先日、はじめて児童精神科のあるお医者さんへ息子と一緒に行ってきました。

目的は、児童精神科医のかかりつけ医を探すこと、息子が精神的に安定している今診察してもらうことです。

理由は、安定した状態を診てもらえば、もし、小学校で何か困った変化が出た時、診察しやすくなるのではという私の思いからです。

🌸大まかな診察の流れ
①子どもとご挨拶、簡単な自己紹介
②ゲーム(貯金箱みたいなのにおはじきを入れるアレと鉛筆をもってやる作業)
③お医者さんと親で話す
(子どもは人の絵を描いて待っている)
④おしまい

③の場で普段から心配していたことを聞いてみました。

🌸私の心配ごと
療育センターの教室でも、親の勉強会でも「あまり叱らない」教育方針が主流ですがそれが「甘やかし」になるのではと気になります。小学校や将来社会に出た時に、厳しい人もいると思うし、叱られることもあると思う。これで大丈夫なのでしょうか?

※自分が叱られて育ってきたのもあるが、療育センターは子ども達にとても優しく接している。叱りすぎで自尊心や自信、やる気を失ってしまうと聞く、とはいえ本当にこんなんで大丈夫なのかな?と思ってました。


🌸医者からは、
学校、社会では大人でも厳しい、しんどいと思うことは沢山あると思います。

そういうとき、お家で誰かに愚痴を聞いてもらったり、お家でリラックスして英気を養い、明日も頑張ろうという気になって次の日も学校へ会社へ通学通勤します。

外(学校や会社)は厳しいので、わざわざ家で厳しくしなくても大丈夫です。お家は安心出来るところにしてあげてください。
※こんな感じの説明だったと思う


ということでした。


なるほどな、、と思いました。
親子一緒にいて、親の私は普通に接していても息子にとっては生きづらさがあるかもしれない、、例え困ったことを察せることが出来なくても、息子が家で話せる環境を作っていこうと思いました。

そういう意味で甘いというか、厳しくない家庭の雰囲気は大切だと思いました。

また、叱るのと甘やかしをイコールに考えがちだったのですが、違うことと改めて認識しました。

時々、こうやって勉強しないと療育センターの目的を忘れたり、考えがぶれがちです。

かかりつけ医は出来るし、療育の概念というか勉強したことの振り返りが出来たので、診察を受けて良かったと思いました。