私が中学生になってはじめて英語というものを

習った時の事を振り返ってみても

そんな 間違い はした事はなかったような気がする

なのに当教室の生徒たちの何人かは

私には考えられないようなこの 間違い をする


なぜその 間違い をするのかと訊くと

「なんとなく」 と言う答えが返ってくるので
本人も良くわかっていないようだ


よく観察していると 間違う というよりは


はっきりと区別がついていない 

と言う方が正しいのかもしれない

それは何かというと

      b     d

平気で dog  を bog  と書く
そして、指摘されるまで気づかない

読むときも  dream を 、 リーム?と読もうとする

最近の子供たちはなぜ b d の区別が
つかないのか?

そして、なぜ何度教えても

直らないのか?

私にはさっぱりわからないのだけれど、

でも、どうやらこの b と d をしっかりと区別できる
ようになる事が、英語学習の
真の第一関門なんじゃないだろうか、と
今日のレッスンでふと思ったのだった

言ったときは気づくのだけど、その気づき方がどうも

あ、先生がここの b は違う(これは「ブ」と発音しない)
と言っている
ってことは…これに似てるから d (「ドゥ」)なんだろう

という二者択一的な思考に基づいている感じなのだ
(こっちじゃないならあっち、みたいな…)

これは最近の子供たちの(他の教科にも共通の)学習習慣から
来るものなのかもしれないなぁ~


困ったものだ