前回のブログ『(再)㉓保存版(中編-2)東漢鎏金方格神獣鏡が出土した面田(免田)

より 続きます。

 

 

私が球磨から発信するこのブログを御覧頂き ありがとうございます。
皆様方には心から感謝いたしております。

 

2021/07/20 15:35 再々投稿 です 

私の 現在行っている 調査の目的を追記します。

 

私は今、ご先祖様方の御力をお借りしながら、皆様方の御力をお借りしながら

ブログ『第一回国勢調査から・・うちの宮原家の事がまた少しだけ解りました』の

最下部で書かせて頂いたように

 

私が球磨の古代の事、球磨の歴史を書く事で、
元気をなくしてしまったこの郷土の方々が

故郷を離れて遠い地で故郷を思う方々が
郷土に誇りを感じ、少しでも勇気づけて頂ければ凄く嬉しいです。

 

 

 

※現在 自分のやるべき事、目的を 自分自身で再確認致しました 😊

 

 

 

2021/07/20 12:05 再投稿次の追記

2021/07/20 07:10 投稿の拙ブログ すでにご覧頂いた方々へ

 

拙いブログですが ご覧頂き ありがとうございました。

再投稿・・毎回この様な形となり、申し訳ございません😥

 

以下の内容を最下部に追記させて頂きました<m(__)m>

 

 

当ブログ投稿後、おちゃも様から頂いたコメントを拝見して

私は、5~6年前に講習会に参加させて頂いた時に、「このハサミ」についてお話を聞かせて頂いていた事を思い出しました。

おちゃも様 ありがとうございます。

 

 

講習会では

このハサミも、とても貴重な物で
馬具が多く出ている事から


馬の爪切り用?
『削蹄鋏だった可能性もあります』

 

とのお話であったと記憶がよみがえりました。

 

過去のノートの走り書きを確認したのですが

当時、私が不勉強過ぎて

多分 その時は何の意味も「大切な事だ」という事さえ解っていなかったのでしょう・・

 

削蹄鋏  古墳 というキーワードで検索してみたのですが

情報は全く上がってきません。

 

それだけ貴重なハサミだった事は間違いないと思います。

 

以上 最下部の追記内容でした <m(__)m> 

 

 

 

 

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自然災害、さらに新型コロナウィルスの感染により、
愛するご家族、親戚やご友人の方々に看取られる事なく、一人で旅立つ事をよぎなくされた
御方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

この難局を世界中がいち早く乗り切れる日が来ることを心よりお祈りいたします。


ゲリラ豪雨と猛暑

 

大気が不安定な状態が続いていますね

 

皆様、くれぐれもご安全にお過ごしになられて下さい



 

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前回のブログ『(再)㉓保存版(中編-2)東漢鎏金方格神獣鏡が出土した面田(免田)』を

書いた後にマタ一つ気が付いてしまった事がありますので、そのお話から書かせて頂きます。

 

 

音楽と共にご覧下さい😊

何だか・・私の最近のブログの テーマソング?のようになってしまいました・・

画像にも 不思議と心が魅かれるのです・・?

 

Jin Roh OST Grace Omega

 

 

 

 

 

日本最古級のハサミ

 

 

 

才園古墳群 2号墳からの出土品の中に

日本最古級 の「物」があった事にようやく気が付きました。

 

 

それは 鉄ハサミ です

 

 

才園古墳2号墳から出土したハサミ

 

赤い丸枠の中です バラバラになっています

 

 

玉類(管玉・紫水晶の切子玉・ガラス丸玉)、金環、鉄刀剣類、鉄ハサミ、銅鈴、
 

黄金の馬具飾り(鏡板・杏葉・雲珠・辻金物)等

※『特に馬具は轡だけでも計8セット以上が副葬されていることが明らかとなり、
これは1つの石室から出土したセット数としては、長野県本郷大塚古墳出土例などと並んで全国でも最多クラスを誇る。

 

 

 

何故?このハサミが日本最古級だと気が付いたのか

ご説明致します <m(__)m>

 

 

 

 

鉄ハサミ・・・ハサミって何時から日本で使用されていたのだろう・・?

