こんにちは。
久しぶりに海釣りに行って命の洗濯をしてきた芋焼酎です。
やっぱり広い海はいいやね。
でも、あまりにも久しぶりなので、釣りの仕方を忘れてしまったよ。
たしか、・・・市販の仕掛け、エサ、竿、電動リールとバッテリー、そうそう電源ケーブルも忘れてはいけません。
もう忘れ物ないかなー。
デジカメと財布も持ったぞ。
ヘッドランプと虫よけ(福浦では必要)を忘れました。
福浦は、朝早いのでヘッドランプ、いるのよね。(朝は暗くてほとんど見えない。)
今回もまた腰痛持ち先生のお車に便乗させていただきました。
ありがたや~。
大変助かります。
さて福浦、4時台なのでまだ真っ暗。
やはりヘッドランプ、いるな。
エトーボートさんのところを、恐る恐る海岸に降りていきます。
整備中の船やら、ゴロタ石やらがあるので、ここは最大注意です。
あ、バケツとライフジャケット、お借りしたいな。
並んでいるボートづたいに、おっちゃんの小屋まで登っていきますが・・・
途中で(おそらく)廃油の入っている放置されていた缶を、踏んずけてひっくり返しました。
おえ、 く く、臭いよ~。
右足がヌルヌルヌルヌル。
履いているクロックスが中で滑って、すげー歩きにくい。
右足が滑るだけで、人間はこうも歩行困難になるのか。
波打ち際で必死に洗いますが、そんなことで簡単に取れるわけもなく。(くそう。)
とりあえず出発です。
腰痛持ち先生にサポートしてもらいました。
まだ真っ暗。
人間の眼では、もうちょっと明るいんだけどね。
ヘッドランプがないので、ボート上で細かい作業はできません。
今日は事前の予報では、ほとんど風がなく、そんな日は、沖の深場を目指したいので、ちんたら漕いで沖を目指します。
それにしてもさー、福浦、ボート乗り場を出てすぐのところにわざわざ定置網が設置されているよね~。
これって漁協からの軽い嫌がらせか?(笑)
エトーのおっちゃん、漁協と仲が悪いとは聞いているが。
ま、おかげでカワハギ釣りにはいいポイントだよね。
私には、ここに係留してくださいと言わんばかりのように感じられたが。
それはともかく、暗い中、のんびり沖に向かって漕いでいきます。
大きい定置網の砲弾ブイの近くまでくると、うっすらと明るくなってきたので、ここで仕掛けを準備します。
明るくなってきた空にかざすと、竿のガイドの穴がよくみえます。
このくらいよく見えれば、らくちんです。
陽が出てきました。
風なし、波なし。
絶好の釣り日和。
たわむれにエサをつけて、仕掛け(オモリ80号)を落としてみます。
ここいらへんは、どげな感じかな~?
あれれ、途中の水深25mあたりで仕掛けが止まります。
むしろふわりと軽くなる。
こ、これは食い上げか?
巻き上げてみると、サバちゃんでした。
サバか~。
微妙な大きさでしたので、放流。
今日はサバ釣りに来たんじゃないのよ。
今日の本命は、海のルビーこと、アカムツです。
福浦で、赤い宝石が釣りたいのよ。
(おやくそく)
本当はあまり沖に行ってはいけません。(禁止)
行きたい人は、自己責任でお願いします。
お勧めはしていません。
普通、ボート釣り場で行けるのはせいぜい水深30mくらいですが、福浦は頑張って漕げばかなり深いところまで行けます。
もちろん、風がない日限定ですが。
水深120m~150m以上があれば、アカムツ、いると思うのよ。
運が良ければメダイも釣れるかもしれない。
ボートでアカムツ、メダイ。
釣りたいなあ。
わたくし、福浦の沖の中深場で、良い型のクロムツは釣ったことあるのよね。
その時のポイントを目指します。
とはいっても、わたくしの野生の勘なので(魚探はない)、まったくあてにはならないのですが。(笑)
それで、本日のメイン仕掛けはこれ。
たしか1セット、880円くらいするのよね。
ハリスもぶっといので、万一メダイが来ても、いけるんじゃないかな。
ホタルイカをつけて、行け~!
しばらくして、やっと着底。
水深120mくらい。
しかし残念ながら、底は柔らかい泥。
狙ったポイントではないな。
せっかくなので、5分くらい底トントンしていると、ググンという強いアタリ!
