前回のブログ『扁額とシトトと神代の文字 予告編御陵殿でチョッポ発見! 』より続きます。

 

 

私が球磨から発信するこのブログを御覧頂き ありがとうございます。
お読み下さった皆様方には心から感謝いたしております。
 
度重なる自然災害、さらに新型コロナウィルスの感染により、
愛するご家族、親戚やご友人の方々に看取られる事なく、一人で旅立つ事をよぎなくされた
御方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

献身的な看護、そして治療に従事なさっていらっしゃる医療現場の方々の御苦労に

心から感謝致しております。 

感染なさった方々の早期回復をお祈りいたします。
この難局を世界中がいち早く乗り切れる日が来ることを心よりお祈りいたします。

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最初に 妙な事を書きますが お付き合い下さい。

 

前回のブログを書いた3月5日。

実はこの日・・・真夜中まで全く眠れなかったのです。

私は遅くとも布団に入れば15分くらいで爆睡してしまうのですが、何故かこの日は妙に頭が冴えて眠れませんでした・・・

3時間程寝て、すぐに目が覚めて・・休みだったのでパソコンに向かいブログを書き始めると

自分が書こうと思っていた内容とは別に途中から「肥人之書」が気になって、結果、前回のブログ内容となりました・・

 

今朝(3月8日)も同じような事がありまして、

昨晩はこれまた真夜中まで全く眠れなくなってしまい・・・

 

2時間程寝て、目が覚めて・・・なんと言うか夢に出ていた景色を元に検索してみると・・

全く理解していなかった事にたどり着きました・・(夢の内容は書きません😊)

 

おそらく、前々回、前回と書かせて頂いた内容と今回知った事は、無意識のうちに

お導きを頂いていたのではないのかな・・・と 私は考えています。

(こういう事を書くと・・マタマタ(ー_ー)!! とおっしゃる方々もいらっしゃるのでしょうが・・)

 

前回のブログを書いて直ぐの投稿ですが、私が知らなかった事をぜひ皆様方にお伝えしたい

と思い、書かせて頂きます。

 

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1.古事記に書かれた尻久米縄

 

今朝、目が覚めて真っ先に古事記や日本書紀の原文が読みたい!

と思いました。(理由は夢からです・・)

 

今まで殆ど「どなたかが」お書きになった解釈しか読んでいなかった・・

球磨弁が古の言葉に繋がっているのであれば、旧球磨郡久米郷に住む私だから何か気が付く事があるのでは?とも考えました。

 

本来、書籍を持つべきなのでしょうが、不勉強な私は記紀の原文が書かれた書籍は持っていません。

安易な行動ですが、ネット検索をして原文が記されているサイト様を見つける事が出来ました。

seisaku.bz サイト様の

古事記(原文)全文検索・日本書紀(原文)全文検索です。

 

 

 

 

 

 

seisaku.bz サイト様の

古事記(原文)全文検索 より

古事記 上卷-3 天照大神と須佐之男命 を拝見して

やはり 気が付く言葉がありました・・

 

 

 

於是天照大御神、以爲怪、細開天石屋戸而、內告者「因吾隱坐而、以爲天原自闇亦葦原中國皆闇矣、何由以、天宇受賣者爲樂、亦八百萬神諸咲。」爾天宇受賣白言「益汝命而貴神坐。故、歡喜咲樂。」如此言之間、天兒屋命・布刀玉命、指出其鏡、示奉天照大御神之時、天照大御神逾思奇而、稍自戸出而臨坐之時、其所隱立之天手力男神、取其御手引出、卽布刀玉命、以尻久米此二字以音繩、控度其御後方白言「從此以內、不得還入。」故、

天照大御神出坐之時、高天原及葦原中國、自得照明。

 

※以尻久米此二字以音

 

尻久米縄って・・・何だろう・・???

 

凄く気になり、直ぐに調べたのですが・・・

殆どの解釈は 

《端を編んだまま、切らないでおく縄の意》上代、神聖な場所を区切るしるしとして引き渡す縄。のち、神前に引き、また、新年の飾りとする。しめなわ。しりくべなわ。

と言った内容だったのですが・・・

私は、不思議とその先が知りたい・・・もっと納得出来る内容を知りたい・・

と考えてしまいました。

 

これだけでは 納得できない・・・

自分でも何故?こういう気持ちになるのか 不思議でした・・・

 

納得出来なかったから もっと調べて

見つけたのです・・・納得できるお言葉を・・

 

 

2.久米・くま は実に神(かみ)の転語なりしなり

 

尻久米縄で検索を続けた結果

ようやく出会えた・・・

そう実感した書籍と巡り会いました。

 

その書籍とは

著者 林兼明氏 神に関する古語の研究

です。

 

林兼明氏とは (小さなうつわのメッセージ サイト様より)

 

