どの季節よりも、夏の終わりはもの悲しい気がしますね。

「暑い!暑い!」と言いながら、いざ涼しくなってくるとちょっと淋しい?

熱く燃えた恋が、冷めてゆく虚しさは、歌のテーマとしては不滅です!

(赤く燃えてた鯉が、負けてゆく虚しさは、とても歌にはならない・・・)

 

どうでしたか?今年の夏は?

と問われたら、何と答えましょうかね?

「夏だから 暑いのは当たり前だけど、去年ほどではなかったかな?」

ただ人間の記憶なんていい加減なもので、去年どのくらい暑かったか?

もう覚えてない!!

今年の夏を生き抜くことに必死で・・・いやマジでそう思うことがあります(笑)

 

今年の甲子園は、星稜のO川君が記憶に残ってますね・・・

毎年行われる、夏の高校野球ですけど、最近ちょっとルールや認識が変わってきました。

これも時代なんでしょうけど、タイ・ブレークとか聞きなれない名のルールや、

玉数制限?(まるでメジャーリーグ)

 

オレが高校3年の時、甲子園のヒーローはO田幸司でしたね。

大鵬みたいなハンサム・ボーイで、東北の名もない高校を決勝まで一人で投げ抜き、

名門 松山商を相手に引き分け再試合!

翌日、松山は違う投手を先発させたのに、三沢高はやっぱりO田!!

結局、O田は打たれ、三沢高は敗れたわけですが、

今でも語り継がれる“玉砕の美学”

日本人の好きな“判官びいき”ってやつです。

 

甲子園は、ドラマのオンパレードで、挙げたらそれこそ一冊の本になるけど、

同年代ということもあり、オレのベスト1は、青春のメモリー 三沢高の奇跡!!

 

ちょうど半世紀前くらいの話でしたけど、現代に戻りますと、

前述の試合展開はもはやあり得ない話で、今でしたら、延長12回ですか?

まずタイ・ブレークになってますね。

だから引き分け再試合にも多分ならない?

投手の故障防止のための配慮を、大人が考えてあげているということでしょうけど、

昔のような、劇画の世界のようなストーリーは生まれにくいですね。

そこに、オレみたいなオッサンは、ちょっと複雑な気持ちかな?

 

去年の  Y輝星なんか、ほとんど一人で投げ切ったし、今年のO川も

「倒れてでも投げたい」という話を聞きました。

昔はスゴイ話がありまして、骨折したまま投げ続け、「泣くなB所、選抜の花」

と称えられたとか、準決勝・決勝合わせて 41回を投げ切ったB東とか・・・

まさにアンビリーバブル!!

 

今回で101回の、夏の高校野球。

その人気は不滅ですが、前述の問題以外にも 検討されていることがあるとか・・・

・猛暑を避け、ドーム球場での開催

・または時期をずらす

 

ウーン これはいかがなものか?

一番暑い時期に、聖地“甲子園”でやるからこその盛り上がりでしょう、やっぱり!!

 

オレに言わせてもらえば、それは来年の東京オリンピックの議題じゃないか?

1964年の時は、10月開催だったのに・・・

マラソンのスタート、7時が6時になったらしい・・・

今さら、開催地を札幌か仙台に出来ないか?

(「出来るわきゃねえだろうが!!」)

 

さていよいよ実りの秋の到来です!!

ああ栄冠は君に輝け!!