パリの街はイルミネーションを眺めながら
買い物する人達で賑わっています^
今日は少し前から綴っていたヨガ記録をまとめようと思います。
このブログで何度か書いていますが
私はヨガの師匠と出会って、
パリ生活がガラリと変わりました。
人間的に魅力的すぎて
本当に尊敬していたので、何も考えず
ただひたすらついていきました。
姿や行動で示してくれる方なので、そこまで多くの言葉は交わしたわけではなく、私も必要以上に質問をしたり踏み込むようなことはしていません。
というか、できません。
ただただ憧れて、尊敬していました。
授業の時に「こうしなさい」と言われたら、その時できる最大限の力で取り組みました。
まだ怖さが残るポーズの時は進んでやろうとはしませんが、直接指導してもらうと、信頼をしているので思い切って身体を預けられるというか、いつも遠くまで行くことができました。
わたしの今年の目標、いや、自分へのクリスマスプレゼントとしてあるヨガのポーズを完成させることに決めました。
「何それ⁇」
と思われた方もいるかもしれませんが、
目に見えない精神的なものを信じられるようになり、物質に執着しなくなったので
何かモノを手に入れても、本当の満足感は手に入れられないと感じていたからです。
ヨガ友とも話していたのですが、目標を立てないといつも同じところで止まってしまいませんか?
だから私はかれこれ2年近く練習している
Full camel poseを一人で完成することをゴールに掲げ、クリスマスまであと何回レッスンがあるのかカウントしてコンディションを整えていきました。
やっていくうちに、
どんどんデータが増えてきて
次に繋がっていきます。
「もう少し胸を開い方がいい」
「呼吸が大事だな」
「焦ったらいけないんだな」
など、必ず気づきがあるのです。
やっているときは、どうしようもなく苦しくて。
でも、何度もできるわけではないですし
一回のレッスンを大事にして少しずつ探していきました。
必ず足りないものが見えてくるのです。
そして、12月15日(土)…
奇跡が起こりました。
全ての条件が揃ったのだと思います。
十分に胸は開き、身体の準備はできていました。
少し興奮と緊張がありましたが、心は穏やかでした。
まずは1回目の挑戦…
膝立ちになり、足先が当たらない程度に壁に近づきます。
両手を胸の前で合わせ息を吸い、
はくタイミングで少しずつ後ろへ下がっていきます。
胸はできるだけ遠い距離を描くように、太もももは床に対して垂直を保ちます。
ゆっくりと続けていくと自分の足が見えてきます。
師匠の支えでこの先かかとをつかみ、さらに肘を合わせ床につけるところまではだいぶ前(1年半前?)からできていましたが
今回の目標はひとりで完成すること。
いつも足が見えて、その先、かかとをつかむことがどうしてもできなかった。
見えてるのに掴めない。
自分の体がわかりませんでした。
腕、肩、どうやったらいい?
胸の開きが不十分?
呼吸が浅い?
何が足りないの?
でも、この日は違いました。
いつものように下がったら足のかかとまで
目に入ったのです。
焦らず呼吸をして、私は左の方が柔らかいので左のかかとを掴みにいきました。
「…つ、掴めたっっ」
「Très bien!」
師匠の声が聞こえました。
その瞬間我に返りました。
1セット目は壁を使っていたので、
これ以上は進めませんでした。
でも、いつもと明らかに違う。
いける気がしました。
既に呼吸は苦しいし、やれてもあと1回。
壁を離れるよう師匠に言われ、
2回目のチャレンジです。
※一度に投稿しようと思ったら
文字数オーバーと言われてしまったので
2つにわけることにしました。
続きもよろしくお願いいたします^^。