江戸後期の国学者、平田篤胤(ひらたあつたね)をご存知でしょうか?
著書「仙境異聞」(絶版)の中で、当時の江戸から常陸国の岩間山(現在の茨城県笠間市)を
山人(やまびと)に連れられて空中を飛行していく少年、寅吉に異界の様子を聞きだして記録した
本になります。
文政3年(1820)、江戸に不思議な少年が現れた。寅吉と名乗る少年はそのとき15歳。
卜筮(ぼくぜい)に興味のあったその少年は、7歳のときから山人(やまびと)に連れられて空中を飛行して、江戸と常陸国の岩間山(旧岩間町)との間をたびたび往復し、山人に付いて修行している、というのである。(山人とは、俗にいう天狗のこと)
■参考URL 小さな資料室より
茨城県笠間市(旧岩間町)にある愛宕山神社は昔から天狗で有名な神社ですが、このような
話があったのは詳しく知りませんでした。
小学生の頃から愛宕山には登ったことがありますが、小さな山で小学生が隣町から歩いて登れるほどのハイキングコースになっています。(現在はバンガローなどもあり数ヶ月先まで予約でいっぱいだそうです。)
現在も日本三大奇祭と呼ばれるお祭り「悪態祭り」も行われていて興味のある方は是非登ってみて下さい。
水木しげる先生の『神秘家列伝』にもこの少年、高山寅吉の話が出てくる。(流石!水木先生)
ちなみに茨城県旧岩間町の愛宕山に建てられた「篤胤歌碑」というものもあります。
■旧 町 天狗が住む神社。
愛宕山神社
http://www.city.kasama.lg.jp/cms/data/doc/1323234061_doc_78_0.pdf
創始者・植芝盛平も道場は にありました。彼が修行したのも愛宕山だと言われていますし、この場所は普通ではない氣の流れがある凄い所なのかもしれませんね。
■植芝盛平(wiki) 出口王仁三郎の下で霊法修行に努めるの記述も
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E8%8A%9D%E7%9B%9B%E5%B9%B3
近いうちに愛宕山の写真でも載せたいもんですね^^
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