その疑問がきっかけでした。

 

 

はさみ ウィキペディアより 抜粋致します。

 

 

 

日本へは中国を通して伝わったと考えられており、古墳からの出土例もある

 

 

 

 

最初は多くの古墳から出土しているのかな・・・ と考えていました。

 

興味が出たので さらに調べました。

 

 

ウィキペディアの最下部に外部リンクが表示されていましたので

コトバンク様 を拝見しました。

 

 

 

 

日本大百科全書(ニッポニカ)「鋏」の解説 歴史より抜粋致します

 

鋏の最古の遺物としては、紀元前1000年ごろギリシアでつくられた鉄製のものがある。元支点型の握り鋏と同型のもので、主として羊毛刈り用であった。

 

ローマ時代、前27年の遺物とされる鉄製の鋏は中間支点型で、洋鋏の形状のものである。

 

日本最古の鋏は7世紀の古墳から発掘されている。

奈良県の珠城山(たまきやま)古墳の出土品で、元支点型であるが、支点が8字形に交わっている。洋鋏と和鋏を折衷した握り鋏のようなものである。

 もともと鋏は中国渡来のものと推定されているが、これと同型のものが、中国洛陽(らくよう)付近の前漢時代の墓から出土している。

 

ギリシアの鋏と同型のものは、四川(しせん)省の六朝(りくちょう)時代(3世紀初めから6世紀末)前半の墓からの出土品として一例みられるにすぎない。

 

唐代(618~907)になると中間支点の洋鋏型のものが現れる。正倉院宝物にある金銅剪子はこの型のもので、長さ22センチメートル、儀礼的な、装飾性の強いもので、中国製と思われる。

 

 

以上 コトバンク様 より 抜粋致しました

 

 

 

日本最古の鋏は7世紀の古墳から発掘されている。

奈良県の珠城山(たまきやま)古墳の出土品で、元支点型であるが、支点が8字形に交わっている。洋鋏と和鋏を折衷した握り鋏のようなものである。

 

 

 

 

日本最古の鋏は7世紀の古墳から発掘されている

 

 

えっ!!???

 

才園古墳2号墳は 6世紀~6世紀後半 と 言われていますが・

 

 

あれっ???

日本最古の鋏は7世紀の古墳から発掘されている。 ???

 

 

 

 

才園古墳出土のハサミの形状が今一つ解らなかったのでさらに調べました。

 

すると、

平安時代末~鎌倉時代初めの遺跡 市原城跡 で出土したハサミが公開されていました。

 

 

写真をご覧下さい <m(__)m>

 

 

 

 

サイト様を拝見して 才園古墳出土のハサミ

握り部の一部 が 似ている事が解りました・・・・・・

 

 

 

 

日本最古の鋏は7世紀の古墳から発掘されている。

奈良県の珠城山(たまきやま)古墳の出土品・・・

 

才園古墳2号墳は 6世紀~6世紀後半

 

これって・・・私・・・ 何かとても重大な事に気が付いたのではないでしょうか・・!?

 

 

 

 

奈良県の珠城山(たまきやま)古墳群 をウィキペディアで拝見しました。

 

 

 

抜粋して 転記させて頂きます。

 

 

珠城山古墳群 (たまきやまこふんぐん) は、奈良県桜井市穴師にある3基の前方後円墳。1978年2月8日、国史跡に指定された。

概要
奈良盆地の東縁に美しい姿を見せる三輪山の北、巻向山の別峰穴師山の支脈が西にのび、平坦地に接する丘陵端に3基の前方後円墳が営まれており、珠城山古墳群と呼ばれてきた。

第1号墳は東面する前方後円墳で、後円部南側に開口する横穴式石室を主体とし、墳丘は全長53メートル、後円部径20メートル、前方部長32メートル、前方部幅20メートルを測る。

 

横穴式石室は、片袖式で、玄室の長さ3.4メートル、幅は奥壁で1.65メートル、高さは約2メートル。玄室の中央には主軸に合わせて凝灰岩製の組合式石棺が据えられている。

 

棺内には遺骨の一部が残り、玻璃製小玉、琥珀製棗玉が、また棺外では、奥壁ぞいに須恵器・土師器、棺の東側には馬具・太刀が配置され、また棺の西側では甲冑のほか、見事な馬具が検出された。

 

これらの副葬品はまことに豪華なものであり、石室内には埴輪片をみるなど、

極めて優れた被葬者が考えられる。

第2号古墳は西向きの前方後円墳である。全長75メートル、前方部幅40メートル、後円部径40メートル、後円部は前方部より2メートルほど高く、本古墳群中最大の規模を誇る。埋葬施設は不明であるが、その墳形からすれば、3基中、最も早く営まれたものと推察される。

