前回のブログ『恒星アケルナル 熊本県南部以南でしか見る事が出来ない星』より続きます。

https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12629277347.html

 

私が球磨から発信するこのブログを御覧頂き ありがとうございます。
お読み下さった皆様方には心から感謝いたしております。
度重なる自然災害、さらに新型コロナウィルスの感染により、
お亡くなりになられたすべての方々のご冥福を心からお祈り申し上げます

この難局を世界中がいち早く乗り切れる日が来ることを心よりお祈りいたします。

 

前回のブログ投稿より2週間程経ってしまいました。

この間、キュウリの収穫のお手伝い等で、毎日慌ただしい日々を過ごしておりました。

昨日(10月17日)は、今までとは一変、「寒い~」と言いながらハウスで作業していました😥

気温は低いのですが立ったりしゃがんだり中腰になったりの繰り返しで80m程進む頃には、

汗が出てきて、ハウス内を往復160m。さらに、もう一往復。

走る事は病院から禁止されている私にとっては良い運動になっているんだなぁ~と感じます。

今週は、稲刈りもお手伝いします😊 今月いっぱいは、忙しい毎日となりそうですが、

自然への感謝の気持ちに溢れる、大地の恵みに触れる貴重な経験です。

 

主人の出勤時間は早朝3時、5時が殆どで、早起きです。

私は体力を保つ為に、家事を済ましたら、出来るだけ早く就寝するように心がけております。

もうしばらくは、ゆっくりと皆様方のブログを拝見出来ないと思いますが、時間が取れるようになったら、じっくりと拝見させて頂く事を楽しみにしております。

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先週から、球磨川の治水に関する動きが始まっています。

蒲島熊本県知事が、「民意を聞く」と言う聴講会が始まりました。

 

関係機関の方々が意見を述べる会となっているようですが、これからは、本当の意味での

民意 を聞いて頂ける機会が多く設けられる事を、一主婦は望んでいます。

 

川辺川ダムの建設に重点が置かれているようですが・・・

自然環境を損なわない、最新の技術を駆使した「穴あきダム」の意見もあるようです。

ウィキペディアより 治水ダム

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E6%B0%B4%E3%83%80%E3%83%A0#:~:text=%E6%B2%BB%E6%B0%B4%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%83%80%E3%83%A0,%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%8D%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

 

 

治水ダムにはダム湖に貯水をするものと、全く貯水を行わないものとがあり、

後者は特に穴あきダムと呼ばれる。

 

穴あきダムは、その名が示すとおり、ダム下腹部に常用洪水吐きに相当する穴が開いているダムの通称である。治水ダムの中でも洪水調節のみに目的を特化した治水専用ダムで盛んに採用される工法である。

平常時は全く貯水を行わず、河水はダムが無い場合と同様に普通に流下していく。

このため、通常時のダム湖は水が貯まっておらず、ただ川が流れている状態である。

この穴から放流できる水量の上限は決まっており、それを上回る大量の水がダムに押し寄せる洪水時には、流入量の一部が放流され、残りがダムに貯水され、ダム湖の水位は上昇する。洪水の沈静化とともにダム流入量は低下、それに伴い貯水量は減少し水位は低下、やがて元の通常の状態に戻っていく。

穴の大きさは計画された洪水カット量を基準に算出し、設計される。従ってゲートが無くても一定量が放流される構造となる。

また、ゲートレスであり、河床(川の底)の高さもダムの上流と下流とでほぼ同じあるため魚類の往来に支障が少なく、通常のダムで見られるような魚道などは必要ない。

また、常用洪水吐きである穴が流木など上流からの漂流・漂着ごみでふさがれないように、ダムのすぐ上流部に柵(さく)などを設ける。

穴あきダムでは貯水容量の全てを洪水調節容量に使用できるため、水量調節の必要性が全くない。このためゲートが不要であり工費削減に貢献が可能である。また通常は自然な河水の流下を妨げず、魚類の往来に支障がないほか、ダムの宿命ともいえる堆砂(ダム湖に堆積した土砂)の除去が極めて簡便であるため、維持管理がし易いといった利点がある。ただし貯水を全く行わないので、利水には不適当である。

以上 ウィキペディア「治水ダム」より抜粋して転記させて頂きました。

 

 

