過去問も2周めに入りました。

冬期講習までしか過去問提出はできないので

とりあえず回数を回して

どんどん新しいものを提出し、

2周めは後回しにするかとも考えたのですが

両方をとること、

つまり、どんどん新しいものを回しつつ

2周、3周も取り組むということは、

息子には無理。

 

提出できる回数は少なくても、

何回も振り返り、濃い振り返りを

することにしました。

 

1周目は振り返り、解き直し、

提出後の先生からの熱いアドバイスノート、

これらを見直していますが、

2周めで間違えた問題に

少し気になる点がありました。

 

しかもそれは1回目は取れていた問題。
文章題の計算式まではあっている、
けれど、結論から言えば、

計算ミスで落としたようなので、

見直しをしたかきいてみました。


1回目と2・3回目の答えが違うので
2・3回目の答えを書いたと。
でも、怪しい、よくよくきいてみると
計算を・・ややこしい計算を、
諦めたんだ、ということがわかりました。

見直しをしたのに、計算が合わない、
問題は計算がややこしい、もういいや。
・・・これで。

そうやって問題を放棄して
いたのに、息子は見直しをした、
と言っていたのです。

それは、この問題の5点はいらない、
と放棄したことと同じこと。
この問題はできません、ぼくには無理です、
と降参したことと同じこと。

どこまでも幼稚なやつだ・・
そんな悲しい思いが胸に満ちて
怒りに変わる前に、息子に伝えました。

計算は落ち着いてやれば
絶対に解ける。
落ち着いてやれば正解できる、
ややこしくても今までサピで
鍛えられてきたじゃない。
点数を捨てるなんて、もったいないよ。
計算を諦めるな。絶対に諦めるな。
諦めたら、合格いりませんってこと。
だから、君なら解けるんだから、
試験のほんの1時間、
それはこらえて頑張ろう、
それが合格につながる道だから。

そう言って、その場を離れ、
息子に解き直しを進めさせました。

終わって、息子が寝たあとに、
テーブルの上に開きっぱなしのノート。

ホント片付けもしないで、あいつめ・・チーン

と思って、ノートを閉じようとしたときに
息子の青いペンで書かれた言葉が
目に入りました。

計算をあきらめない

6年のこの時期に、
こんなことを青の太字で書いているなんて
まったく、ヤレヤレだよ…

 

ヽ(● ´ ー ` ●)/


と思う反面、
本当に甘すぎるのはわかっていますが
彼は彼なりに、頑張っているんだな
頑張りたいと思っているんだな、
というのが、じんわりと伝わってきて
小さなことではありましたが
ほんの少し胸がぽかぽかしました。

息子は本当に精神的に幼い。
だからこそ、反抗期がまだ来ていないのか
素直で、言われたことを一生懸命に
やろうとしているのではないかな。
きっと、もっともっと
褒めてもらいたいんだろうな。

そういえば、小さい頃はいっぱいいっぱい、
毎日毎日何回も褒めて育てていたのに
いつからか褒められなくなってた自分を
反省しました。

 

そんな息子は、

今日も解き直しをしたSOを持って、

質問教室に行ってきたそうです。

えらい、えらい。褒めてやらねば。


この中学受験のゴールがどこになるのか
私にはまだわかりませんが、

偏差値だけではなく、

彼が入学後、楽しい!よかった!と思える
学校にご縁がいただけることを
心から願っています。