第2号古墳の西に所在した第3号の前方後円墳は、昭和33年の採土工事により消失してしまった。

 

おそらく第2→第3→第1号古墳の順に築かれていった古墳群であり、

箸墓や崇神・景行天皇陵など、顕著な前・中期古墳群の1系列として重要なものである。

 

 

以上 ウィキペディアより 抜粋致しました。

 

 

 

 

おそらく第2→第3→第1号古墳の順に築かれていった古墳群であり・・・

これらの副葬品はまことに豪華なものであり、石室内には埴輪片をみるなど、極めて優れた被葬者が考えられる。

 

 

 

日本最古の鋏・・・

 

日本最古の鋏は7世紀の古墳から発掘されている

奈良県の珠城山(たまきやま)古墳の出土品・・・

 

球磨郡あさぎり町の才園古墳2号墳は 6世紀~6世紀後半

鉄のハサミ出土・・・

 

 

球磨でも錦町に前方後円墳 はあります。

 

 

 

熊本県南部、九州山地から延びる台地の北縁に営造された古墳群で、前方後円墳3基で構成される。これらは人吉・球磨地方では唯一の前方後円墳になり、熊本県の前方後円墳としては最南端に位置する。

 

いずれも出土品が詳らかでないため、築造時期は明らかでない

 

 

 

 

しかし・・・

日本最古級のハサミや最多数の黄金の馬具、鎏金獣帯鏡等が出土した古墳は

円墳の あさぎり町才園古墳2号墳です・・

 

 

 

 

才園古墳からの出土品

 

東漢鎏金■■方格神獣鏡 (鎏金獣帯鏡)

※東漢(後漢)との交流

 

玉類(管玉・紫水晶の切子玉・ガラス丸玉)、金環、鉄刀剣類、鉄ハサミ、銅鈴、

※鉄ハサミはおそらく日本最古級 と私は考えました
 

黄金の馬具飾り(鏡板・杏葉・雲珠・辻金物)等

『特に馬具は轡だけでも計8セット以上が副葬されていることが明らかとなり、
これは1つの石室から出土したセット数としては、長野県本郷大塚古墳出土例などと並んで
全国でも最多クラスを誇る。』

 

 

 

 

才園古墳2号墳に埋葬された方は

いったい どのような方だったのだろう!!!!?

 

かなりの有力者・・

私は そういう言葉では想定出来ない 出土品だ

と思うのですが・・・

 

いったい・・!!??

 

 

 

鉄のハサミがとてつもない重要な物であった事が解った事により

 

私は マタ・・・ 言いようもない切ない気持ちになりました・・

 

 

何故? この地からこれだけの遺跡が発見されているのに

日本国内に この情報が浸透していないのだろう・・・

 

 

何故? 例えば 日本最古のハサミでは!?と いう事が

世に広まっていないのだろう・・・

 

 

皆様・・

何故でしょうか・・・

 

 

 

でも、私はど素人ですが、勉強して知った事は 私が球磨から情報発信をします!

 

だからこそ、後編に入る前に

日本最古級のハサミについて ご紹介させて頂きました。

 

 

2021/07/20 12:05 追記

当ブログ投稿後、おちゃも様 から頂いたコメントを拝見して

私は、5~6年前に講習会に参加させて頂いた時に、「このハサミ」についてお話を聞かせて頂いていた事を思い出しました。

おちゃも様 ありがとうございます。

 

講習会では

このハサミも、とても貴重な物で
馬具が多く出ている事から


馬の爪切り用?
『削蹄鋏だった可能性もあります』

 

とのお話であったと記憶がよみがえりました。

 

過去のノートの走り書きを確認したのですが

当時、私が不勉強過ぎて

多分 その時は何の意味も「大切な事だ」という事さえ解っていなかったのでしょう・・

 

削蹄鋏  古墳 というキーワードで検索してみたのですが

情報は全く上がってきません。

 

それだけ貴重なハサミだった事は間違いないと思います。

 

 

以上 追記でした。

 

 

最後までご覧頂き ありがとうございました。

 

皆様、お身体十分にお気を付けになられてお過ごし下さい。

 

どうか ご安全にお過ごしになられて下さい。

 

 

皆様 だんだんなぁ~

 

球磨の地より ひろっぷ でした😊

 

次回『㉕保存版(後編-1)球磨へのバイアスと海が見える土地』 に続きます。