Hughes&Kettner TRIAMP Mk1 真空管交換。 | サウイフモノ ヒロバッキー オフィシャルブログ「講演会のススメ」Powered by Ameba

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ギターアンプの、前回は プリ管に続いて今回はパワー管を交換しました。
先に記しておくと、プリ管ってのは音色を作るところ。
細い音にしたり太い音にしたり、ゴリゴリにしたりチャリチャリにしたり、ラジカセやコンポで例えるとトーンとかイコライザーの部分。
前回はここを交換していー塩梅になった。
でもプリ管だけではイヤホンから漏れる程度の小さな音にしかならないの。
それをライヴハウスやホールでもとどろく大音量に音を増幅させる部分がパワー管。
今回はこれを交換した。







右側の小さいのがプリ管。
左側の大きいのがパワー管。
今まではRUBY EL34管を載せていて今回は、







Mullard(ムラード)社製のEL34管を4本全て交換でございます。
バイアス調整もしてもらって4本とも46mAで調整してもらった。
写真はすでに引っこ抜いた状態。わりと簡単に抜ける。ふふ。

ちなみに

このMullard、ちょっと高級管でして、偽物もすげー出回ってるとの事。
粗悪管なのにでロゴマークがプリントしてあって本物そっくりにして激安値で売ってたりするんだと。
なんか最近似たようなニュースがあったね。







バチコーン!と4本しっかり差し込んでテストもOK。
音の曇りと濁りがなくなってスッキリして快適!
すげー気持ちいい!

ただ

真空管アンプってのは電源を入れてジワ~っとだんだん温まってきて、だんだん音が出るようになるものなんだけど、このMullardちゃんは温まるまで時間がかかる。
今までは1分もあれば音がちゃんと出るようになるんだけど、倍くらい時間がかかる。なんなの。
新品だからそんなもんなのかな?と思いつつ、機械だけれど機嫌良い悪いがあるのか人間っぽくて、まぁいいや、と楽観的に考えてます。

どんな音が鳴るかは実際にライヴで使ってますのでどーぞ聞きにいらしてください。
次はボードを組み直すよ、ボードを。
そんな日々。