人が人を殺す事件が毎日のようにニュースで流れている。

川崎の少年が殺害されたニュースなど見ていて辛くなるニュースも多い。


子供がいじめられていたら・・・


そんなとき私たち大人は何をしてあげれるのか?


昔は近所にうるさい頑固親父がいて知らない子供に注意していた。


大人が見ておかしいということには注意した方がいいとは思うのだが、

最近は子供に注意したりすると逆に訴えられたり「こんな事案がありました」と

不審者扱いになってしまうこともある。


最近はいじめは子供だけなく、大人にもあり

大人も子供も昔より住みにくい国になっているのかもしれない。


■いじめをされている君へ


http://matome.naver.jp/odai/2134162439182977101



劇作家の鴻上尚史さんが「いじめをされている君へ」という文章が

とても良いので紹介させて頂きます。



【死なないで、逃げて逃げて/劇作家-鴻上尚史さん】

あなたが今、いじめられているのなら、今日、学校に行かなくていいのです。

あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。学校に行かない自分をせめる必要はありません。大人だって、会社がいやになったら、会社から逃げているのです。


次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。

そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、周りにアピールしましょう。思い切って、「遺書」を書き、台所のテーブルにおいて、外出しましょう。学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。そして、死にきれなかったと家にもどるのです。


それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、学校あてに送りましょう。あなたをいじめている人の名前と、あなたの名前を書いて送るのです。

はずかしがることはありません。その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。
死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。

あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。
だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。
あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります。


僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。
どうか、勇気を持って逃げてください。

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学校や会社という狭い世界だけが全てではない

そこから逃げてもいい。


「絶対に死なないで欲しい」


逃げて逃げて生き延びて欲しい。生きていたらなんとかなることは沢山ある。


逃げてから先にきっと君を必ず必要とする人君を愛してくれる人に出会える。


今いないとしてもまだ出会ってないだけだから。