FBより
先日読んだ阿川佐和子さんの『聞く力』の中に、聖飢魔Ⅱのデーモン小暮さんと対談したときのエピソードが載っています。
阿川さんは、ロックにあまり詳しくないため、対談のとき、思い切って「ヘヴィメタって、なんですか?」と聞いてみたそうです。
そのときのデーモン小暮さんの答えが、次のとおりです。
「ロックがいろいろな枝葉に分かれていく中で、速さと激しさを追求したものをハードロックというんですね。♪ガンガンガンガン、ガガーンガンガーンガーン、タターンターンタ、バーンバーンバーンっていう感じ」
「じゃ、速くて激しければ全部ハードロックなのかというと、そうではなくて。そこからまた枝葉が分かれていって。早くて激しいけれど、ドラマティックであったり、仰々しい決めごとを取り入れる。たとえばクラシック音楽のワンフレーズを持ってきて、あるポイントに来たら全員がちゃんと、♪ダダダダーンみたいにベートーヴェンの『運命』のメロディをぴったり合わせる。そういうのを様式美というんですけどね」
「簡単に言うと、様式美の要素を入れないと、ヘヴィメタルとは認定されないんです。ハードロックに様式を持ち込むと、それがヘヴィメタルになるというわけ」
そして、阿川さんの感想。
「そうかあ。ヘヴィメタって知的なんだ。もっとハチャメチャな音楽かと思ってた」
そして、デーモンさん。
「ハチャメチャなのはパンク。速くて激しいけれど、♪うまく歌ったってしょうがないじゃーん。上手に歌うことになんの意味があるんだ~、ってのがパンク。だけど、ヘヴィメタルは上手じゃないと駄目なの」
この、デーモンさんとの対談エピソードを読んだ後に、ジェジュンのロックアルバム(ヘヴィメタバンドメンバーのプロデュースあり)発売のニュースを聞き、「ヘヴィメタは歌が上手じゃないと歌えないロックだから、ジェジュンにぴったりなんだ!」と納得したのでした。
ロックが何かは未ださっぱりわかっていないのですが、デーモンさんのおかげで、数あるロックの分野の中で、ヘヴィメタは歌が上手じゃないとできない分野だっていうのはわかりました。
阿川さんはさらに、デーモンさんにこんな質問をしています。
「CDを聴いていて思ったんですが、こうしてお話しているデーモン閣下はものすごく低音のダミ声なのに、歌を歌っているときの閣下の声は、ボーイソプラノのように高くないですか?どうしてなの?」
これに対して、デーモンさん。
「それはね、理由があるんです。あれだけの轟音で演奏している中で、低い声で歌うとぜんぜん聴こえないんですよ。高くないと声が通らないから、だからヘヴィメタのボーカルはみんな、必然的に高い声で歌うようになったんです」
なるほど~!です。
ヘヴィメタは、ジェジュンの高音の歌声が生かされる分野でもあったんだな~と、さらに納得でした。
ロック超初心者の私にとっては、デーモンさんの解説はすっごくわかりやすくて、もっと詳しく説明してほしいなあ~と思ってしまいました。
専門的な用語とかカタカナとか並べて書かれたものを見ても、全然読む気になれないし、見てもよくわからないんですもの
とりあえず、デーモンさんの歌をちゃんと聴いたことがないので、動画探して聴いてみました。
たしかに、とっても上手でした。
ジェジュンの歌うロックを聴くのが、楽しみです
初売りで、犬福袋買いました。
これで\1,000
おもちゃもベッドも気に入ったみたい。
そのまま寝ちゃいました。