おはようございます!
さんくるです。
お休みいただいて
過去記事を再掲しています。
ちょっと時間が経っちゃったんだけど、
去年の暮れの
サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)の
ポスターセッションで気になったのを2つ
正しくは本家本元に→★
乳がんだけじゃなく
一度でもがんにかかった人は
自分の努力でなんとかならないかと
色々なことを試すと思うんだけど
上記の2つの発表では
自分でできること
運動や生活習慣の見直しで
体質が改善できることを
指し示しているんじゃないかと
気になったというわけ。
この米国がん学会の発表では
HER2陰性で化学療法後の早期乳がん患者
ぽっちゃり系3,643人を
「ちゃんと健康習慣つけましょうね」って
説明を受けるだけの人たちと
生活様式改善プログラムとして
食事の改善法
脂肪摂取量の削減法
身体活動を増加させる方法
などを電話でちょいちょい指導されたり
わかんないこと聞けたりする
2,292人に分けて
2年間追跡調査したら
の人たちは平均0.95kg体重が増加
の人たちは平均1.0kg体重が減少
2年間ずっと改善に取り組めた
の人は
途中でギブしたの人よりも
無病生存率が35%高くて
の人たちより
無病生存率が約50%も高かった
年齢や閉経の有無、
腫瘍の大きさやホルモン受容体の有無、
化学療法の種類なんかで
いろんなパターンで同人数にして
比較してみたけど
やっぱり
の人たちよりの人たちの
無病生存率が約50%高かったと。
この実験は早期の患者だけしか
対象になっていないし
乳がんの予後においては
ステージやクラスやグレードのほうが
生存率に関連するのは
間違いないんだけれど
身体活動が少ないぽっちゃりさんは
体重管理に気をつける人たちよりも
乳がんの発生リスク・再発リスク
ともに高くなって
生存率が低くなるという
エビデンスが示されてしまっている。
ちょっとずつでもいいから
動いて体重管理しなくちゃね。
と、自分に言い聞かせてみる。
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