ダムの建設については、非常にデリケートな問題でもあるので、ここで、一主婦の私が意見を述べる事は控えさせて頂きますが・・・

でも、7月4日のあの日・・・

数百年に一度の大豪雨となったのは、川辺川流域だけではない

と言う事も しっかりと念頭に入れて頂きたい! と思っています。

 

特に降水量が多かったのは、球磨盆地(人吉盆地)内球磨川中流域、上流域であった事は忘れてはならない事だと思います。

https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12613436858.html

 

 

この地域で不可欠な事は、治山です。

山を自然のダムの状態に戻す事は非常に重要な事だと、

私は考えます。

 

91歳の椎葉のおじの言葉はブログ

 

 

で書いたように

『これからは、もっと山を愛して欲しい』

です。

 

昔の山はね・・・

『急な場所には雑木が生えていて、じゃらい(ゆるやかな、平な)場所に杉やヒノキが植えられていた』

 

『雑木はね、自然のダムになる。根っこが太くて地中に深く広く伸びている』

『だから、どんなに雨が降っても、その根っこが土を抱えてくれて、山崩れは起きなかった』

『雑木の下には葉っぱが積もって、それが時を経て、腐葉土となり、フワフワスポンジのようになって、山に降った雨を吸い込み、自然のダムの代わりになっていた』

『だから、昔は山に大雨が降っても、その雨はすぐに里に下りてくる事は無かった』

『大雨が降っても、雑木の生えた山が水を吸収して、その水は地下水となって里の恵みとなり、地下水以外は後で自然と川へ流れていく、』

 

『雑木は、栴檀の木や紅葉、栗やドングリの木、山桜 他色々あるぞ』

『栴檀の木やドングリの木は、わざわざ植えなくても、鳥や山の動物が生やしてくれる』

『栴檀の木は何年も待たなくても、あっと言う間に大きくなるぞ』

 『急な場所には雑木が生えていて、じゃらい(平な)場所に杉やヒノキが植えられていた』

 

椎葉のおじからは、その他に

竹は根っこが広く伸びて、土をしっかりと抱え込んでくれている。

 

川の土手に桜が咲いているのは、元々川岸の土手が崩れないようにする為。

景色を楽しみながら、土手を守る事が出来るんだぞ。

 

と言った事も聞きました。

 

 

実は、椎葉のおじ以外の人達から治山に関わる話も偶然聞く事が出来ました。

①お隣の方から聞いた事

家のお隣の方のお兄さんは、多良木町槻木集落に山を持っていらっしゃるそうなのですが

その方が、ここ数年間度々発生した豪雨の際に感じていらした事があるそうです。

『昔はどんなに雨が降っても山の小川の水は綺麗だったけれど、最近は豪雨が降ればすぐに土色に濁る』

と、おっしゃっていらしたそうです。

 

②従弟の奧さんが五木村の方から聞いた事

従弟の奧さんが、7月の豪雨の後、仕事で五木村に行った際に、ある方から聞いたのは

『今回の大雨は山水が物凄い勢いだった』

という事でした。

つまり、

山に降った水が、地面にしみ込まず、そのまま山を流れ下っていた

という事になります。

 

治山治水

つまり、山を整備する事は、治水に大きく関わってくるのですね。

 

『これからは、もっと山を愛して欲しい』

 

 

 

肥後の久米部

和名妙、當國球磨郡に久米郷あり。

久米部の発祥地か。

 

『久米は黒原山の裾野一帯である』

久米部の発祥地か。

 

久米族と山部 日本の古代から伝わる治山治水の原点は

この球磨にある!

と私は考えます

 

 

だからこそ、行政が、いえ県が、

いえ国の中央の方々がもっともっと

治山について真剣にお考え頂きたい!

と・・・

 

古代久米部の発祥地から一主婦が心から願いを込めて今回のブログを書かせて頂きました。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

バタバタと書いたので乱文となりました<m(__)m> 申し訳ございません。

 

秋が深まってまいりました。気温も下がっています。

皆様方、古から伝わる健康を管理する為の免疫力を高める食事をお取りになられて

お身体十分にお気を付けてお過ごし下さい。

 

 

私は今朝もキュウリの収穫に行ってきました😊

午後からは稲刈りのお手伝いをさせて頂きます!

(初めての体験です😊)

 

愛する 球磨の地より ひろっぷでした。

 

次回、とても重要な事を知る事になりました。

!浙江省紹興(東冶)付近で鋳造された鎏金獣帯鏡』 に続きます。

https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12633293444.html