ふざけるな!」と怒りをぶつけたり、「あなたは平気でウソをつける人だったのね!」となじったりしてしまうものです。
最初はそれでも構わない(仕方ない)と思いますが、怒りをぶつけたり、なじったりするだけだと、夫は妻の本当の気持ちがなかなか理解できません。
ここで妻の気持ちを整理してみると、妻の本当の気持ちは、「夫が仕事に打ち込めるように、寂しくても我慢をしていたのに、実は不倫をしていたと知って、裏切られた思いがする」ということでしょう。
また、夫の仕事を応援していたのに、その気持ちを踏みにじられたようで、悲しくて、悔しい思いもあるでしょう。
このように、自分の気持ちを整理して、夫に率直に伝えれば、夫も妻の気持ちを理解しやすくなります。
夫に気持ちを分かってもらえないときは、まずは自分の気持ちが整理できているか?を自己分析してみましょう。
そのうえで、整理した気持ちを率直に、分かりやすい言葉で夫に伝えてみて下さいね。
・電子書籍「夫の不倫対処マニュアル」
・電子書籍「不倫を反省して妻とやり直したい夫のための本」(夫向け)
・電子書籍「不倫をする夫の心理がわかる本」
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