さくらのその後の話です。



1回目の腫瘍を取り除く手術をした後
手術痕落ち着いて貧血が回復した頃


2回目の手術をしました。


1度目の手術でできなかった右側1列すべての乳房切除という大手術でしたが、手術は無事に成功し
腫瘍はすべて取り除かれました。

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しかし
術後は想像以上に大変で

カラーをすれば
一生懸命傷を舐めようとしてカラーの端で傷口を傷つけるので
カラーから術後服に切り替えるも
傷が広範囲なので服の隙間から傷口をなめたりして

年齢のせいもあってか傷の治りが悪く
抜糸までかなり時間がかかりました。



そうして
あと一週間くらいでようやく抜糸が出来る
という時・・・




腫瘍の再発が見つかりました。



それは
手術をしていない反対側の左の乳房で・・・



私達は再び
選択を迫られました。


しかしまた手術をするとなっても
左側乳房全摘は(体型が細いので縫合する上で)かなり厳しいということで

手術するなら腫瘍部分のみになってしまうだろうとの事でした。

こうなると
転移の可能性もかなり高いということで…



かなり悩みました。



また手術しても結局また転移してしまうかもしれない…。


それに、さくらにとっての
手術そのもののストレス
術後のストレス
通院のストレス


を考えると
簡単に答えが出せませんでした。





それから私達は
話し合い悩みに悩んで悩みぬいて



最終的に
もう手術はしない。という選択をしました。


辛い決断でした。



答えを出してからもしばらくは
本当にこれで良かったのかと思い悩む毎日でしたが



出窓などでのんびり日向ぼっこして眠る姿や
大好きな毛づくろいをしながらくつろぐ姿


そんな自由にイキイキしてる姿を見てるううちに
これで良かったんだと思えるようになりました。

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その決断をしてから
約半年が経ちました。


今はもう
体中腫瘍だらけで
痩せ細ってガリガリになってしまいました。


それでもまだ食欲はあって
ご飯が欲しい時には元気にミャーミャー鳴いて足にまとわりついてきます。


先生にも
どんな最期を迎えるかわからないと言われました。


これからどこに転移して
どんな風になっていってしまうのか不安でいっぱいです。



苦しむ姿は見たくないです。

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今思うこと

最期はどうか穏やかに
叶うなら眠ったまま楽に旅立っていって欲しい

そう願っています。



今は私元気いっぱいですが
これから辛くて泣き言を言う日が訪れるかもしれませんが
その時はまた話を聞いてやって下さい。


長文最後まで読んでくださり
ありがとうございました(^^)