アッサラーム・アレイクム
最近仕事でバングラディッシュとスウェーデン関係に御縁がある芋焼酎です。
バングラディッシュの挨拶は、アラブ人の挨拶とおんなじなんだな。
正確には、ムスリム(イスラム教徒)に共通の挨拶なのかもしれない。
先日の夜は、バングラディッシュ人の社長さんに、カレーを超たらふく御馳走になってしまった。
(アホなことにその日は昼もカレーだったんだよな。)
面白い社長さんだった。げっぷ。
それはともかくとして、東伊豆の伊東、埼玉から初の釣行です。
やはり伊東は、電車で行ける西の果て、西方浄土です。(わたしにとって。)
そんな遠い西の果て、「♪そこに行けば、どんな夢も、かなうとお、いうよ~。」(ゴダイゴのガンダーラで。)
当然ですが、前泊します。
前回に引き続き、ネットカフェ前泊作戦です。
今回利用したのは、快活クラブ、相模大野店です。
一言でいうと、ええですな。
ここは建物が大きくて、1階から5階まであります。
全体的にゆったりしています。
たまたまかもしれませんが、それほど混雑していなかった。
今回は運よく床が平らなフラットシートの部屋(ブース)がありました。
荷物をキャリーカート(ゴロゴロ)からバラして入れたところ。
下の白いのはクーラーボックス。
一応、規約(快活CLUBご利用ルール)には、
「10.当店ご利用のお客様の所持品等をお預かりすることはお断りいたします。」
と書かれていたので、小心者のわたくしは、受付で荷物を預けませんでした。
まあ、リクライニング椅子がないので、大人一人が寝るには充分です。
携帯電話を架けるときは、一階の受付付近で架けてね、そのほかのところでは電話しないでね、というルールはどこでも共通のようです。
(寝ている人がいるので静かにしないといけない。)
中で簡単な食事を注文したり、ビールもあるようですが、特に利用せず。
部屋の照明を消して、とっとと寝ます。
無料のドリンクバー
お茶類はかなり充実していた。
高級ホテルなみとはいいませんが、そこそこ清潔で、特に不満は何もありませんでした。
ただ、どこのネットカフェでもそうですが、隣の音がつつぬけなので、イビキがうるさい人の隣に当たると、つらいかも。
そういう場合には念のために、耳栓を用意しておくとよいかもしれません。
一泊する以外の有料サービスは一切利用しないで、お会計は、1,980円(税込み)。
会員制なので、最初は身分証が必要。
一泊一万円近くする普通のホテルは気軽に使う気になれませんが、2,000円程度の値段で、それなりに快適なネットカフェに泊まれるなら、わたくし的にはOKです。
また利用したいですね。
さて土曜日の早朝、4:30に相模大野駅で、われらがヒーロー、腰痛持ち先生と待ち合わせ。
毎度のことながら、ありがたいです。
どうもありがとうございます。
本日の伊東は、ちょっぴり、うねりあり。
雲がぼちぼちあり。(曇り時々晴れ)
風も少々あり。
出発でーす。
きれいな風景です。
さて、朝は定番ポイント周辺には、flex-pさんも来ていました。
左手前が腰痛持ちさん、右奥がflex-pさん。
すみ潮ですな。
コマセ釣りとしては、大苦戦な気配。
山の中腹に白く見える、観音様(宇佐美観音)にお願いします。
(ハトヤホテルの右端の上にポツンと見える人型が、宇佐美観音様。)
今日はたくさん殺生、じゃなくて魚が釣れますように。(笑)
ちなみに宇佐美観音、近くでみるとこんな感じだそうです。
出典
小田原移住日記
https://tukamen.hateblo.jp/entry/usami2018
迫力ですね。
サンハトヤホテルと観音様の位置からすると、わたくしは少し沖に出すぎていますね。
まあいいや。
今日は、竿、二本出しです。
まずは第一投。
あれ、なんか重い・・・重いけど生命反応なし?
しょっぱなから、お祭りFestivalでした。
いきなりこれかい。
からまった仕掛け、ほどけそうにないので、竿二本とも仕掛け交換です。
「殺生」とかバチ当たりなお願いしているから、仏罰が当たったかな。
ヤな予感です。
しばーらくすると、かすかなアタリ。
トラギスちゃんでした。(リリース)
トラギス、生意気そうな顔です。
愛嬌はあるけど、もう来なくていいからな~。
その後、あまりにも釣れないので、もう少しだけ岸近くへ。
定位置(オーシャンボートおすすめの正面ポイント)へ移動です。
・・・眠いのぉ~。
釣れない釣りは眠いのぉ~。
さらにしばーらくすると、餌が取られだします。
おおお!
ついに魚の群れがきたか!
がぜん、やる気がでてきます。
しかし、餌だけでなく、針もなくなるんですけど。
これはもしかして?
ぐんぐんという魚の重いアタリ!
やっぱりコイツか。
眼が怖い。
さっきのトラギスと比べると、なんだか魚型殺戮兵器のような、メカっぽい感じ。
これはたまらん。
ボート屋さんの話では、ここのところしばらくサバフグはいないという話だったんだけどなー。
サバフグ、営業してなくていいんだよ。
土日は出勤しないでゆっくりお休みしててほしいなあ、サバフグ君たち。
そんなわけで、サバフグの相手するのはやめにして、大移動です。
腰痛持ちさんとflex-pさんのところにも、でかいサバフグが襲来しているそうで、このあたりもダメか~。
アジポイントに行きます。
ただここのアジポイント、狭いポイントなのですが、場所がよくわからん。(アホ)
伊東、しばらくきていないから忘れちゃったのよ。
たしか遊覧船の航路に近いので、注意なんだよな。
テキトーに野生の感でアンカリングします。
ちょっと下が硬くて、小さい岩はあるようです。
水深27mくらいです。(アジポイント、ほんとは33mくらいの場所らしい。かなりズレていますね。)
いきなり一投目でなんか来た!
