ずいぶん前のことですが…オペしました。 | 徳島県 北島町にある美容室 I feel オーナー エリカのブログ

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徳島 北島町 鯛浜 美容室 『 I feel 』 のエリカです。
2010.09.23にオープンしました。
お客様に愛されるサロンを、目指しています!
月曜日も営業しています。カラーメンバーもオススメですよ♪
どうぞ、よろしくお願いします(*^ω^*)/

去年から書こう書こうと思いながら、なかなか書けず1年経ってしまった記事です。
この記事は、超プライベート満載の内容でお送りいたします。しかも長文です。大抵の方が興味ないと思います。
記録として、ここに書くだけなので どうぞ遠慮なくスルーしてください。
では、興味のある方だけ お楽しみください。。。はじまりはじまり~


去年の11月のこと…40年間ずっと私と共に生きてきてくれた、顔のほくろを皮膚科で取る手術をしました。
そのほくろは、鼻の横にあり 直径1センチ弱くらいの大きさでした。その隣にも直径5ミリほどの ほくろ(色素なし)があって、最初は2つとも取ってしまおうかと思ったんですが、1つずつしか取れないということで、とりあえず 大きい方だけを取ることにしました。
正直、私は最初 取るつもりがありませんでした。取ってもよかったし、取らなくてもよかったし、どちらでもよかったんです。
まさか今さら取ることになるとは思ってもいませんでした。
旦那はというと…最後まで反対していました。
理由は、顔が変わってしまいそう…とか、顔の真ん中にあるから、オペが大丈夫なのか心配…とか、傷が残るかも…とか。
顔にメスを入れることは止めて、炭酸ガスレーザーでオペすることにしました。
手術前日、ほくろとお別れをしました。今まで私と一緒にいてくれて ありがとうね。オペ 痛いと思うけど、がんばろうね。
なんだか無くなってしまうと思うと、寂しいようなそんな気分になりました。

そして 手術当日…ベッドに横たわると、眩しいライトが私を照らしました。私は目を固く閉じました。
ほくろのすぐ近くに麻酔注射が1本打たれました。先生は淡々と、迷いなく作業を進めていきます。オペ直前に、看護師さんに不安に思っていることを質問していたので、気持ちは落ち着いていました。
注射は、思っていたほどは痛くはありませんでした。そして炭酸ガスレーザーで、ほくろを削っていきました。
このレーザーが思っていたより、チクチクして痛くて…先生に 痛かったら言ってくださいと言われましたが、もし痛いと言えば麻酔を増やしますと言われて、それは嫌だと思いました。
我慢できないほどの痛みではなかったので、我慢しました。
細い針で ガリガリと削られるような痛さと、皮膚が燃け焦げる臭い。痛さよりも、この臭いに耐えることに必死でした。
ほくろの場所が鼻の横なので、息をする度に煙たさで喉が痛くなるほどでした。臭いが辛くて息を止めてみたりするのですが、それも長くは続きません。それが何分くらい続いたでしょうか…。
もう痛さと臭いの限界を向かえようとしていたときに、オペが終わりました。終わったとき、私の目からは涙が流れていました。
看護師さんに、鏡を渡されて 自分の顔を見ました。そこには、いつもあるはずのものが無くなっていて なんだか変な感じ。
ちょっと寂しいような気持ちもするけど、生まれ変わったような そんな気分でした。
看護師さんに、気分は悪くないですか?と聞かれたので、煙たかったのが辛かったと伝えると、レーザーで切っているとき 煙が出ている量が多かったとのこと。
ほくろが大きいと、切るにも時間がかかるので 煙もたくさん出るらしいです。私はオペ中、しっかり目をつぶっていたので 何が起こっていたのか見ていませんが
まさか顔から そんなに煙が出ていたなんて…そう想像しただけで怖かったです。

傷痕は少し残るとは聞いていましたが、私が思っていたより傷も深くなかったので よかったです。もっと陥没しているのかと思っていましたが、ニキビ痕くらいかなと思います。
術後は、顔も洗っていいし、お化粧もできるし
血も出ていないので、薬を塗るだけでいいそうです。今の医学ってすごいですね。進化しています。
術後2日くらいは、顔が じんわり痛かったです。。。それから、朝晩 軟膏を塗り絆創膏を貼りました。最初は陥没していたところが、中から新しい皮膚が出来てきて上がってくるのが わかりました。そして徐々に陥没が無くなり、元の肌へと戻っていきました。
本当に陥没が無くなっていくのか不安な毎日でした。顔が陥没してるのって、怖いですね。気分も滅入ります。元の状態に戻るまで、丸2ヶ月くらいかかりました。やはり新しい皮膚なので、最初は そこだけピンク色で薄かったです。
1年経った今では、他の肌の色と同じくらいになって、もう全然わからなくなりました。人間の治癒力ってすごいですね。
もう1つ残っている ほくろは、取らなくてよかったな…と後から思いました。色素もないので、そんなに気になりません。もし全部取ってしまったら、自分の顔ではなくなる気がしました。だからやはり、取らなくて良かったんだと思います。
今では すっかりこの顔とも慣れました。でも、もう二度と手術はしたくありません。私にとっては、けっこう辛かったので。
でも、もしこういうオペをされる方がいたら
知識(少しだけ)としてこの記事を読んでもらえたらと思います。
私が経験してみて、現代の美容手術の技術は高くなっていると思います。決して勧めるわけではありませんが、反対もしません。
ただ…オペすることによって、自分や周りの人達が幸せになるなら いいんじゃないかと思っています。


おしまい