和歌山の兄が今日の午後帰ってしまうということで、
最後のランチは兄の希望により、
一昨日も食べた8番らーめんへ行きました。
一昨日は、いつもの野菜らーめんの塩バターを注文。
でも、今日は「トマトらーめん」が食べてみたいということで、
昨日までまだ売り切れていなかったお店に行ったのですが、
昨日は店頭に出ていた「トマトらーめん」ののぼり旗がなく、
中に入ったら「トマトらーめん売り切れ」のご案内があって、
やむなく諦めて別の店へ行くことに・・・。
もう一店、別の所も行ってみましたが、
そちらも旗が出ていなかったので完全に諦め、
8番らーめん以外の店へ行くことになりました。
その店が本格中華の店「楊家将」。
午前中、買い物途中にたまたま前を通りかかり、
こんな店あったかなあ・・・と思いつつ通り過ぎて、
もう一度ちらっと見てみたら、
駐車場側に花輪がたくさん並んでいたので、
きっと最近できた店なんだろうなあと思いつつ、
その時は通り過ぎたのですけど、
じゃあ、さっきの新しい店に行ってみようということで、
行ってきましたよ。
外観の写真は撮らなかったので、
Webよりお借りしました。
中国料理の店にしては珍しい名前だなあと思ったら、
「楊家将」は、『楊家将演義』ともいい、
北宋の楊一族の活躍と悲劇を描いた中国明代の古典文学で、
中国の河北省など北方地域には、
楊一族にまつわる伝説が民間故事として多数伝わっているそうです。
日本では北方謙三の歴史小説として知られているようです。
『三国演義』は知っていたけど、こちらは・・・。
いつもなら台湾料理の店に行っているところですが、
どうしても注文するものはいつも同じになってしまいます。
とりあえず、味比べということで。
まずは姉さんが今回メインで選んだ五目やきそば。
普通にオイスターソース味が美味しくて、
特に母親が気に入っていました。(880円・税抜き)
続いて、新しい店に来たら、
やはり焼き餃子の味はチェックしなきゃ・・・ということで、
6個で380円(税抜き)を注文したら、
羽根付きの逆さま状態で出てきました。
せっかくなので、ひっくり返してもう1枚。
台湾料理の店の餃子は大きくて野菜たっぷりで安い!
こちらは一口でも食べられそうな通常サイズで、
肉も野菜もほどほどに入っていて、まずまずの味。
母が一番に食べたいと言ったのがエビ豆腐。
台湾料理のお店より量はかなり少なかったのですが、
キュウリやきくらげが入っていて彩りはよかったかな。
味は意外にも胡椒がよくきいていて美味しかったです。
今日のお得な一品だったのか、
通常は880円(税抜き)ですが、会計では半額に・・・。
母のメインは海鮮粥、780円(税抜き)。
具は少ないけれど、海老、カニ、イカが入っていて、
これは帆立かな?と思った丸いものはお餅だったそうです。
どちらかと言うと、やさしいネギのお粥という感じ。
写真は少し食べてから撮影しています。
兄はランチメニューから選択しました。
ランチはおかず一覧から一品を選んで、
それにライス、サラダ、漬物、スープがついてきます。
おかず一品メニューは50種類くらいあったのではないかな?
その一品メニューによって値段が変わります。
兄は、四川風麻婆茄子を選びました。(880円・税抜き)
一口茄子をいただきましたが、ピリッと辛くて美味しかったです。
いつもの台湾料理の店に比べると、
全体的に量は少なく、値段は平均的な中華の値段かな?
でも、味はどれも美味しかったですよ。
とにかく、ちょっと注文しすぎました・・・満腹でした。
母が会計している時に、
後ろに店長さんらしきおじいちゃんが立っていたので、
「この店はいつ開店したのですか?」と尋ねると、
「9月10日ですが、広告など全く出していないので・・・」
とおっしゃっていました。
お店はけっこう広くて、話もしやすい感じです。
そして、何よりおじいちゃんはとてもやさしくて、
とても流暢な日本語を話されていたので、
思わず中国語で「中国のどちらから?」と尋ねると、
「長春、昔の満州です」という答えが返って来ました。
そして、私が「東北風味の味付けは塩辛いのでは?」と
続けて中国語で聞いてみると、
「寒い土地柄なのでどうしても塩辛いものが多くなるけれど、
ここの料理は日本人の味覚に合わせています」とのこと。
おじいちゃんの話していたとおり、
どの料理も味はしっかりついていますが、
塩辛い、くどい・・・ということは全くありませんので、
ぜひ、近くの方は足を運んでみて下さいね。
場所は、金沢市大額3丁目160番。
営業時間は、11:00~14:00・17:00~22:00、年中無休。
お店も広いけど、駐車場も40台とたっぷりありますよ。
おじいちゃんは、外まで見送って下さっただけでなく、
母親が階段をおぼつかない足取りで下りていると、
さっと腕を取って支えて下さいました。
私が御礼を言うと、「母親と似ていますから」・・・とのこと。
何度も挨拶して、「また来ますね!」と言ってお別れしました。
配膳やレジをしていたお若い娘さんも、
とても気さくなやさしい方で、一度で気に入りました。
台湾料理の店がちょっと遠いだけに、
このお店の方が行く回数が増えるんじゃいかな~。
ぜひ、食べに来て下さい!