こんにちは。
久しぶりのボート釣りです。
お魚釣り、しばらくぶりすぎです。
忙しかったからの~。
時間と仕事のマネジメントが、今後の課題です。
さて、秋です。
ぐずぐずしていると冬になってしまいそうです。
一番にぎわう秋の釣りをやらないうちに終わってしまうのは、もったいないので、頑張って都合つけて行ってきます。
そろそろカワハギが美味しい季節なんじゃないかな。
東伊豆の福浦に、腰痛持ち先生が行くというので、いつものことですが、金魚の糞作戦でお車に同乗させていただきます。
ありがたや~。
いつもいつもどうもありがとうございます。
芋焼酎ブログの70%は、やさしさと腰痛持ち先生のおかげで成り立っています。(バファリン風)
そんなわけで、本命はカワハギ。
でもからっきしダメな場合に備えて、小魚釣って(ベラとか)沖で泳がせ釣り。
噂では、カンパチがいるとかいないとか。
どっちか一つくらいは当たるだろ。(笑)
というわけで、相模大野で前泊(ネットカフェ)して、早朝5時に、福浦はエトーボートさんの駐車場へ・・・
あらま、大混雑。
駐車場に車と人が多すぎて、入れません。
朝の5時でこれかよ。
エトーボートさんのボート、10台くらいしかないので、すでにここにいる人も、大半は乗れないと思われます。
さらに後ろからも次々と車が入ってこようとしています。
こらあかん。
ここで待っていても絶対にボートには乗れないので、他を当たってみます。
福浦、人気ありすぎ。
あんまり荒れちゃわないと、いいんだけどな。
ボートに平気でゴミ残していく奴とか、いるからな~。
それでは、伊東あたりはどうかな。
今日の天気予報では、三浦半島方面は北からの強風なので、東京湾はボートは全滅でしょうから、わずかに行けそうな東伊豆に釣り客が集まってくるのかもしれません。
そうなると、伊東も危ないな。
混んでるかな?
オーシャンボートさんは朝遅いのですが、6時ごろに腰痛持ちさんが電話すると、まだボート、空いているそうです。
やったー!
よかったです。
早朝の伊東。
なんか、でかい船が、正面ポイント付近にいます。
なんでわざわざカイワリポイントにいるんじゃい?
写真を拡大すると、「東京海洋大学 JPAT」と書いてあります。
あとで調べたら、海鷹丸(うみたかまる)という船らしい。
客員准教授のさかなク~ン、なんとかしてよ~。
このほかに、アジポイント付近にも、早朝からデカイ作業船が入ってガラガラ音を立てて作業していました。
(写真は午後3時に帰る時に撮影したもの。)
アジポイントにも行きにくいなあ。
新しい漁礁でも作っているのかなあ。
でもあそこは、遊覧船やヨットの航路のど真ん中のように見えるのだが。
7時頃、出発です。
朝一番はコマセがカチカチでまだ溶けていないし、大型船がカイワリポイントとアジポイント付近にいるので、まず最初は、近場のカワハギポイントでちょっとやってみます。
水深18mくらいのところです。
ふむふむ、オーシャンボートの大将が言っていた通り、底が岩場のようです。
エサをつけて投入。
しばらくしても、反応なし。
コマセをちょろっと撒いてカワハギを寄せてみようかな。
カワハギ仕掛けの上にコマセカゴをつけてみます。
すぐにグングンという強いアタリ!
きたきた!
良型のカワハギの予感!
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平ぺったい体形をしていますが、これはカワハギではなくてカイワリですね。
カイワリ、早朝は浅場にるのかな?
そんなわけで、カイワリ仕掛けにチェンジです。
しかし、さっぱり何も釣れません。
なんでだ~?
カワハギ仕掛けに戻しても、アタリはなし。
アサリも取られません。
つまらん。
アンカーロープを伸ばしたり、縮めてみたりして、場所を微妙にいろいろ変えてみます。
おお、なんか来た!
ハタちゃんですね。
小さいので、記念撮影したら、リリース。
もっと大きくなってからきてね。
全然何も釣れないので、9時ちょうどに本命の正面ポイントへ。
うまいぐあいに、東京海洋大学のデカい船も帰っていきました。
よしよし。
コマセを撒いてゆっくりしゃくっていると、エサがとられ始めます。
なにか来ているな。
しかし、釣れない。
よくわからないので、一度、仕掛けをベタ底にして、そこからしゃくり上げて、エサがなくなる水深を特定します。
まず最初は、ベタ底。
少しすると、ゴゴンという強烈なアタリ!
ベタ底でなんかきた!
ドラグがジーーーーーーッと出されます。
なかなか上がりません。
本当は今日は、カイワリするつもりではなかったので、ウィリー仕掛け、持ってきたのは、4号のちょっとのごつい仕掛け。
イナダでも釣れないかなと思って持ってきていたのよ。
ですので、そう簡単には切られません。
しかし、ジージーと、何度もドラグを出されます。
無理しすぎない程度に負荷がかかると、うまくドラグが出てくれるので、このあたりの性能は、ちょっと高かったリール(タカカッタじゃなくてカルカッタ)はいいですね。
しかし、重いなあ。
エイとかかなあ?
