ちょっとがっかりしたものの
前日とは明らかに違う様子に
胸がときめいた。
もしかしたら
ものすごい動物に会えるかもしれない。
そんな期待を胸に
このゲームパークを楽しため
計画を練る。。。
動物が集まるところは
決まっている・・。
動物の必要なものが揃っているところに
動物は集まる。
動物に必要なもの・・・
それは食べ物
水
そして・・・塩。
この３つは欠かせない。
このエトーシャ国立公園は
大きな塩湖がある。
公園内のほぼ中央に
ものすごい面積の塩湖がある。
この青いところは塩湖。
つまり、塩は広範囲で
どこででも手に入るというわけ。
以前ケニアに行った時は
この塩スポットも
動物を見るところだったが
今回は、ここまで広いと難しそう。。。
また、食べ物も・・・
草食動物にとっては
あちこちにあるため・・・
これも難しい。。。。
しかし、水は・・・
どこにでもあるわけではない。
水飲み場である水たまりは
ある一定の場所にしかない。
だから、今回のターゲットは水になる。
そこに動物が集まるので
必ず何らかの動物が見れるというわけ。
このエトーシャの公園には
無数の水飲み場がある。
丸い青い箇所が
水飲み場・・・。
そこに道が続いていて・・
そこで動物が見れるようになっている。
エトーシャ国立公園は
サファリ初心者でも回りやすいと
言われてるのは
きっとこのせい。。。
ある程度の動物が見れる仕組み・・・
ケニアのツァボ東国立公園には川があったため
水飲み場のスポットは逆に多く
塩の出てる場所が少なかった。。。
自然の動物たちにとって
塩と水どっちも欠かせないものだから
どっちかが少ない方が
広範囲を探すより
効率よく動物を見つけられるのだ。
さて、
今回はその水のスポットを
全体的に攻める。。。
水のスポットは
草食・肉食ともに
動物が集まりやすい。
以前見そこねたライオンとバッファローの死闘は
この水飲み場に飲みに来た
バッファローをライオンが襲った。
つまり水飲み場は
そういうドラマが見れる場所なのだ。
期待を胸に
私は水飲み場に行った。。。
いた。。。
鹿のような動物が手前に・・・そして奥から
キリンがやってきた。
そういえば・・
キリンってどうやって水飲むんだろう・・・
あんなに首長いけど
首だけ下に行くのかしら？？
ちょっと無理がある。。。
そうするんだ？？？
そう思った私は
ちょっとキリンが水を飲む様子を
じっと見ることにした。。。
水飲み場に到着し・・・
肘を曲げて飲んだ・・・
なんか。。。飲みにくそう・・笑
意外に面白い飲み方をするものだ・・・。
お辞儀をして飲んでいるかのようなキリンを
ちょっと可愛いと思った・・・笑
続々とほかの動物たちがやってくる水飲み場。
シマウマの団体さんご到着！！
サファリをしていつも思うこと。
それは動物が水を飲むときは
お行儀がいい。。。
順番にやってきて
お互いに邪魔しないように
水を飲む・・・。
喧嘩することも
場所を争うこともない。
そしてその種ごとに間隔を取り
まるでお互いを尊重するかのように
干渉しないし
適度に距離をとる。
しかも
飲み終われば
すぐに次と交代し・・
かなりスムーズ。。。
もちろん、肉食動物に襲われるのは別にして・・
草食動物同士
喧嘩してるのは見たことない。。
動物って本能的に
相手を邪魔しないように
自然にお互いに気遣ってるのだろうか・・・
そう考えると
干渉しあう人間より
なんだかいいな。。。
なんてちょっと思った。。。
ここで２０分ほど
動物を眺めていた私たち。。。
ライオン来るかな？
もすぐやってくるかな・・・
そんなドキドキがあったものの
結局は現れず・・
他の水飲み場へ移動する。。。
できるだけ
多くの水飲み場を回ろう・・・。
そんなことを話しながら
数十カ所に
ターゲットを絞り
車を運転していく。。。
途中でティータイムを挟みながら・・・。
子供達は
双眼鏡を片手に
「あ！！見つけた！！」
と大はしゃぎ！
水飲み場以外でも
動物がウロウロしている
大草原に行き交う動物たち。。。
子供達は昨晩のお騒がせジャッカルも
見つけた様子・・・
ジャッカルは犬のような
キツネのような・・
そんな動物。。
このジャッカルは
サイズ的には中型犬と同じかな。。
水飲み場を目指して
動物達を見ていく。。。
そのうち、道が
真っ白になる。。。
まるで銀世界。。
ここの土が白いのだ。
ゾウが土をまとうのは有名。
だから、この辺のゾウが白いのは
この土の色のせいと思われる。。
石灰なのかな？？
そんな事を思いつつ
通り過ぎていく・・・。
そして、塩湖のビュースポットという看板を発見・・・
動物とは関係ないけど
面白そう・・・。
道から遠く離れたところにあるので
きちんと塩湖が見えなかった私には
とっても興味深い場所・・・。
ということで
塩湖のビュースポットを
目指すのであります・・・。