こんにちは。和久田ミカです。
私はいくつかSNSを使っています。
フェイスブックとか、とか、インタグラムとか、threadsとか。
ヒマになるとつい眺めてしまうのだけど、先日 いやだなーと思うシェアを 立て続けに見たのです。
詳細は控えますが、お子さんがいらっしゃらない方が、
「親はもっと〇〇な育児をするべきだ」
と訴えているブログでした。
そのうちのひとつは、すんごく上から目線。
読みながら思いましたよ。
「キミになにがわかるんだ？」
ごめんね、ここからは お子さんがいらっしゃらない方には 不快な文言も出てくるかも、です。
いやな気持になりそうな方は、画面を閉じてね。
いやな気持になりそうな方は、画面を閉じてね。
私はもともと小学校の教師でした。
妊娠とともに退職しましたが、学校で出会う子どもたちは、それはそれは かわいかった。
妊娠とともに退職しましたが、学校で出会う子どもたちは、それはそれは かわいかった。
他人の子どもでも こんなにかわいいんだから、いわんや 自分の子どもをや…
と 子どもを産んだら、想像を超えるかわいさ！
そして、心が震えたのですよね。
以前、同僚の先生が言ってた
「親というものは、宝物を学校に預けているのよ」
という言葉を心の底から実感しました。
でも、子育てを通して 同時に知ったこともあります。
かわいいだけではない、ということ。
自分の子どもに、なんでこうも腹が立つんだろう、という葛藤も。
子どもの寝顔を見ながら、何度 ごめんなさいと謝っただろう。
自分のふがいなさに 悲しくなることも。
教師だった時分に、子どもたちの様子を見て、
「親の愛情不足が、問題行動を引き起こしている」
「もっと〇〇してあげればいいのに…」
なんて 知ったようなことを 思ってしまった自分を、ぶん殴ってやりたい。
今、ネグレクト気味に見えても、今彼ら、彼女らが生きているのは、お父さんやお母さんが世話をしてきたからなのだ。
その過程を 忘れるところだった。
だから、誤解を恐れずに言うならば、
子どもを育てたことがない人が、人の子育てに 口出しするな、と思う。
どんだけ 想像しても、体験してない人には わからないから。
あのかわいさも、あの憎たらしさも。
親としての至福の気持ちも、自分を責める気持ちも。
もし、あのときの自分にアドバイスするなら、
「無知の知」
を知れ、ということ。
独身教師だったころ、
「知らない」「想像でしかない」「分析でしかない」
ということを、もっと謙虚に受け止められたら よかったな。
「宝物を預けている」保護者の不安に もっと寄り添おうという 気持ちを持てたら、よかった。
本当の意味では理解できないけど、言葉の向こう側にある 気持ちや思いに 寄り添うことはできたはずだから…。
でも、悲しいかな。
教師は「正しさ」で ものを見る癖がついている職業。
当時のわたしには、ちょっと難しかったのかもしれません。
注意）教師でも、寄り添うことが上手な人がたくさんいます。「私は」下手だったのです。
余談ですが、その思いから作ったのが、初級講座です。
コーチングもいろいろあって、「正しさ」という軸が強いものも多い。
「寄り添うってどういうことだろう？」と 考えて、考えて作りました。
→オンライン体験レッスンもあるよ(1500円です）
そして、こういったことは、育児に限らないかもしれません。
介護については、介護をしたことがある人にしかわからない 何かがある。
シングルには、シングルにしか わからない何かがある。
離婚した人には、離婚した人にしかわからないことがある。
そうやって、
「私はわからない」「私は知らない」
という謙虚さをもって相手に接することができたら、
「私はあなたを理解したい」「寄り添いたい」
と思えるようになるのではないかな、と 思います。
私のような相談業（コーチ・カウンセラー）もそうですね。
「知らない」
という立場にならないと、どうしても 指導したくなったり、正したくなったり。
１時間話を聞いたぐらいで、その人のことを全部分かった気になるのは、傲慢よね。
相談業は、無知の知。
知らないからこそ、お互いに
「もっと知りたい、理解したい」
と思うことが大事じゃないかなーと思います。
無料動画セミナー
よろしかったら、登録してね。
心理学、カウンセリング、コーチングの要素が詰まった、あなたの生き方を変える講座です。
今募集している、「光と影の心理学」のエッセンス版です。
シェア・リブログは大歓迎♡ご連絡は不要です。
メルマガやLINE@にご登録いただくと、お知らせが届きやすくなります。
無料メルマガ「ママを楽にする魔法の言葉」（読者６千人超）
コーチ・カウンセラーの起業集客無料メルマガ「ミカbiz」（読者７００人超）
募集中・募集予定の講座
募集