嫌な予感です。
だんだん上がってくると、・・・あれ、なんだこりゃ?
エイではないけど、・・・でかい。
でかすぎる。
ぎりぎりタモに入りました。
信じられないくらい巨大なサイズのシロサバフグです。(よくわからんけど。)
なにこれ。
ありえねー。
デカすぎだろ。
シロサバフグ、外道で何度も釣ったことはありますが、こんなにでかいのは初めてです。
巨大すぎ。
追記
一般的なシロサバフグは30cmくらい、ドクサバフグは50cmくらい、カナフグは70cm~1m近くなるそうです。
ドクサバフグ(食べたら死ぬで。)は、背中に細かいトゲトゲがあるそうですが、これはつるつるしていました。
カナフグは、背中に小さいトゲはなく、エラの入り口(胸ビレのつけ根)が黒くなります。
下の写真にあるように、ボート上で放置した状態でフグを後ろから観察していましたが、エラが真っ黒でしたので、背中にトゲがない点、大きくなる点、エラの入り口が黒い点から、たぶんこれはカナフグだと思います。
こんな奴が暴れまわられては、伊東、大迷惑ですね。
最近、巨大フグがいるとは聞いていましたが・・・
勘弁してよ。
こんなのが、私のボートの下でうようよ待ち構えているのかと思うと、やる気が萎えます。
人間のやる気ダダ下がり。
こいつはしばらく、放置します。
モンスターフグ、解凍中の隣の2kgのコマセブロックよりもずっと重いです。
拡大写真
フグが呼吸すると、エラブタが大きく膨らむのですが(残念ながら写真は閉じた状態)、エラが真っ黒。
飯でも食って、お茶飲んで、くつろぎます。
しばらくコマセを撒かないでじっとしていれば、フグの群れ、そのうち近所のボートのところに行くだろ。
休憩でーす。
やれやれ。
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さて釣り再開です。
「巨大なモノ」がいないことを願いながら、投入します。
底からしゃくっていくと、下から5mくらいのところで、なにか来ました。
・・・中サバ(小さめ)でした。
やせていてイマイチなので、リリース。
サバを避けて、下から10mくらいを狙ってみます。
おお~、なんか来た。
サバっぽい感じがしますが、水面で非常によく走ります。
糸が切られるほどではないので、うまく沖に向かったところでグイっとUターンさせて、ボートに向かってまっすぐ走らせて、最後にジャンプ!
タモを使わずに取り込めました。
これは面白い。
サバとか水面で走る青物を取り込むときには、これだな。
けっこう簡単です。
しかも獲物が暴れずにすんなりボートに上がってきます。
で、釣れたのは、ソーダガツオでした。
ええですな。
カツオの刺身にニンニクと小葱をのせて、焼酎できゅーっと流し込むのが最高。
ソーダガツオ、もっと釣りたいな。
このあとも、サバ層より高めを狙うと、ソーダガツオ層でした。
なるべく上のほうが、個体がデカイ。
ソーダガツオ、最後に一度沖に走らせてから、Uターンさせてボート内にジャンプさせる。
こいつら、簡単にボートに上がってくるな。
おもしれー。(笑)
しばらくソーダちゃんと遊んでいると、ググンと大きなアタリ!
おおお、重い。
けっこう抵抗します。
ジージーとドラグが出されます。
なかなかよく引きます。
だんだん上がってくると、あらま、でかい。
ウスバハギでした。
平ぺったい魚体ですが、なかなかよく引く魚でした。
さて、ボート上で放置されて干からびて、表面がシワシワになっている巨大フグ、2回ほど大きな痙攣をして、ご臨終になりました。
な~む~。
記念に持って帰りたかったのですが、写真をラインで送ったら、「持ってくるな。」という家人の返事が入ったので、やむなく捨てる方向で。
やはりフグは怖いということで、家族の同意を得られませんでした。
しくしく。
そんなわけで、海にでかいのをザバンと投棄すると、・・・
あれれ、バシャバシャ動いているじゃん。
生き返りました。
びっくり。
巨大フグ、あいつら不死身か?
