Designing | 湧flow

Designing

社会に出てすぐに付いた職はデザイナーでした。

大学では油絵が専攻でしたので、美術教師にならずに
多少なりとも学校で学んだことを社会人として生かすには、
これだったわけです。

教員免許取るために、ちょっとはデザイン系の単位をとってはいますが、
元々ファインアートとデザインの間には、はっきりした一線があり、
それも充分わかってないままデザイナーになってしまったわけです。

その一線とは…
                 金 (^▽^;)

要は、いくらお金がかけられるものをつくるかで、
形や素材や大きさや色や、制作の時間などなど、さまざまな制約が生まれます。
限られた条件の中で、どんなデザインができるかが、デザイナーの力量。
そして、最終的にどんだけお金をかけるか、
どんなデザインにするか決定するのは、お金を出す人(クライアント)。

デザイナーになりたての頃、大変情けなく申し訳なくみっともない仕事をした後、
少しずつですが、要領がわかってきました。
自分の中にアイデアのストックや、情報を取り入れるチャネルができてきて、
ようやくお金もらっても恥ずかしくないなってものもできたり、
たまにですが、楽しかったなって思える仕事もできるようになった頃、やめました。

その頃、少しだけ編集の仕事もさせてもらっていて、
再就職の際に、配属されたのが編集の部署だったのが最終的な理由です。
いろんなことやりたがり屋の私は、新たな肩書きをもらえたことが嬉しく、
デザイナーに未練はなし。

その後は、自分で受ける受けないを選び、
「生活のため」ではない、趣味でやるお気楽デザインをたまーにやらせてもらっては
結構楽しんでます(*^.^*)。

この年末年始にやったのは、講演会のチラシ、お墓 Σ(~∀~||;)、ウェブ。
一昨年、兄が買ったお墓を、
一生に一度だろうなと思いながらデザインさせてもらいましたが、

もう一つお墓をデザインすることになろうとは、思いもよりませんでした。
前回の経験を生かし、墓地をうろうろして他所様の墓石を鑑賞させていただき(^_^;)、
石の特性や刻みの技術なども調べて臨んだので、仕上がりが楽しみです。


こんどのウェブは、最初からリンクさせることが前提で二ついっぺんにデザインしました。
新たに独自ドメイン取ったり、ファビコンの設定の仕方もわかって、
だいぶHTMLデザインも勝手がわかってきた感じがします。
一つは、まだ最初のページが不完全なままなので、一応格好のついた方だけアドレス書いておきます。
よかったら、のぞいてみてくださいね。
http://www.kashiwa-watakushi.com/
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