おはようございます!

さんくるです。

 

わかってますわかってます

私みたいな素人が

なんやかんや言うのを聞くぐらいなら

ちゃんと専門家に聞いた方が良いって。

 

でもね

勉強ってめんどくさいじゃん。

 

世の中には夏休みの宿題を

計画を立ててそれに従ってやる人と

先にちゃっちゃやって終わらせる人、

それに
一応計画らしきものは立てたけど
先に遊んじゃって
明日明日と思ってるうちに
8月31日になって
真っ青になる人がいて、
私ども真っ青グループもね
それなりに
「勉強しなくちゃ」
とは思っちゃいるんですよ。
 
だからね、
特別デキの良い方々には
「あーハイハイ」って
薄目あけて見ていただけると
ありがたいでございますです。ええ。
 
 
まぁそんなわけで
(前置き長っ)
 
昨日までの話の中じゃ
アドレナリン(エピネフリン)
命を脅かす「やべぇ汁」
みたいな言われ方だったけど
もちろん生きるために必要だから
自動的に出る仕組みになってる。
 
外敵に襲われて殺るか殺られるか
なんて時には
アドレナリンがドバッと出て
血糖値上昇して集中力も判断力も
冴えわたり、
体温上昇
痛覚は遮断
末端の血流は脳と筋肉に集合
食欲も睡眠欲も性欲も感じなくなる。
 
この作用でアドレナリンには
腫瘍縮小効果がある。
 
昨日言ってた
血液の中の白血球に含まれる
免疫細胞で
リンパ球の80%がT細胞
残りの20%のほうのNK細胞ちゃん
の出番。
 
アドレナリン出ると
NK細胞活性化
NK細胞が腫瘍を攻撃
腫瘍縮小
 
 
せっかくこの体の中に
元々ある
腫瘍縮小効果を
使わないのはもったいないじゃん
ってんで
NK細胞療法と言われるものが
自費診療であるけれども
これについては
私は何の情報も持ってないから
語るべきものがない。
 
それにほら
サイトカインストーム問題も
あるじゃん。
 
ここでやっと
サイトカインストームを
防ぐには
って話に行き着く。
はぁ長かった。
 
暮れのネイチャー564号に載ってた論文で→
 
心房性ナトリウム利尿ペプチドが
サイトカイン放出症候群を防ぐと

なにしろ
アドレナリンどびゅどぴゅ出ちゃうと
血管収縮、心臓バクバク
このままでは体がもたーん!ってんで
心臓から悲鳴が上がると
血管に「もう拡張してくれー」
のサインとして
抗炎症たんぱく質
心房性ナトリウム利尿ペプチド
(ANP)が放出される。
 
よく私が抗がん剤治療の時に
BNP測ってほしいって言ってるけど
ANPもBNPも心臓から出るホルモンで
何らかの要因で心臓に負荷がかかると
この負荷を和らげようとして
ANPやBNPが分泌されるのね
 
ANPは心房から、BNP心室から。
 
BNPのほうが鋭敏に反応するから
検査項目として現状を把握しやすい。
 
あ、また脱線してる(;'∀')
 
今世界中で研究されている
がん治療の多くは
免疫応答を利用した治療。
 
腫瘍溶解性ウイルスや
腫瘍溶解性細菌や
良い成績を残してるけど
1回5000万だ7000万だって
話題になったCAR-T細胞治療も
免疫応答の過剰活性化による
重大な副作用が
すごーく大きな課題だった。
 
この課題を
元々体に備わった反応であるANPで
解決できるようになると
一気に多くの療法の
治療効果が増大するんじゃないか
 
という希望に満ちた説を
紹介したいと思っただけなのに
えらい時間がかかってしまったよ。
 
長々お付き合い
ありがとごじゃいましたー!(^^)!

 


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     さんくる拝