おおお、おカイワリ様じゃないの。
しかし、このあとが続かず。
カイワリの群れがいるのかと思ったが、単発でした。
はぐれカイワリだった模様。
いつかカイワリの群れが来ることを期待して動きませんでした。
少しすると、私よりずっと沖側にもボートがきています。
腰痛持ちさんによく似ているなあ。
しかし、アジポイントって、あんなに沖だったっけ?(本当はそうです。)
だんだん眠くなってきました。
すると、ゴンゴンゴンというかなり大きいアタリ!
すごい力です。
でかいハナダイか?
ハリス、何号にしたんだったっけ?
たしか3号だったかも、そうだと切られそう。
ドラグをゆるめてあってよかった。
道糸を出されては巻き、出されては巻き。
11:45からやりとり開始です。
真鯛だと10分~20分くらい粘ることがあるので、途中でじれて無理に巻こうとして糸を切らせてしまう失敗をしないように、やり取り開始時間は、しっかり時計をみて記憶しておきます。
そうでないと、なんだか永遠にやりとりしているような錯覚におちいるので。
(短気で小心者なので。)
慎重に、絶対バラさないように、慎重に、慎重に。
あれ、けっこう簡単に抵抗がおさまったぞ。
巻き巻き巻き巻き・・・
でも、油断させておいて、最後のひと暴れがあるかも。
それでハリスを切られないように、警戒を最後までゆるめません。
だんだん上がってきました。
おやあ、赤いけど、なんだか長っ細いぞ。
立派なニシキゴイ(イトヨリ)でした。
小さいソコイトヨリはよく釣れますが、これだけ立派なイトヨリ(本イトヨリ)は初めて釣りました。
港を出発した遊覧船が、近くを通ります。
ニシキゴイ釣り、ばっちりみられていたな。(笑)
そのあとは、何にも釣れず。
帰ってきた遊覧船に乗っている子供が「ばいばーい」と言いながら手をふっているので、暇なので、こちらからもさかんに手を振ってあげます。
遊覧船の客に愛想よくしてあげているんだから、航路に近いけど、大目に見てね。
日も陰ってきたし、風も冷たいし、そろそろ帰ろうかな~と思っていると、また大きいアタリ!
重いです。
下にどよ~んと重く引く感じ。
あんまり暴れません。
ええ、茶色くて平べったいヤツでした。
あんまり魚が釣れなかったので、エイヒレにしたいなと思いタモですくおうとしましたが、タモにうまく入らないで水面でバシャバシャやっているうちに、糸が切れました。
ちょっと残念。
エイヒレふかひれ中華スープ、子供から強いリクエストがあるんですが。
でもまあ、エイ、ぬるぬるしてさばくのがすごーく大変なので、まあいいか。
そんなわけで2:30納竿、3:00上がりました。
<本日の釣果>
すごいですね。
腰痛持ちさんの釣果です。(写真は私が撮影しました。)
巨大アマダイ、40センチ超でした。
カワハギも30cmちょっとありそう。
左下のヘダイ3兄弟もいいな。
それで、わたくしのシンプルでわかりやすい釣果。
ニシキゴイと御カイワリ様。
ま、坊主ぢゃなかったのでいいか。
帰りにハナダイ(大きいほう)を腰痛持ち先生からおすそわけで頂きました。
どうもありがとうございます。
ありがたや、ありがたや。
このあとは、温泉に入って、熱海駅まで車で送っていただきました。
大変助かりました。
わたくしの釣行の70%くらいは、腰痛持ち先生の好意で成り立っております。
感謝感激です。
オーシャンボートさん、どうもありがとうございました。
良いボート屋さんです。
大将おひとりでやっているボート屋さんですが、どうか末永く続いてほしいものです。
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本日の食材
イトヨリ、40cm。
ハナダイ、30cm。
カイワリ、それなりに。
意外に驚いたのは、イトヨリ、けっこう脂が多いこと。
腹腔内に白いラードがありました。
試しに、吸い物にいれてみたらどうだろうかと思い、ラードは捨てないでとっておきます。
いろいろ事前に調べたところ、イトヨリ、濃い目の味付けはNGなので、薄味に料理します。
特に皮目が美味しいので、皮をひいてはいけないそうです。
焼き物や炙りも、皮の香りがなくなるのでやめたほうがよいらしい。
参考にした記事
イトヨリの酢じめ握り
https://sushi.zukan-bouz.com/detail.php?id=333
ふーん、酢締め、面白そうだな。
そんなわけで、酢締め、軽く昆布締めでいきます。
酢締めのイトヨリ(上)、炙りのハナダイ(下)。
きれいな皮の模様が生かせて美味しかった。
軽い昆布締め。
塩をふらずに、板昆布に挟んで4時間おいただけ。
上がハナダイ、下がイトヨリ。
こちらもうまい。
酒が進みます。
締めた後の昆布もおつまみにすると、なかなかいける。
昆布、ちとしょっぱいけど。
カイワリの塩焼き。
鉄板で美味しい。
イトヨリとハナダイのアラの吸い物(イトヨリのラード入り。)
よく見ると、脂の膜があるくらい、脂たっぷりのはずなのですが、あっさり味です。
フーム、淡白な魚です。
釣りは渋かったけど、料理としては一回で完食できる適量です。
また釣りに行かねば。(笑)
後日談
五目漁師さん経由の話では、土曜日は多賀でイルカの大群がいたらしい。
イルカ、いるか?
いらんがな。
こら、あかん。