こんにちはiPhone修理のifc静岡 磐田店です!

以前、iPhoneのバックアップをとろう! という記事を書いたのですが、

その中でチラッと一瞬触れた、【iCloudの容量】について今日はお話しようと思います。


みなさんはiPhoneを使用していて、こんな画面が表示されているのを見たことはありませんか?





あとは、

「iCloud ストレージに十分な空き領域がないため、この iPhone のバックアップは作成できません。」
とか、

「この iPhone のバックアップが作成されていません。バックアップは、iPhone が電源に接続され、ロックされ、WLANに接続しているときに作成されます。」

とか。


ううん、なんだかごちゃごちゃ言っててなんのこと??

という感じですね・・・・・・




これらは表示されるメッセージによって原因や、解消法は違いますが要は


【iCloudを使ってバックアップを取ろうとしたけど(何かの原因で)バックアップできませんでしたよ!】



だいたいこんな感じの事を言っています。

それぞれのメッセージと対処法についてはアップルのサポート に記載がありましたので、そちらを参照ください。


ただ、こうなる場合の主な原因は

“ストレージの容量不足”によるものが大半です。



ところで。


上記にも登場しましたが、そもそも

ストレージって何だか、知っていますか??



よく分からないけど、とりあえずiPhone使えればいいかな・・・


そんな声が聞こえてきそうですが・・・



とりあえずざっくりと

iPhoneのデータ類を保存しておくクローゼット のようなものだと思ってください。


iPhoneにはもともと“ ストレージ ”が装備されています。

iPhoneを購入するときに、

16GB、32GB、64GB・・・と選びましたよね?

iPhone6になって、128GBなんていうのも登場しました。


これが要はiPhoneそのものに用意されている、

データをしまっておけるクローゼットの大きさです。

もちろん大きい数字の方がたくさん入ります。

写真をたくさん撮ったり、音楽をiPhoneに入れて使いたい人では

16GBだとあっという間に入りきらなくなってしまいます。

動画をよく撮る人はもっともっと場所を使うのでより大きい容量のクローゼットの方が安心です。


また、データが許容量ギリギリまで入れてある状態だと、

iPhone自体の動きも遅くなってしまったりします。




で、話を戻すと、iPhoneに最初から用意されている“ ストレージ ”とは別に、

iCloudにも“ ストレージ ”が用意されています。


しかも5GBまで無料!


iCloudの“ ストレージ ”は基本的には、バックアップに使用されます。

設定しておけば、自動的にiPhoneの中のデータを同期してくれ、

どんどんiCloudにデータがバックアップされるという仕組み。


ちなみにいつ【自動的に】バックアップを取ってくれているかというと、


【電源がオンになっており、ロック中かつ電源接続中のデバイス】

と、appleのページに記載があります。


つまりどういう事かというと、

①電源が入っていて

②ロック中(使用していない時)で

③充電器に繋げている状態

の時にバックアップが作られているんですね。

ちなみにこれは書いてありませんが、大前提として【wi-fiに接続されている】というのが大事なところですね。





また話がちょっと逸れました。





で、この、【自動的にバックアップをとってくれる】が、

iCloudの“ ストレージ ”が容量不足になってしまう要因のひとつなんです。

自動的にバックアップをどんどん取ってくれるのはとても便利な機能なんですが、

その機能が原因で、いつのまにか容量をどんどん使用していってしまうんですね。

iPhone本体の容量が64GBあったとしても、iCloudの容量は5GBなので、

4GBちょっと、データが増えただけで

【データがいっぱいでこれ以上バックアップとれないよ!】

と、悲鳴を上げてしまうわけです。



特に、写真のバックアップが関係してきます。

iPhoneを使用している人の多くが、結構な頻度で写真を撮ってらっしゃいますよね。

その写真が次から次へとiCloudに保存されていくわけです。

そこで!

iCloudのバックアップの設定を変えて、iCloudの容量を長持ちさせてみましょう!


iPhoneの【設定】をまず開きます。





iCloud内の【ストレージとバックアップ】を選択します。





【i Cloud バックアップ】というところがオン(緑色)になっていると、自動的にバックアップを取っているという事です。

(iPhoneがもし壊れて使えなくなってしまっても、このバックアップからアドレス帳などのデータを復活させることができます。)

この【ストレージとバックアップ】内にある、

【ストレージを管理】を表示させます。

お持ちのデバイス(iPhoneやiPadなど)の名前と画像が表示されるので設定を変更したいものを選択します。


すると下の方に【バックアップオプション】としていろいろなアプリが表示されます。

ここにある【カメラロール】が最初はオン(緑色)になっているので、オフにしてあげましょう。

※ただし、これをオフにしておくと、iPhoneが壊れた時などに復元する時に写真データは戻ってきませんのでご注意!

他にも『これはバックアップ取らなくてもいいかな?』というアプリがあればオフにしてあげるともっとiCloudの容量が空きます♪


これで、iCloudの容量が少なくなって、

大事なアドレス帳のバックアップが取れていない!!!

なんて事は起きません!


ちなみに、画像データのバックアップをたくさん残しておきたい場合は、

iPhoneのバックアップをとろう!

こちらの記事の【itunesでバックアップを取る方法】を参考にしてくださいね!