おはようございます!
さんくるです。
まったくもって
バレンタインらしくない記事で恐縮です。
乳がん術前化学療法中には
鎮痛剤服用に注意とのこと
元論文→☆
今腕が痛くて母が飲んでいる鎮痛剤
セレコックスを調べていたら
乳がん術前のドセタキセルと併用すると
全生存期間(OS)が短縮したという
ニュースが出ていたのです。
中身が数字ばっかりで
ちょっとアレな私のオツムでは
理解できなかったから
ワードから調べてったんで
全然間違ってるかもしれないけど
そもそもCOXは
シクロオキシゲナーゼという酵素で
COX-1とCOX-2があって
COX-1は
胃酸の分泌の抑制、止血、腎血流維持など
血管の収縮や血小板凝集に関係していて
COX-2は
炎症が起きた時にドパッと出て
「痛い」と感じることに関係している
らしい。
COX阻害薬の
ロキソニンやアスピリン、
インドメタシン、イブプロフェンなどは
COX-1も2も両方とも止めちゃうから
早く効くけど
胃が悪くなったり腎臓悪くなったりする
じゃ2だけ止めちゃえばいいんじゃん?
ってことになって
2だけを阻害して
ゆっくりだけど長く効いて
胃に優しい薬として作られたのが
セレコックス。
だけどこれも本来なら
血管の収縮や拡張に伴って
痛いよーとなるべきものを
ぶった斬っているから
心筋梗塞リスクが1.5倍になっちゃってる。
なおかつ
COX-2遺伝子はがんに関連するといわれていて
それを阻害しちゃうと
セレコックスなしの抗がん剤だけを1とした時に
セレコックス投与群では1.71
COX-2発現低率群では3.32
COX-2発現高率群では0.8
難しいこたぁわからないけど
ドセやってる人がセレコックス服用して
COX-2を発現させないようにすると
まったく服用しない人に比べて3倍以上
いろいろ問題起きるという話。
病院で鎮痛剤もらう時に注意。
ご訪問ありがとうございます。