お久しぶりです。


なんと8ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。


秋に少々、難儀なことがありましたが、基本、元気に過ごしています。


私は先日、1月30日(日)に、TOEICを受験しました。英語の勉強を始めて3回目です。前回6月に受けてからずっとほぼ毎日、真剣に勉強していたのですが、まるで手応えがなかったので、結果がとても心配です。


リングフィトアドベンチャーは、2ヶ月くらいできていません。💦


あみについては、嬉しい報告がいくつもあります。


今回の記事ではその一つを報告します。


進学が決定。


名古屋市に3校あるデザイン系の高等専修学校に合格しました。


しかも、推薦で!


試験科目は国語とデッサン、面接。

面接も、自分の言葉で答えなければならない質問は無理だったものの、「はい、いいえ」で答えられる場合は、声を出して話したらしい。


ちなみに、答えられなかったのは、

「法律についてどう思いますか?」

と、

「欠席や遅刻についてどう思いますか?」

だったとのこと。


それは、いきなり聞かれても答えにくいですよね。


高等専修学校というのは、専門勉強をしながら、通信制高校の卒業資格を取るための勉強をする学校のこと。


4月から高校生です。


あみは、小3からずっと特別支援学級にいて、学年相応の勉強をしたのは、小学校では算数と国語、中学では数学だけです。ですから、内申点をつけられるのは、数学だけ。


それでも、受け入れてもらえる高校も私立なら探せばあるかもしれないのですが、毎日6時間、みっちり授業を受けた経験がないので、全日制の高校へ通うのは難しいと思っていました。


本人もそれを感じていたようで、高等専修学校か通信制高校に絞って検討していました。


高等専修学校は、昨年度に3校とも体験入学に行き、今年度はそこから2校に絞って体験に行きました。その2校の魅力一つには、遠くへスクーリングに行かなくてもいい、ということがあります。


「高等専修学校は第一志望にして、通信制高校もいくつか見ておく」


と本人が言うので、通信制高校も3校、体験入学に行き、第二志望も決めておきました。


その上で、志望校を一つの専修学校に定めて、何度参加してもよい体験入学に8回とも出席しました。「顔を覚えてもらう」のも受験対策の一つだと、学校から言われていたからです。


あみは毎回デッサンのコースを選んでいたのですが、隔週で二時間ずつ本格的な授業を無料で受けられるだけでも、お得な気がしました。(後で、アートの放課後等デイサービスの先生の芸術大学受験塾の先生だったと判明)


推薦は、特別支援学級にいることだし、数学しか中学の勉強はしていない(これは学校の責任だけど)ので、無理だろうなぁとは思いつつ、思い切って、というか、おずおずと、担任の先生に聞いてみました。


「一年生の時のことは話に聞いているだけですが、二年生三年生とすごく頑張ってきて、声を出して話せるようになったし、いろいろな役割も果たしています。フリースクールと学校、忙しいのに両方頑張っていたのも知っています。推薦を希望する資格は十分にありますし、進路会議では担任としてしっかり推します!」


と言ってくださり、結果、推薦していただけることになりました。特別支援学級にいても、更に不登校だった時期があっても、推薦をいただけるなんて驚きでした。高校進学を検討なさっていても推薦は無理だと諦めている方は、是非、担任の先生に相談することをお勧めします。


担任の先生の考え方や、学校の方針、進学先の方針にもよると思いますが……。担任の先生のお考えだけで却下されたら、更にその上、その上と相談相手を変えてみるのも手だと思います。


娘の場合、担任の先生も支援級主任の先生も、あみが志望校を伝えると、進路指導の先生に問い合わせてくださったり、積極的に関わってくださいました。また、3年生向けに行われる進路の説明会にも、通常学級の生徒同様に参加させてもらえました。


学校や先生の方針次第では、説明会への参加もないところもあるかもしれません。


また、支援級の先生方は、障害児の進学にはお詳しいと思いますが、一般の進学については知識や情報源をお持ちでない場合もあります。その場合は、進路指導の先生と繋がる必要があるようです。


我が家の場合、小5からいろいろ調べ始めました。「支援学校はとても無理。でも、全日制普通かも無理」な場合、いったいどうしたらいいのか、途方に暮れていました。


そんな時代が嘘のようです。


中2になるとすぐ、よさそうな学校にあたりをつけ、体験入学などに申し込んだりしました。


特別支援学級にいる場合は、ある程度、親が動いて志望校にできそうな学校のリストを作っておいたほうが、スムーズなのかもしれません。


最初に提出するいくつかの書類と、証明写真の用意ができたので、明日、郵送する予定です。


入学金その他、最初の費用も振り込みました。クラクラする金額です。ただ、就学支援金が国から、入学金補助が県から出るので、後で大部分が返金されるはずなので、少し気が楽です。


学校によっては、支援金の半額相当は最初から減額して、後で更に返金とか所得の多い場合は追加で納入などで対応してくれる学校もあります。


就学支援金等 


は、進学先が全日制高校(定時制はよくわからない)か通信制高校か高等専修学校かで違うし、収入(所得)によっても違うのですが、うちは最終的にいくら払うのかがなかなかわかりませんでした。


基準になる金額(課税標準額)が、住民税の決定通知のどこに書かれているのか把握できなかったからです。進学先の事務の方に一緒に調べてもらって、やっとこれかな?というのにたどり着き、みごと一番多く支給されるだろうということがわかりました。


それが正しければ、40年前の公立高校とあまり変わらない費用で済みます。やれやれ。


あみは、進学先が決まったので、もうすっかり気が弛んでいます。ただ、英語がまだ中学三年間の履修範囲をやりきるにはまだ遠いので、3月まで契約が残っているフリースクールの個別授業で、できる限り追いかけてもらいます。


今まで、卒園、入学、卒業、入学の式典の祝辞などで、「期待と不安に胸を膨らませて」という決まり文句を聞くと、

「うちは不安と不安しかないよ」

と思ったものですが、この春は、文字通り、受け取ることが出来そうです。