中国の可愛い妹から翻訳を依頼されてから何日経ったかなあ?
仕事も忙しく、毎日少しずつしかできなくて、
しかも予想以上に難しい中国語に四苦八苦して、
ようやく先ほど翻訳が終わりました。

はっきり言って、わからないところ、理解できないところは、
削除したり、適当につじつまが合うように、独断と偏見で書いています。
しかも、自分で読んでいて変な日本語もありますが、
だいたいの意味だけ理解していただけたらと思います。

思いの外、長いインタビューで読むのも大変かと思います。
興味のある方だけ、読んでみて下さい。
正式な翻訳はWeb上で探してみて下さいね。

では、どうぞ!



司会:
新浪(SINA)ネットをご利用のみなさん、ようこそ! 
私は司会の趙寧です。大変長らくお待たせしました。

でも、みなさん長い間待ったかいがありましたよね。
みなさんが長い間待ちこがれていた金「社長」がやって来ましたよ。
ようこそいらっしゃいました!

金桢勋(John-Hoon):
みなさん、こんにちは。お元気でしたか?

私たちも長い間、あなたのことを待っていました。
「社員」にごあいさつを・・・。

みなさん、こんにちは。金楨勲(キム・ジョンフン)です。
本当に長い間ご無沙汰してしまい、
恥ずかしく、また後ろめたい気持ちもありますが、
今回の訪中がみなさんにとって素晴らしい思い出になればと思っています。

多くの方がとても喜んでいます。
以前、徐若萱(ビビアン・スー)さんなど多くの中国人俳優と一緒に制作した
「恋愛兵法」はとても視聴率がよかったのですが、
当時、ジョンフンさんは、視聴率がトップになった時、
必ず北京に来て功労祝賀会に参加すると言っていました・・・。
今日は、この功労祝賀会に参加するために来られたのですよね?

いろんな理由があって前回湖南で行われたプロモーションには
参加できなかったわけですが、理由がどうであろうと、
とても残念で、みなさんに申し訳なく思っていました。
ですから、今回はその穴埋めがしたくて、
日本でのイベントが終わってすぐに、
この功労祝賀会に参加するため北京に来ました。
みなさんと楽しいひとときを過ごせたらと思います。

この功労祝賀イベントで、他の出演者に会ったら、何て声をかけますか?

たぶん、言葉は要らないと思います。
抱き合うことで嬉しい気持ちが伝わると思うので言葉は要りません。


当時、徐若萱さんや陈紫涵さんなど
多くの中国の俳優と一緒に仕事をして、
何かエピソードはありましたか?
言葉が通じないことで、撮影の時に困ったことはなかったですか?

最初は言葉の壁により、お互い少し障害もありましたが、
その後はアイコンタクトで、
次にどのセリフを言えばよいか理解し演技できました。
ほとんどの俳優さんもそうですが、
若萱さんなどは日本語も話せますし、
英語も話せますから、交流手段がたくさんありましたし、
その他の俳優さんも、
少しずつ中国語に英語や韓国語を加えてミックスして、
動作と言葉で交流できたので、
99%問題なくコミュニケーションがとれました。

この作品の前に韓国の俳優陣と韓国の青春ドラマを撮っていて、
今回、中国に来てこのような合作に挑戦したわけですが、
何か違いは感じましたか?

中国に来て、韓国で撮影するのと一番違う点は、
中国は大きくて、ただ場景が大きいだけでなく、
あらゆるもの全てが大きいので、
視覚効果から言っても、全体的な感じがよくなるように思いますし、
上海は国際都市なので、たくさんの人が行き来し、
風景もとてもきれいですから、
テレビドラマを撮っているというよりは、
旅行をしているように感じます。

とても面白いお話でしたね。
ただ、みなさんが知りたいと思っているのは、
韓国の女優や女の子と、私たち中国の女優や女の子とで
何か違うところがあるかということではないでしょうか?

俳優は、日本も韓国も中国もほとんど大差はないと思います。
ただ、一人の女の子として考えると、
中国の女の子は地域によって性格などが少し違うような気がします。
以前、重慶や北京、上海、その他の都市を旅行しましたが、
都市によって、女の子たちの性格も独特で、
それぞれ違った特徴を持っているように僕は感じましたが、
どうでしょうか?

北京のお友達からの質問です。
社長は以前、30歳で結婚すると言っていましたが、
現在、意中の人はいますか?
中国の女の子を妻にすることも考えられますか?