巻き上げると、おおお、電動リールが時々止められてしまいます。
かなり重そう。
バレるなよ~と念じながら、上がってきたのはこれ。
サバダブル。
どうりで重たいわけだよ。
さんざん暴れられたので、仕掛けはぐちゃぐちゃ。
あーあ。
サバの処理をして、仕掛けを交換して、再び投入。
いつのまにかボートがけっこう流されていたらしく、水深260mで着底。
もうほとんどリールにPEが残っていません。
ギリギリでした。
しかし、また底が柔らかいなあ。
もうちょっと石切り場よりの、堅い岩のあるところを狙えばよかった。
それでも底トントンしてしばらくすると、おお、今度はいい感じのアタリ!
強すぎず、弱すぎず、今度こそアカムツっぽいか。
慎重にリールを巻いていきます。
今回はほとんど暴れません。
よしよし。
あと40mのところで突然暴れだします。
これは典型的なアカムツの特徴です。
やったー、アカムツに間違いない。
・・・でも、残り30mになっても、20mになっても、10mになっても、ずっと暴れています。
もしかしてこれは・・・サバでした。(涙)
サバならサバらしくしろよなー。
アカムツの引きとか、真似すんなよなー。
まぎらわしいだろ。
しくしく。
その後は、これ以上沖に流されると怖いので、徐々に岸に向かって帰ります。
何にも釣れないなー。
コマセも持ってきたのですが、この状況で撒くと、サバを集めるだけになりそうなので、怖くて撒けませんでした。
もったいないな。
いつもの砲弾ブイ沖、水深80~90mあたりを流してみますが、オニカサゴを追加したくらい。
ちと小さい。
9時をまわったあたりから、だんだん暑さが本格的になってきました。
水分補給、ぬかりはありません。
クーラーボックスには、よく冷えたペットボトル飲料がスタンバイしています。
しかしクーラーボックスで冷えているのはいいんだけど、それを飲むとどうしても、うっすらと塩味がするのよね。
魚臭もちょっとするし。
この、うっすらと塩っぱいペットボトルのお茶は・・・どこかで飲んだことがあるような・・・
思い出した、そうそうこれは、小さい子供が飲んだ後のペットボトルの味だな。
うちの子供がまだ小さかった頃、子供の飲んだあとのペットボトル飲料は、いつもなんかうっすらとしょっぱいのよね。
チビッコは、鼻水たれたれだからな。(げっ。)
それでペットボトルの中をよく見ると、おにぎりのご飯粒とかがフワフワ浮いていたりするんだよな。
ボートで飲むペットボトル飲料は、小さい子供がいた頃の、なつかしい思い出の味がします。
最後は、水深30mくらいの浅場で、オジサンを釣っただけ。
帰りまーす。
風も波もなく、一日中よい天気でした。
エトーボートさん、どうもありがとうございました。
よいボート屋さんです。
大将も元気そうでよかったです。
帰りはまた腰痛持ち号で駅まで送っていただきました。
どうもありがとうございます。
おかげで福浦を満喫できました。
<本日の釣果>
サバがメインですな。
オニカサゴ、小さいのでどーしたものやら悩み中。
とりあえず、土曜日の夜は、釣れたてサバのお刺身です。
一番手前にあるのは、ハラミの端の、硬くてコリコリしているエンガワ部分。
ちょこっとしかないのですが、濃厚な脂がのっていて、非常に美味。
口の中にジンワリとうまい脂が広がります。
薬味にニンニクおろしと、小葱を振りかけてサバのお刺身、いただきまーす。
家族6人だと、けっこう簡単に完食。
サバの刺身は、新鮮なほど美味しいですね~。
いわゆる魚臭さがまったく全然ない。
釣ってすぐに下処理(血抜き)してキンキンに冷やしてきたかいがありました。
これならいくらでも食べられます。
このあと、缶ビール1杯で、すぐに寝落ちしました。
久しぶりにボート漕いだので、腰まわりがちと痛い。
典型的な運動不足ですね。
ボート上では日に当たっていても、焼けている感じが全然しませんでしたが(だから油断して日焼け止めを塗らなかった)、帰りの電車の中で、ふと、腕が真っ赤になっていることに気が付きました。
歳を取ると、日焼けもでてくるのが遅れるようです。
筋肉痛も2~3日して出てくるし、歳を取るといろいろ出てくるのが遅くなるのですね~。
う~む、お肌が今頃、ヒリヒリするぞ。
次回は、シマアジ釣りかな。