アオさんが退院してきた日、papaのお婆ちゃんが天国へと旅立ちました。
お婆ちゃんは、アオさんが生まれてくるのをとっても楽しみにしていました。
papaは、お婆ちゃんにとって唯一の外孫で、とっても可愛がられていたので、余計に楽しみだったのでしょう。
アオさんが生まれる3か月前に、胆道がんを患い入院しました。
がん摘出の手術は成功し、回復を待っている最中、院内で髄膜炎に感染しました。
その髄膜炎の発見が遅れ、お婆ちゃんは脳炎を起こしてしまいました。
お婆ちゃんが入院している病院には脳関係の科が無いので、papaやお義母さんは、脳外科のある病院へ転院させた方がいいと言いました。
でも、今の病院には同居しているお嫁さんが(papaのおばちゃん)がその病院で看護師をしています。
そのおかげで、転院させてもらえませんでした。
お婆ちゃんの病状は日に日に悪化し、日によっては、記憶障害がありました。
自分の娘(お義母さん)の顔すら分からない日もありました。
でも、アオさんの写真を見ると、『あお●だね。おっきくなったね』
って言ってくれたそうです。
アオさんが記憶を戻してくれたこともありました。
でも、だんだん目を開けない日も増えてきて、とうとう自分でご飯が食べれない日が続くようになりました。
点滴で栄養を摂れることは出来るけど、もう自分で食べて栄養をとる事が出来ない・・・。
3月3日に胃ろうの手術が決まったところで、25日急変し、旅立ってしまいました。
アオさんを抱っこすることを楽しみにしていたお婆ちゃん。
心臓病でウイルス禁止のアオさんを、髄膜炎のお婆ちゃんに会わせることは出来なかったので、天に旅立ったお婆ちゃんに会わせてあげたかった思いでいっぱいです。
明日は告別式。
アオさんを連れて初めましてのお別れをしてこようと思います。
寒くないようにしていかなきゃ。
たばこの煙から守らなきゃ。
本当は連れて行きたくない環境だけど、最期の最後・・・・会わせてやりたい。。。
お婆ちゃん、これがアオchanだよって・・・