日本でも同様の質問を受けたことがあります。
これは僕が若い時に考えていたことで、
冗談で30歳になったら結婚すると公言しました。
でも、今は熱狂的なファンが僕のことを心温かく応援してくれているので、
彼女たちを捨てて結婚するわけにはいきません。
結婚は後に延ばすことになるでしょう。

中国の女性を妻にできるかどうかですが、
どこの国でも関係ないと思っていますし、
僕の心の中には、僕の恋人はこんな人というような
決まった基準があるわけでもありません。
ただ、会った時によい印象をもった人・・・、
こういう顔の人とか、こういう職業の人とか、
これくらいの教養知識を持った人など、決まったものは何もなく、
見た感じでOK、よい感じに思ったら、その彼女を選ぶかもしれません。

それに僕たちには「恋愛兵法」の兵法が手中にありますから、
愛に国境はないと信じていますし、多少の文化の違いがあっても、
兵法から言えば、愛はすべてに打ち勝つことができ、
何の問題もないと思います。

「恋愛兵法」を撮って、学んだことも少なくないと思いますが、
最も印象深い一手は何ですか?

空城の計です。

空城の計ですか?

空城の計は、愛だけでなく、人生においても時に必要なものだと思います。
例えばある場合、気弱な部分を隠して強硬な態度を見せれば、
相手は攻めてくることはないでしょう。
だから、兵法にもあるように、本来は空城なのに、
わざと城門を開け音楽を流します。
(あたかも城の中にたくさんの人がいるように見せかけ相手を怯えさせる)
歴史が本当にこうだったかどうかはわかりませんが、
学ぶべきことが多いと感じました。



ネット上でもみなさんが話していたことですが、
これまでの金社長の演技を見ていると、
いつも沈鬱で内向的なイメージがありましたけど、
「恋愛兵法」では大きな変化があったように思いました。
これはジョンフンさんにとっても挑戦でしたか?

僕は別に挑戦だったとは思っていません。
僕が演じたドラマは多くはありませんが、僕は演じることが好きなんです。
つまり、ドラマのシチュエーションに入ったら、
それぞれのドラマのその人物像を模索しイメージを作り上げ、
その人物のシチュエーションで生活しながら演繹していくことが面白いし、
他人の生活スタイルで過ごせるのだから、感謝すべきことと思いますが、
誰に感謝したらよいのかわかりません。天の神様でしょうか・・・。

僕はこの仕事をとても愛していますし、
将来機会があればもっと多くのチャレンジをしたいと思っています。
これまでのような役だけでなく、できればものすごく悪い役とか、
お金があって、非のうちどころがないけど、ちょっとワルな役とか、
その他、もっといろんな違う役に挑戦できればと・・・。
僕は俳優という職業が好きなんです。

金社長がすごく悪い男に変わったら、
みんなは受け入れてくれるでしょうかね(笑)
友達も話していましたが、これまでの韓国ドラマを見ていると、
すこし大げさに演じられていたように感じましたが、
「恋愛兵法」での金社長の演技は、
とても自然で、演技ではないような感じで、
本当にすばらしいと思いました。
ジョンフンさんは、今回の自分の演技についてどう思いますか?

「宮」のユル王子はちょっと気が重い役柄でしたが、
あの役の僕は、生活の一部の僕でもあり、
ただそれを誇張表現していました。
今は、「恋愛兵法」の僕も、僕の一部分だったと思っています。
「恋愛兵法」を撮る前までは、
僕とは全く違う人間だと思っていましたが、
だんだん撮影を重ねていくうち、
この役柄の僕は本当の僕なんじゃないかと、
僕自身が知らない僕なのではないかと思いました。
ちょっとバカなんじゃないかと言われるかもしれませんね。

そういうわけで、この役は僕と似たところがとても多いと感じました。
ドラマの中では、とても明るくて陰りのない役柄だったので、
このドラマを撮り終わった後、
本当にそういうふうになったと思われています。

僕の実生活においても、随分明るくなったように思います。
きっとドラマの役柄の影響を受けたのでしょう。
現在もそうですが、これまでのような陰鬱な部分はかなり少なくなって、
とても明るくなりました。
僕自身の体験から言えば、このような性格の変化は
「恋愛兵法」がもたらしたものではないかと・・・。


それでは、今後も明るい人物の役を
たくさん演じられることを期待しています。

もしも「恋愛兵法」の時よりもっと明るくなったら、
きっとみんなは僕のことを間抜けとかアホとか思うかもしれませんが、
僕もそういうちょっとおバカな役をやってみたいなあと思っています。
似合わないでしょうか?

「恋愛兵法」は中国でとてもよい視聴率をマークしましたが、
引き続きこのような合作も含め、
中国のスクリーンに登場する機会はもっと増えますか?

次のドラマも含め、僕も少し準備しているところですが、
僕自身野心家であり、芝居に対する野心、歌手としての野心、
一人の多才多芸な多方面のアーティストとして野心も多いし、
やりたいこともたくさんありますから、
できるだけ早く準備して、
みなさんと会えるようにしたいと思っています。

中国のファンは本当に熱心ですから、
絶えず中国でジョンフンさんに会いたいと願っています。

中国の歌手は歌もすばらしいし、実力もあると思います。
特に声のよい歌手も多いし、歌手として彼らと競争するとしたら、
プレッシャーも大きく、彼らに打ち勝つことは難しいでしょうね。

ジョンフンさんのファンには、歌が大好きなファンもたくさんいますよ。


中国のファンの印象はいかがですか?
私たちのような熱心なファンと上品なファン、
どちらが好きですか?

