こんにちは。
シマアジが食べたい芋焼酎です。
シマアジ、なかなか釣れないのよね。
お初のときにチラリと釣れたことがあるけど、その後はなかなか遊んでくれません。
飲み屋の悪いねーちゃんのようです。
わかっていても、ついつい行きたくなる。
シマアジ、罪な女じゃなくて魚です。
今回もまたいつものように、腰痛持ち先生のお車に便乗させて頂きました。
ありがたや〜。
助かります。
しかし、天気予報が悪い。
風がかな〜りある模様。
で、行ってみたら、予報どおり、風があるので波がすごい。
おまけに雨も時々降ってきます。
そんなツライツライ修行釣りでした。
なので、写真はあんまりありません。
今回の釣行メンバーは、左のトモ(後ろ)から、Yさん、腰痛持ちさん、わたくし。
右のトモから、ananさん、flex-pさん。
という布陣です。
私から見て、左舷後方の2名。
まずは、朝一番のシマアジチャンスタイム。
隣の腰痛持ちさん、シマアジ仕掛けを忘れて、大津のアジ仕掛けを持ってきてしまった模様。
ハリス3号でやるとのこと。
そして、初チャレンジのYさんに良いアタリ!
おおお〜、竿がギュンギュンとしなっています!
・・・残念、ハリス切れ。
惜しい。
あれは間違いなくシマアジでしたが、Yさんが言うには、締めていたリールのドラグがずるずる出ていくので、指で押さえたら切れたそうです。
残念。
そんな惜しいドラマが一度あっただけで、チャンスタイム終了。
その後はイサキタイムです。
Yさんと腰痛持ちさんは、次々とイサキを上げていますが、何故か、そのすぐ隣のわたくしのところはサッパリ。
魚類ごときに、このやうなイケズをされるとは、哺乳類の端くれとして納得いかん。(釣りでよくあるある、ですね。)
今回は悪天候でずぶ濡れ覚悟なので、水着にTシャツという服装。
道具も、電動リールやらバッテリーはなしです。
(ずぶ濡れになるとバッテリーが壊れるので。)
いつもは電動リールのカウンターが頼りなのですが、今日持ってきた手巻きリール、巻いてあるPEの目印がほとんど見えないんだよね。(失敗。)
PE買うときは、目印が見やすいものを選ぶように心がけないといけません。
そんなわけで、今日はあまり棚がよくわかりません。
テキトーです。(だから釣れないのだよ。)
しばらくして、なかなかいいアタリ!
これはでかいイサキかな?
釣れたのはメジナでした。
まあ、よしよし。
このあとは、私にもポツリポツリとイサキが釣れました。
(私なりに棚を探し当てたのさ。)
イサキ、お持ち帰りが5〜6匹くらい釣れたところで(ちびっこいのはリリース)、イサキ、もういいや。
9時です。
後半戦です。
餌を短冊(サンマタン)にチェンジして底まで沈めてみます。
2、3投すると、おお、よいアタリ。
アカハタちゃんでした。
ラッキー。
しかしその後は流れが早くて、仕掛けが斜めになり過ぎるので、釣りにくくてたまらん。
ビシカゴをやめて、オモリだけに変更しますが流れが早すぎ。
そのうちに根がかりしてプチン。
オモリと天秤、ロストです。(がーん。)
先糸にフロロカーボン10号をつけていましたが、先糸がボロボロ。
根でスレて傷がついているのに気がつかなかったのが、敗因でした。
仕方がないので、ここでノーマルにシマアジ狙いに戻しましたが、ちょうど隣の腰痛持ちさんにヒット!
これは、かなりよいひき。
素早くタモを持ってスタンバイ完了。
ドキドキ。
しかし、ああ〜、船底に潜って行きます。
これは厳しいか?
でも少しずつ上がってきた・・・
あとちょっとで切れました。
シマアジでした。
惜しい。
やはり3号ハリスは厳しかったですね。
残念。
そんなわけで、シマアジのお触りが2回(Yさんと腰痛持ちさん)という結果でした。
触らせてはくれるけど、それ以上はダメよと上手くかわされてしまいました。
釣り師の心をもてあそぶのがウマイの〜。
帰りまーす。
(雨なので写真はなし。)
ずぶ濡れですが、今日は水遊びにきたからな。(微妙に負け惜しみ。)
帰りはまた腰痛持ち先生に送って頂きました。
どうもありがとうございます。
<本日の釣果>
上から、メジナ、アカハタ。
イサキはまだまだある。
魚は、翌日捌きました。
メジナ、内臓がすごくクチャイでーす。
夏のメジナは臭うといいますが、ホントッすね。
アカハタ、卵が立派だったので食べてみます。
そんで、日曜日の夕食。
左、アカハタ。
右、メジナ。
イサキちゃん。
海のない埼玉ですが、新鮮なお刺身は、やはり御馳走です。
お酒、特に日本酒がすすみます。
イサキの小さいのはマース煮(沖縄風塩煮)。
鱗と内蔵を取って、腹にフェンネルを詰めて、塩水でさっと煮ます。
濃いめ(海水なみ?)の煮汁に、身をつけつけして食べると美味しい。
塩焼きもいいですが、サッパリ塩煮もいいですね。
メジナ、身もちょっぴり癖がありますが、個人的にはポン酢で食べると、これはこれで美味しい。
反対にあまり美味しくなかったのは、薬味におろしニンニクをつける組み合わせ。
これだと、ますますメジナの癖が強くなりました。
上品な白身のアカハタは、ポン酢が美味しかったな〜。
イサキの刺し身は、おろしニンニクが美味しかった。
しかし、予想外に大変美味だったのは、アカハタの卵のウイスキー漬け煮。
こんなに美味いとは思っていなかったので、うかつにも写真撮るの忘れました。
<つくりかた>
魚の卵(今回はアカハタを使用。)を、小さい容器(おチョコとか)に入れて、安いウイスキーを卵がひたひたになるように入れます。
約3〜4時間、つけておきます。
魚卵の色が白く濁ってきます。
漬け終わったら、ウイスキーは捨てます。
(だから安物ウイスキーでよい。)
そして、みりん、めんつゆをおチョコに半々入れて、ラップをして、レンジでチンします。
できあがり。
簡単です。
食べたときは魚卵の味とめんつゆの香りがしで、あとでジワリとウイスキーと魚卵の味がミックスされて、得も言われぬ、なんとも美味なこと!
釣ってきた魚の卵、ある程度大きいときは、捨てずにウイスキー漬けにして煮ると、なかなか美味いですよ。
お酒の好きな方なら、たまらない味です。
子供は不可。
料理に興味がある方は、ウイスキーだけでなく、ブランデーやラム酒で試してみるのも面白いかも。
あまからく煮た魚卵と、かすかに後味に残る洋酒の味の組み合わせ。
応用バージョンとしては、魚の肝や、魚本体の煮付けとの組み合わせも、もしかしたら美味しいかもしれません。
また釣りに行くぞー。
おまけ
道の駅で購入した、千葉の特産品、白なす。
でかいナスです。
紫色じゃないのね。
焼きナスにすると、うまい。
皮が固いので、皮をこんがり焼くか、バーナーで焦がしてもよい。(そうすると剥きやすい。)
とろりとした感じから、トロナスともいうそうな。
味噌をつけて食べると美味しいそうですが、個人的には、ポン酢が美味しかった。
千葉に行ったら、お試しあ~れ~。