めちゃくちゃ久々のブログ。
でもなんか記録しとかないといけない気がして書きます。
チヒロ9才、シューへイ6才、ブログお休み中の5年間にとにかくいろんな成長がありました。
今日はチヒロの話。
何年か前から心配してた、シリアスな場面で自分の気持ちを言葉にできないこと。発達検査とか、スクールカウンセラーの先生に相談したりしてました。
でもやっぱりどうにもならなくて、子供が自分の性格を理解した上でうまく付き合っていくしかないのかなと思っていました。
でもなんだか年々塞ぎ込むというか、友達に自分の気持ちを言えなくて、諦めて、どんどん友達を避けるようになっていって。友達と揉めた経験がトラウマみたいになって積み重なって余計に意見を言うことを諦める悪循環に感じられていました。
それもチヒロからは言葉では伝えられてないので、様子を見て私が感じ取ってるだけだったのですが。
ついには不器用なチヒロの自己表現になると確信してたダンスが楽しくないと言い始めて…。
私もかなり悩んでいました。
今日寝る間際の事。
チヒロとシューヘイの喧嘩勃発。
喧嘩自体はよくあることなのですが、最初から最後まで私の目の前で怒った喧嘩だったので掘り下げることにしました。
チヒロが描いたシューヘイの似顔絵が下手すぎてシューヘイが激怒、チヒロから絵を取り上げて泣くという…
シューへイ「あんな気持ち悪い絵描かんとって！」
5分ほど沈黙の後、
チヒロ「………ごめんね。」
母「ん？それでいいの？ちーちゃん言いたいことないの？」
チヒロ無言。
母「ちーちゃんはどんなつもりで似顔絵がいたの？意地悪な気持ちで描いたの？」
チヒロ、無言。でも泣いているので、気持ちを確認。
母「今どんな気持ち？嬉しい？悲しい？悔しい？つらい？
どれか近い気持ちある？」
反応なし
その後しばらく同じような問いかけをしながら10分ほど経過。
いつもはここから私が誘導して気持ちを炙り出す作業をしていたけど、今日は時間がかかっても気持ちを自分で言わせたかったので待つことに。
時々話しかけながら
30分ほど経った頃、シューへイは眠気が限界だったので、明日必ず話の続きをすると約束して先に寝ることに。
チヒロは静かに泣きながらも黙ったまま。
そもそもチヒロがどこまで話をする気があるかもわからなかったし、何を聞かれてるかわからず時間をやり過ごそうとしてるのかもしれない不安もあったので、とりあえず理解しているのかどうか、状況整理をする事に。
膝に座らせてリラックスできるようにしながら
母「シューヘイってなんで怒ってたん？」
チヒロ「…ちーちゃんの絵が下手だったから」
母「それは意地悪で下手くそに描いたの？」
チヒロ「…分からない」
母「意地悪で描いたんじゃないと思うけどなー、そんなことする？」
チヒロ 無言。
母「だってちーちゃんの絵って味があるやん(笑)」
(いつも独特の絵を描いて笑わせてくるチヒロ)
チヒロ (笑)
母「もし意地悪な気持ちで描いたんじゃないなら、それはママだったら伝えたいけどなーどう？」
チヒロ 首振る
母「どっち？意地悪なん？」
チヒロ 首振る
母「ちーちゃん、悪者になっちゃってる気がしない？
前にもこういう事あった気がするなー！
損した記憶いっぱいあるでしょ？
ちーちゃんにはもう、気持ち言えなくてつらい思いしてほしくないなー！
手伝うから、どんな気持ちか考えよう！
今どんな気持ち？
気持ちが伝えられなかったら、ママだったら辛いかなー」
時間をかけながら色々話しかけると、少し反応があり。
母「どんな気持ちで似顔絵描いたの？もしかして笑わせようとした？」
チヒロ「い…っしょ…うけん…め…かいた」
カタコトだったけど、やっと自分の言葉が出てきました。
しかも、私が使わなかった言葉で返ってきたのは、ここ最近では本当に珍しい事だったので母泣きました。
母「やっぱりそうやったんや〜！
明日の朝、シューヘイ起きたらそれ言える？？」
シューヘイの寝顔に向かって予行演習
チヒロ「ちーちゃん一生懸命描いた」
小4とは思えないカタコトだったけど、明日朝頑張って言おうね！
また時間かかりそうだな…
さて、ここまで約2時間。もっとかかるかと覚悟はしてたけど。
やっぱりチヒロには時間がいるんだ。
信じて時間をかければ言葉は出るんだなー。
いつもシューへイを待たせるのが可哀想に思ってしまったり、あまりのチヒロの無反応にやり過ごそうとしてると思ってしまい、充分に時間をかけてあげられなかったことを反省してさらにまた泣けました。
ここからどう変化して行くかは分からないけど、もっと早くこうしていれば何か違ったかもしれないとか、いつも私ばっかり喋りすぎてたなーとか、小さい頃の事まで遡って色々反省しました。
5年前に書いてたブログでは、チヒロはちゃんと自分の言葉でしゃべってたんだなーと今読み返して気がついてまた反省。
でも、記録しとくのって大事なのかもしれないなー。
また、読み返そう。
