前回のブログ
『御尽力に感謝いたしております』 より続きます。
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12610260160.html
2020/07/18 再投稿
2020/07/16投稿の当ブログ内 球磨は祈りの地 の中で
「生かされた」と言う言葉を使いましたが、私は不適切であったと考え
「生きる事が出来た」と言う言葉に変えさせて頂きました。
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今回の豪雨災害
犠牲となられた方々の御冥福をお祈りいたします
行方不明の方が一日も早く愛する方々の元にお戻りになられるように
どうか一日も早く とお祈りいたしております
さらに
新型コロナウィルスの感染により、お亡くなりになられたすべての方々のご冥福を
心からお祈り申し上げます
感染した方々の早期回復を心からお祈り申し上げます
皆様方 ご報告があります!
沢山の方々の知恵と工夫が集結。ご尽力頂いたお陰で
私の住む集落「宮麓 侍村(まちむら)」地区の水道から水が出るようになりました!
家で洗濯機を使って洗濯が出来る!
お風呂に溜めていた「ちょろちょろ水」をバケツに汲んでトイレに流す作業も、これからはやらなくても済みます!!
凄く便利になりました!
そして・・さらに! 飲料水として利用する事も可能となりました!
浄水場が復旧されたからではありません。
球磨郡あさぎり町岡原北(旧岡原村大字宮原)一帯を支えていた、私の住む集落「宮麓」の山麓に造られた浄水場は大きく破損していて、そこに行くまでの道も崖崩れや、宮原川の氾濫で道路が崩壊して自動車も通行不可能です。
沢山の方々の知恵と工夫が集結
水道から流れてきた井戸水
①経緯
7月13日
前回のブログを書いた翌日。午後から水道から僅かに出ていたちょろちょろ水が勢いのある水へと変わりました。
すぐにご近所の方へ連絡すると
すでに復旧されていた、あさぎり町岡原南(旧岡原村大字岡本)の浄水場の水が「宮麓」(私の住む集落)内の「まちむら(侍村)」地区に配水された
との話を聞く事が出来ました。
やった!良かった!!😭 と喜んでいた所・・・
翌日、7月14日の朝、町の上下水道課の方が家を訪ねて来られて、今後についてお話を伺う事が出来ました。
『一晩、この地区(まちむら)に配水を行った結果、この地区の下方に伸びる配水官が老朽化に加えて今回の豪雨により破損しているようで、漏水が発生。このまま、岡本地区からの配水をこの地区に行うと、岡本の浄水場のタンクの貯水量に重大な影響を与えてしまいます』
『検討した結果、この地区には、すでに岡原北(旧宮原)の他地区に応急処置(仮対応)として配水を開始した井戸水を配水させて頂きます』
『この井戸水は、過去、井戸を掘った時には水質調査の結果合格でしたが、今回、未だ水質調査結果が出ていませんので、飲料水としては利用出来ません。洗濯、トイレ等での利用は可能です。飲料水は給水車の水を利用して下さい。食器洗い、うがい等は給水車の水を利用して下さい。水は出ますが不安定ですから節水は引き続きお願い致します。』
とのご説明を頂きました。
私は、水道から水が出ると言うこと事態がとても嬉しくてありがたくて、ご尽力頂いた方々に
心から感謝致しました。
これで、ちょろちょろ水をじみ~に溜めて、手洗いで大量の洗濯を行わなくても済む!トイレにバケツで水を流さなくても済む!
良かった~ と ほ~っとしたからか・・・張り詰めていた気持ちが抜けてしまったのか・・・
午後から突然、軽い喘息の発作が・・・
薬を飲んで横になりながら「どうした!!気持ちが緩んだのか!しっかりしろ!!」と自分に言い聞かせていた夕方・・・
突然の防災放送が・・・防災ラジオからも流れてきた「お話」は・・
『この地区に配水されている水(井戸水)が水質検査の結果、利用基準に達している事がわかりましたので飲料水としてご利用頂けます。ただし濁りが見られる場合は給水車を配置していますので、給水車の水をご利用下さい。引き続き節水をお願い致します』
良かった!!
水が・・飲める!料理にも使える!食器も洗える!うがいも出来る!!
豪雨災害後、ここまでの期間、
一刻も早く、水の配水を!とご尽力頂いた方々のお陰です。心から感謝致しました。
破壊された浄水場の復旧工事に重きを置いたら、こんなに早く水道から飲料水は出てこなかったでしょう・・・・
井戸水の配水は、応急対応(仮対応)ですが
井戸の水を利用する!! この機転の速さ! 凄い事だと思います!