浮袋が膨らんでいて、水面にプカプカ浮かんでいるのですが、時々バシャバシャ暴れています。
すげーな。
なんちゅう生命力の強さ。
将来、人類が滅びても、クマムシとフグだけは生き残るんだろーなー。
このあと、巨大フグ、fkex-pさんのいるほうにドンブラこと流れていきました。
このあとは、何も釣れず。
アタリがなく、無駄にコマセを撒いている時間がすぎていきます。
ふと気が付くと、仕掛けを追いかけて何かがボートの周りをうろうろしています。
ウスバハギです。
ウスバ、かなり上のほうまで追いかけてくるのですが、よーく見ていると、なかなか器用に針先のエサだけ上手についばんで食べています。
あの小さい口で、うまいものです。
口に入れた瞬間にグイっと仕掛けを引っ張ってみたり、何度もチャレンジしたのですが、うまく針がかりしませんでした。
大きいのが3匹くらいいたのですが、なかなか釣れない。
タモ網ですくえるとも聞いたことがあるが、そこまで上には来てくれませんでした。
コマセもなくなったので、ぼちぼち帰りまーす。
ボートから上がって沖を眺めていると、帆船が遠くに来ていました。
拡大写真
伊東、いろいろな船が来ますねえ。
上がると、オーシャンボートさんで大将と腰痛持ちさんと、3人でおしゃべり。
オーシャンボートさん、どうもありがとうございました。
腰痛持ちさんの釣果
(オーシャンボートさんの釣果欄より拝借)
カイワリ、すごいなー。
フグ地獄の中で、よく釣れるなー。
flex-pさんはカイワリのほかに、ハナダイとイナダとウスバハギ3枚釣れたそうです。
さすがですね。
イナダ、私も釣りたかった。
他の人で、カンパチ(ショゴ)を上げた人もいました。
いいですねー。
帰りはまた腰痛持ちさんのお車で真鶴駅まで送っていただきました。
ありがたや、ありがたや。
<本日の釣果>
カイワリは自分で釣ったのが1枚、腰痛持ちさんからいただいたのが3枚。
重ね重ね本当にどうもありがとうございます。
ソーダガツオ、5匹。
カツオは酒とあうね。
たまりません。
料理は日曜日にしました。
ウスバハギの肝のウィスキー漬け。
一般的には、臭みを取るために日本酒につけますが、あえてウィスキー漬けにします。
このあと1~3時間したら、ウィスキーを捨てて、醤油とみりんで甘辛く煮付けます。
ソーダの心臓も一緒にウィスキー漬けにしました。
肝の臭み取りに日本酒の代わりに、ウィスキーを使う。
超うまいのよ。
お酒好きな人限定ですが。
ウィスキーはできるだけ安いものがよいです。
(あとで捨てるで、高級なものはもったいない。)
全部捌いたら、けっこう量があるので、日曜日の夜は、ソーダガツオとウスバハギの刺身でいきます。
ウスバハギの刺身。
小葱とポン酢でいただきます。
ソーダガツオのブツ切り。(このほかにもう一皿ある。)
スライスにんにくと、強めのお酒(焼酎とか)と一緒にどうぞ。
ウスバハギ、うまいね~。
カワハギは釣れなかったけど、ウスバハギで大満足。
日本酒とよくあいます。
会津の酒、国権。
腰痛持ちさんのお土産。
いくらでも飲めそうですが、大切にチビチビいただきます。
ウスバハギのアラの潮汁(写真忘れた。)も美味だった。
間抜けな顔しているけど、ウスバハギ、よい魚です。
ソーダガツオ、とてもとても全部は食べきれないので、オイル煮にしました。
オイルサーディンのソーダガツオ版です。
軽く塩して、ハーブ(フェンネル、月桂樹1枚、唐辛子1本、ニンニク2つぶをスライス)を入れて、鍋にオリーブオイルとサラダオイルを半々にいれます。
できるだけ低温でじっくり煮ます。(泡がぶつぶつ沸かないように。)
これが洋風で美味しいはず。(私は泥酔したので、代わりに妻が料理中。)
カイワリは、娘の強い希望で、塩焼きに。(月曜日の朝食の予定。)
カイワリの塩焼きは、魚の塩焼きの中で一番うまいという説がありますが、私もまったくその通りだと思います。
と、いうわけで、けっこう食べきれないくらい、釣れていましたね。
土曜日は帰宅が夜中だったので(埼玉は遠い。)、日曜日は、釣りの後片付けと、魚料理と、昼寝しかしていなかった。
魚料理は時間かかるな~。(ちんたらやっていたというのもあるけど。)
やはり3枚におろすのが大変。
特に皮を引く(皮をむく)のが、いまだになかなか難しい。
ウスバの薄皮も、ちょっと手ごわかった。
魚料理のスピードアップ、よい方法はないものか。
一番手間がかかるのは、お刺身だが、しかし、それは外せないし・・・。
そして、刺身よりもさらに手間のかかるのが、お寿司。
ですので、しばらくやっていません。
にゃかにゃか魚料理というのも、熟練への道のりは遠いです。(笑)
おまけ
HEPPOさんからの情報
石川テレビ
・・・水揚げ日本一として売り出し中の能登のふぐ。しかし15日、日本海ではめったに見られない種類のフグが水揚げされ話題となっています。」
面白い。
やはり食べられるのか。
食べたかった。
果たして能登半島の名物になるのだろうか?
伊東の名物にはならなくてよいが。(笑)