明治31年4月、大分県宇佐郡安心院(アジム) 町で、宇佐八幡宮の旧社家の長男として生まれる。国学への志を立て、青年に至る迄に記紀万葉の古典を読破し、独学で古語の言霊語源を科学的に探求し、生涯に2 万枚の論稿を書き上げる。その視野は世界的立場で、研究は哲学的意味の解明を重視した学風であった。又、日本人の生命観と世界観を哲学的に揚棄し、「生命史観」として樹立した。

以上 小さなうつわのメッセージ サイト様より

 

 

 

林兼明氏 著書 神に関する古語の研究には

尻久米縄について何と記されてあるのか 

ネットでご覧いただけますので ご紹介 致します。

※私は早速 神に関する古語の研究の購入をさせて頂きました。到着が楽しみです😊

 

 

林兼明氏 著書 神に関する古語の研究 104ページ

第四節 しりくめなわ より ご覧頂ければと願います<m(__)m>

 

 

 

 

林兼明氏 著書 神に関する古語の研究 104ページ

第四節 しりくめなわ

拝読して 理解させて頂いた事 久米 くま に関して 抜粋してまとめました。

私のまとめ方は不十分ですので、ぜひ ネット公開されている書籍の内容をご覧頂ければと願います<m(__)m>

 

 

林兼明氏 著書 神に関する古語の研究 104ページ

第四節 しりくめなわ より

 

「しりくめなは」は日本民族の宗教習俗に表れたる最も古き、最も普遍なる、

且つ最も惟神的なる表現要因なり。

 

「しりくめなは」の語源は「しりかみなは」にあり、「久米」は実に神(かみ)の転語なりしなり。

 

神 かみ なる語櫜のうち、流転の間委に自ら転訛せるもの

かも (鴨)・・加茂・賀茂 等

かめ ・・・かなめいし 亀 ※亀山 亀川等

くま   ・・・前・日前・熊襲・熊 ★熊地名等

 

即ち「久米」は「くま」と全く同趣の転訛なり

 

我が国の古名族「久米氏」は「神氏」・「大神氏」と同じく、直接「神」になる普通名詞を採りて己が姓氏の名となせるものなり。

「みつみつし」という枕詞を冠し「みつみつし久米の子」などと言うは

「クメ」が「カミ」より出たる事を能く証明するものなり。

 

「しりくめなは」(尻久米縄)は「神の存在を開顕表示する縄」の儀となるなり。

 

以上

林兼明氏 著書 神に関する古語の研究 104ページ
第四節 しりくめなわ より

拝読して 理解させて頂いた事 久米 くま に関して 抜粋してまとめました。

先にも書きましたように
私のまとめ方は不十分ですので、ぜひ ネット公開されている書籍の内容をご覧頂ければと願います<m(__)m>

 

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※「久米」は実に神(かみ)の転語なりしなり

 

※「くま」は同じく神(かみ)の転語なりしなり

 

※即ち「久米」は「くま」と全く同趣 神 の転訛なり

 

※熊襲の熊は同じく神(かみ)の転語なりしなり

 

 

ああああああ・・・・

言葉に詰まってしまいました・・・

 

旧球磨郡久米郷 に住む 私は

くまぐんくめごう  に住む 私は

 

球磨川が流れる球磨の地 に住む私は

くまがわがながれるくまのち に住む私は

 

クマソの本拠地であったと言われる球磨の地 に住む私は

くまそのほんきょちであったといわれるくまのち に住む私は

 

何も 解らないで この地の歴史を探求していた・・・・

 

解っているつもりで 何にも解っていなかった・・・

 

 

きっと・・・

この数回に渡るブログ投稿の「根源」となる事が解っていない私に・・

大きな御力が お導きを与えて下さった

そう 強く 感じました。

 

次回以降 書かせて頂く事は 今回理解させて頂いた事が解っていなければ

おそらく 何の意味も見えないのだと 思いました・・

 

過去、何度もあったのですが・・

無意識に書きたい!と思った事が、後々、結果繋がって来る事が度々ありました。

 

もう一度 この数回における 書きたい!と思った事を見直してみようと思いました。

 

 

今回のブログは前回のブログ投稿後 直ぐに書きましたので

未だご覧になられていらっしゃらない御方々、ご興味がおありになられましたら

ぜひ ご覧頂ければと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様 最後までご覧頂き ありがとうございました。

まだまだ油断出来る状況ではありません

お身体十分にお気を付けになられてお過ごし下さい。

 

今回のブログには あらためて

中島 美嘉さんの 朧月夜~祈り を載せたいと思いました。

 

 

 

 

 

遙か 遙か 遠い未来に
強く 強く  輝き放て

全て 全て
母なる大地
生きて 生きて
この胸の中

 

 

 

※「久米」は実に神(かみ)の転語なりしなり

※「くま」は同じく神(かみ)の転語なりしなり

※即ち「久米」は「くま」と全く同趣 神 の転訛なり

※熊襲の熊は同じく神(かみ)の転語なりしなり

 

 

球磨の地より ひろっぷ でした。

 

次回『1.源流を知る為の必読書より 肥は日なり 涙が溢れ・・』 に続きます。