K君の声なき号泣 | CAFE' 徒然

K君の声なき号泣

昨日、小学生の息子がちょっとした怪我をした。
やんちゃな奴なので、珍しくもない事なのだが、目に涙を溜めて痛みに耐えてる。
多少、血を見るような事も平気な奴が、さすがに痛そうなので病院へ連れて行った。
左手親指のねんざ、奴の手は青黒く腫れ上がり、湿布を巻かれて帰ってきた。
当分野球はできない、何しろグローブが入らない。
せっかくの連休、野球の練習には参加できない事が痛みと一緒に息子に声なき号泣をさせた。
涙だけが滝のように、アタック№1のアニメのようにだーっと流れていた。
こんな時は何かおいしいものでも食べさせようと思い、地元では結構名の知れたラーメン屋へ連れて行き、
チャーシュー麺、塩味バージョンを食わせ、帰りしなにはドーナツを買い込んで帰ってきた。
家に帰ってきた途端、ドーナツを5個、もくもくと食い続けた。
見ているだけで血糖値が鰻登り、そのうちに涙も乾いた。
哀しいときには甘い物がいいというのは、あながち間違いでもないのか・・・・
そういえば、もっと小さな時、町中で転んだとかいって泣いた時にはよくミルキーを食べさせて泣きやませたっけ。
今日の夕食は低カロリーのものにしよう、よし、湯豆腐だ。
ドーナツ独り占めはおやじには黙っていてやる。