昨日の大学病院の受診の後は、

前回と同様、眼科で入院中に仲良くなったおばちゃんと、

ランチをご一緒することになりました。


眼科が長引いて、予定より遅くなったので、

足の悪いおばちゃんにはタクシーを拾ってもらって、

私は大通りまで出て、小立野バス停で待つことにしました。


昨日は久しぶりの曇り空で、朝は涼しかったのですが、

昼間は相変わらず曇っているけど気温は高くて、

たぶん湿度も高かったのだと思いますが、

ちょっと外に立っていただけで、汗が滝のように流れました。


十数分後、おばちゃんが乗ったタクシーが到着し、

当初は護国神社の白嶺会館に行く予定でしたが、

タクシーの運転手も今は営業していないのでは・・・と言うので、

それじゃあ、どこで食べようか~とタクシーの中で相談。


そして、運転手さんが「ここはどう?」と勧めてくれたのがこの店。

「そっか~、どんすきーがあったか」と私も思い出し、ここで下車。

場所は、金沢医療センター(旧国立病院)の斜め向かい、

後ろには護国神社の森があり、兼六園小立野口からもすぐです。



私も以前、何度か行ったことがありますが、

10年ぶりくらいかなあ・・・。

うどんがメインですが、ごはんものなどメニューも豊富です。



私たちはもう汗ビショで、冷房がきいたお店に入ってホッ。

でも、ちょうどお昼時で店内はほぼ満員。

若い2人のカップルが空き待ちをしていました。


相席でもよければと言われましたが、

若いお二人は遠慮されたので、

私たちが先に席に着きました。


お向かいには年配のご夫婦が静かに座っていました。

兼六園や成巽閣も近いので、

「観光でいらしたのですか?」と尋ねると、地元の方でした。

このご夫婦、食べ終わるまでずっと無言でした。


さて、私たちは暑いこともあって、

やっぱり冷たいものが食べたいなあ~ということで、

二人とも、こちらの「天ざるうどん」1320円にしました。

このお値段、観光地値段かなあ?



それでも、前回のそば屋さんとは違い、

天ぷら(エビ2、シシトウ、椎茸、レンコン、かぼちゃ)は、

すべて揚げたてサクサクでしたよ~。


手打ち(?)のうどんは太くてコシがあってよいのだけど、

とにかく長くて、できれば塩分のこともあるので、

ちょっとだけつゆにつけて食べたかったのに、

切れないので、結局一本全部つゆの中へ入れることに。


何となく少ないように見えるかもしれませんが、

これで二人とも満腹になりました。

食べ終わる頃には、お客さんもほとんどいなくなり、

近くに喫茶店でもあれば移動してもよかったけど、

この辺りに知った店もないし、

また暑い中、出かけるのも面倒になって、

店員さんにお昼の営業時間をお聞きしたら15時までだとか。


ということで、喫茶店へ行く代わりに、

こちらでデザート(?)のクリームソーダーをいただきました。

小さい頃は大好きでよく注文していたけど、

どれくらいぶりだろう・・・懐かしいお味でした。



結局、このお店で1時間半くらいゆっくりさせてもらって、

その間に、いっぱいおしゃべりしてきました。


彼女のご主人は、「バージャー病」と「ウェルニッケ脳症」の患者。

バージャー病は喫煙が原因で発症すると言われる

四肢の末梢血管に閉塞を来す病気で、

結婚して数年で発症し、足の指などは潰瘍を起こし、

何本かは壊死して失っているそうです。


ウェルニッケ脳症は、ビタミンB1不足で起こる病気ですが、

お酒をたくさん飲む方に発症するようです。

彼女が3週間ほど入院している間、

ほとんど食事せずにお酒ばかり毎日飲んでいて、

退院して帰宅したら様子がおかしくなっていたそうです。


たばこを吸われる方、お酒を飲まれる方、

こういう怖い病気もありますから、ほどほどに・・・。


次のデートは、10月が私の都合が悪いので12月。

次はどこへ行こうかな~。