詳しくは解りませんが、少なくとも旧宮原地区の数百軒に及ぶ家々がこの応急対応(仮対応)で救われました!
この数百軒に及ぶ応急対応(仮対応)で使用されている井戸水ですが
旧岡原村「竹野」地区に過去に掘られていた物で、浄水場の被害が深刻である事が解った時点で「利用」の方向がすぐに検討されたようです。
全く使用されていなかった事により、最初は沈殿していた泥水が上がってきたそうですが、次第に綺麗な水へと変わり、ポンプでくみ上げながら、旧岡原村の標高の低い地域へと配水されて、圧力が上がった所で、標高の高い地域に次第に流れ、宮麓地区宮原観音堂まで到達。
その水が今度は下に下り、私の住む集落「侍村(まちむら)」を通るようになりました!
同じ「宮麓内」でも、場所によっては、水道からの水の勢いが弱い家々もあります。
皆で助け合っていく為にも、節水に心がけて、参ります!
②数百軒の家々を救う井戸水
地下水脈が豊かな地域であった事が幸いしているのだと思います。
そこで、今まで自分が調べていた事、勉強していた事が頭をよぎりました。
2019-04-14 22:49:12 投稿の過去ブログ
古代 自然から教わる事 です。 未だお読みでいらっしゃらない御方にはぜひご覧頂きたいと願います。
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12454159288.html
多量湧水を賦存する活断層周辺
『活断層が遮水層 として機能する』
活断層『人吉盆地南縁断層』が遮水層 として機能している結果、
多量湧水を賦存する活断層周辺だから
地下水脈が豊かな地域であった!
自然災害に見舞われたこの地は、自然災害「地震」を誘発する活断層により多量湧水を賦存する地域であった事により救われた・・・
全て人の営みは自然と共にある・・
自然の驚異には手も足もでない・・しかし・・
その自然の驚異をもたらす別の要因によって
今回は救われた・・・
私は今回、何に気が付いたのだろう・・
私は何を皆様方にお伝えしなければならなかったのだろう・・・
自問自答しながら、一つ言える事は
私達は地球の上で生きさせて頂いている・・と言う事を強く感じた・・
と言う事です。
タイトルとした「負けたくない!」とは
自分の弱くなっていく気持ちに負けたくない! と言う意味です
自分に覆いかぶさる負のパワーに負けたくない! と言う意味です
遠縁の家や知人も被災されています。
愛する故郷、郷土の姿を見ると
心は痛いです 苦しいです
だけど・・
そうだ!!
大変な被害を受けた方々を地元の皆で支えて助け合っていく為には、
無事だった私を含む方々は、
正(プラス)のパワーを持たなくてはならない
水道から出て来る仮対応とは言え新鮮な水を見て、「前を向かなきゃ!!」
ようやく、そう考える事が出来るようになりました!
2020-04-05 04:50:18 に投稿した 過去ブログ
最近考えた事③ さらに『ご縁に感謝』致しております を思い返しました・・・
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12587012117.html
この時、負のパワーに負けそうになっていた私に
す~み~さんから言われた言葉
『気持ちが滅入った状態で、愛する人達の無事を祈っても負のパワーを送ってしまうだけ
遠く離れていても、気持ちが滅入っていれば、負のパワーが伝わってしまうから、ひろっぷさんはその地で、いつものように明るく、元気でいて、皆さんの御無事を祈る事が大切なんじゃないのかな!』
今、あらためて、今だからこそ
この言葉が す~み~さんから頂いた言葉がとても胸に響きました。
☆遠く離れていても、気持ちが滅入っていれば、負のパワーが伝わってしまう
近ければ尚の事です!
実は・・・豪雨災害の後、心配して何度も電話をかけてくれた北九州の小倉に住む娘、
断水を心配して、重たい水と紙の皿や紙コップ、カップラーメンや食料を手で抱え、色々な所を周り、いち早く送って来てくれた優しい娘が、数日前から体調をくずしてしまいました。
私は、娘が体調をくずした原因は、私にある!と思いました。
娘の優しさにあまえて、「大丈夫よ」と言いながら胸の苦しさを伝えていました。
母として失格です。
娘に負のパワーを送っていたのは私です
だから!私は
正(プラス)のパワーを持たなくてはならない
自分に覆いかぶさる負のパワーに負けたくない!
