おはようございます!

さんくるです。
 
ぜひとも注意喚起したく昨年の記事を再掲しています。
 
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私がブログを始めたのは、化学療法をする方に抗がん剤の心毒性について知っていただきたかったからなのでした。
 
もちろん全ての抗がん剤に心毒性があるわけではないのですが、薬品名、薬剤名を書き出すと小難しくなるので十把一絡げに抗がん剤とここでは言います。
 
ご自身の受ける(受けておられる)薬剤は病院からもらう用紙に説明書きがあると思いますので個々の薬剤名で検索してみてください。
 
それと、誤解しないでいただきたいのは「だから抗がん剤は受けるのやめて」ということでは決してないということ。
今現在、我々が受けられる治療の中で最も研究され、効果の(副作用も)証明がなされているのが抗がん剤治療だからです。
 
抗がん剤による心臓病は、急に発現する心臓病もありますし、蓄積していくものや遅発性のものもあり、時に数十年して(つまり治療によりがんはコントロールできていて、心臓病だけが)発現する場合もあります。
 
化学療法中に分かるような心機能障害が起きれば、その後治療法の選択肢が狭まってしまうことにもなります。
 
薬剤性の心毒による心機能障害は不可逆。
つまり自力で治癒することはないと言われています。
そして薬剤性の心不全は発現してしまうと3年生存率50%と言われている非常に致死性の強い副作用です。
 
この3年生存率50%は治療しなかった場合なので、早く気づいて治療を始めればパーセンテージは上がります。
つまり知っているだけ、気づくだけでも生存率が変わってくるのです。
 
それでも私の場合、化学療法終了後5カ月で心不全が発覚し、そこから心臓病の治療を始めましたが3年経たずに致死性不整脈による心停止を起こしています。
 
心臓が止まると概ねの人が死にます。
 
生きるための治療をするつもりで死んでしまっては元も子もないと思うのです。
 
だからぜひ、心臓の疲弊は早く見つけて抗がん剤の減薬したり治療のサイクルをゆっくりにしたり、「抗がん剤由来の心機能障害」に効く薬の投薬(保険がきくのは血管外漏出のみ)を始めたりしていただきたいのです。
 
明日に続きます。
 
 
 
 


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