それぞれの地区にそれぞれの風土や文化があって、
客人に対する気持ちの表現方法も違います。
どこのファンもみんな同じだったら面白くないし、
異なった色があるからこそ、
もっと多彩に感じられるものだと思います。

僕はファンのみなさんが熱狂的であろうと、上品であろうと、
そういうことは重要ではなく、
大切なのはそれぞれの表現方法であって、
僕にはすべて伝わっています。
そして、ファンのみなさんがどんなふうに僕のことを愛してくれても、
どんな方法で僕に近づいて来ても、僕はすべてを受け入れますし、
僕も僕なりの表現方法でみなさんに僕の愛を伝えたいと思います。

みんながジョンフンさんのことを「百合王子」と呼んでいますが、
この呼び方についてはどう思いますか?

僕は「百合」に対して後ろめたいような、
みなさんに申し訳ないように思っています。
最初、僕はユリの花が好きだったので、
みなさんが僕に「百合王子」と名付けてくれて、
とても光栄に感じていましたし、
この愛称のおかげで僕はますますこの花が好きになりました。
「百合王子」は何となく子供っぽい感じがするので、
成長できるようにと思い、
もっと男らしくなるよう、今も運動をしています。

いつになったら私たち「百合国王」と呼んだらいいでしょうか?(笑)

どんな呼び方でも僕は嬉しいし、
みんながどんな呼び方をしても受け入れますよ。

みんなから伝えてほしいと言われていたことですが、
みんなはジョンフンさんが聡明で、
とても言語に才能があると知っているので、
中国語のアルバムを期待しているのですが・・・。

はい、はい、わかりました。

私もジョンフンさんの中国語は本当にすばらしいと思います。
さっきバカと言ったのも、ちゃんと聞き取っていましたよね。

本当は聞き取れていました。ただ、知らないふりをしただけです。

それじゃあ、私たちも悪口には気をつけないといけませんね。

そういうわけで、僕はわからないふりをしたのです。

芝居や音楽で表現されているあのようなジョンフンさん以外にも、
個人的にどんなスポーツが好きなのか、
どんな趣味をお持ちなのか、
みんなが関心を寄せているところだと思いますが、
教えていただけますか?

僕は運動がちょっと苦手なのですが、
最近、自分の体に対してある程度制限が必要だと感じ、
体を鍛えたくて、少し運動をしています。
実際、これは自分にとって得意な部分ではありません。
自分の得意なものではないので
時間が経つとやりたくなくなってしまいます。
運動もそうです。だから、苦手なんです。
最近は、体を鍛えないといけないと思って運動すると言っていますし、
体も随分よくなりました。
今回、韓国に帰った後も、鍛えないといけないので、運動は続けます。

暇な時はフィットネスに多く時間をかけているんですね。

自慢するほどではありませんが、
かっこよくなってきていると思います。(笑)

今回、北京に来て、北京の天気はいかがでしたか?

ほとんど韓国の天気と変わりませんが、韓国より少し寒いように感じました。
僕は寒いのが好きなのですが、飛行機から降りて外に出た時、
冬が来たなあと感じて、とてもよい気分でした。

そうでしたか。もともと寒いのがお好きなんですね。

変態。(笑) 僕は変態です。

北京や上海、その他ジョンフンさんが訪れた重慶など、
それぞれイメージも違うとは思いますが、
中国が好きになってくれたらいいなあと思います。

今回のスケジュールでは、今日の北京での祝賀会に参加される他に、
引き続き何か予定はあるのでしょうか?
このまま中国に滞在しますか?

僕もここにいたいけれど、
母と長い間会っていないので、母が恋しいし、
それともう一つ、次のよい作品が待っているので
韓国へ帰らなければなりません。

今日はみなさんと約束したとおり、
新浪ネットにジョンフンさんが来て下さって、
私たちの映像が見られるということで、
みなさんも喜んでいるとことと思います。

本当に不思議ですね~。ぼくもうれしいです。

(笑)今日はありがとうございました。
今後も新浪ネットでもっとジョンフンさんに会えること、
そして、もっとたくさんのよい作品を
私たちに届けて下さることを期待しています。
早々にジョンフンさんの中国語のアルバムが聴けますよね?

こちらこそ新浪ネットにお招きいただき、とても光栄です。
また、できるだけ早くよい作品と出会えるよう僕も努力して、
よい作品でみなさんとお会いしたいと思います。
みなさんも元気で、体に気をつけて下さい。

ジョンフンさん、ありがとうございました。
それから、可愛い通訳さんもありがとうございました。
そして、新浪ネットをご利用のみなさん、ありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。
さようなら~。

(おわり)