今まで、日本全国で大きな災害に見舞われた方々は
勇気と力を合わせて困難に立ち向かい、前を向かれて復興なさって来られました!
その方々のパワーを見習わなければなりません!
私は何の為に今まで、歴史を勉強してきたのだろう・・?
歴史を学ぶと言う事は先人の方々が、生きた証、先人の方々が苦難を乗り越えて来たそのパワー と 知恵 を学ぶ と言う事ではないのか!?
この地に生きた古(いにしえ)の方々からお叱りを受けたような気が致しました!
第二次世界大戦前の日本の歴史学者、文学博士。考古学、民俗学も取り入れ、学問研究を進めた「喜田貞吉」氏。
日本の歴史学者。氏族制度の研究で知られ、立命館大学教授、近畿大学ならびに専修大学の教授を歴任された「太田亮」博士。
「喜田貞吉」博士、「太田亮」博士は、球磨郡久米郷を古代元祖的久米族の本拠地とお考えでいらっしゃいました。
『久米は球磨であり、久米部は球磨人、即ち肥人ならん』
『久米族の山部連は山部の総領的伴造(とものみやつこ)である』
某書より
久米は組で軍隊の総轄といい或はクマ(熊)の傳で肥人族
神武天皇は東征に方りクメール族を率いて東上された
神武天皇様が御歌いになられた久米歌
みつみつし 久米の子等が
粟生には 臭韮一茎 そ根が茎 そ根芽繋ぎて 撃ちてしやまむ
【通釈】いさましい久米の者どもの、粟の畑には臭い韮が一本。その韮じゃないが、根元も茎もいっしょに、やっつけずにおるものか。
みつみつし 久米の子等が
垣下に 植ゑし椒(はじかみ) 口疼く 我は忘れじ 撃ちてしやまむ
【通釈】いさましい久米の者どもの、垣の下に植えた山椒。その山椒じゃないが、口がひりひりするような恨みを俺は忘れないぞ。やっつけずにおるものか。
みつみつし 久米の子は
負けない!どんな困難にも立ち向かう!
みつみつし 久米の子 の系譜をひく私達は
皆で力を合わせて、互いを思い合い
どんな困難にも立ち向かう!
負けない!!
(追記あり)神矛による結界 新型コロナウィルス感染症の終息を祈願 さらに中世以降のパンドラの箱
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12594198926.html
球磨は祈りの地
結界が崩れたのであれば、
また あらためて結界を張れば良い!
この地や豪雨災害を受けた全国各地の早期復興を祈ると共に
全国に蔓延する新型コロナウィルスの感染拡大が
一日も早く終息する事を
あらためて祈願したら良い!
生きる事が出来た方々、私を含めて皆が祈り、
前を向いて進む事を
古(いにしえ)の方々は望んでいらっしゃる
守って下さっていらっしゃる
私は、そう考える事が出来るようになりました。
7月15日の熊本日日新聞に掲載されていた
人吉にお住まいの被災なさった方のお言葉です。 勝手ながらご紹介させて頂きます。
球磨川の氾濫について ●●さんは
「ダムによらない治水対策がなされないまま、今日に至ったからだ」と悔しさをにじませつつ
温暖化の影響を危惧。
『災害はどこにでも起きる。だから球磨川に罪はない
球磨川のことを悪く言う人吉の人間はいない』。
声を震わせ、あふれる涙と汗をぬぐった。
7月15日の熊本日日新聞より
球磨川に罪はない
No201(追記あり)
多良木町出身の東宮内舎人の御方 郷土の名、山河をけがさないようにと
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12560735606.html
信国鉄蔵氏のお言葉
『わたしはただ、郷土の名をそして山河をけがさないようにと念じつつご奉公したまでのことである。』
郷土の名をそして山河をけがさないようにと念じつつ
先人の方々が愛した郷土
これからは、この郷土を、復興して、これからも、この先、何百年も後に続く人達に
この美しい郷土を誇りに感じて頂けるように進んでいく事
私達、今を生きる、生きさせて頂いた皆に与えられた事
私は心臓の病を抱えていますが、肉体的な力ではなく、微力ながら自分なりに出来る事を考えて前に進んで参ります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
あと、数日間辛抱したら梅雨は明けます。
その間、皆様方十分にお気を付けになられてお過ごし下さい。
私も、十分に気を付けて過ごします。
愛する球磨の地より
ひろっぷ でした