義母の病院と義実家【日記】 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。

おとといは夫と共に、体調を崩して入院中の義母のとこに行った。
とはいえコロナ禍の病院は厳重で、当然のように面会はできない。看護師さんに荷物受け渡しするんでも二人以上では行けない。仕方ないとはいえきびしいのう。義父と義妹は足しげく通っているけど、たまたま起きて車椅子に乗っていたタイミングでガラス越しに会えたのが2回だけだという。「仕方ないけどさ…ほんとにコロナが憎いね」と義父はつぶやく。
義母は認知症(アルツハイマー型)だけど足腰はしっかりしており、立つのも歩くのもぜんぜんできる。なので入院をきっかけに足腰が弱ったり、家族と会えないことが認知症にマイナスにはたらくことを家族はとてもおそれている。義妹は着替えの他に家族の声を吹き込んだプレイヤーや写真などを渡したりしてるし、我らも一家全員が写っている写真をスタンドに入れて渡してきた。義母が眺めてくれますように。



思えば、同じく認知症(レビー小体型)の亡き父は、病の種類や性格の違いにより義母よりもだいぶ不穏な状態だったけど、唯一「コロナ前」ということだけは幸いだったんだ。入院、グループホーム、老健を経たその間、じかに会って手を握ったり話しかけたりすることは存分にできたもんな。

病院のあとは義父とごはん。久しぶりにお酒を飲んでわいわい喋っていたら少し酔っぱらったみたいでダジャレを連発してた。「今まで封印してたけど…実はダジャレ好きなんだよ、えへへ」と笑ってて可愛かった。介護で大変な義父である。ダジャレくらいなんぼでも連発しておくれ。

義母は転院して骨折後のリハビリをする。今日、久しぶりに家族の顔を間近で見てにこにこしてる写真が義妹から送られてきた。
 

 

腕相撲で対戦する父と息子の図。義父は左手で息子に勝利していた。

介護生活以前はゴリゴリ身体を鍛えていたので今でもプッシュアップなど余裕なのである。