(前回からのつづき)

 

 

前回は、会社にいかないで、会社の銀行振込み業務(インターネットバンキング)をする方法として、テレワーク用ノートパソコンを用意して、そこに銀行の電子認証を追加登録し、さらに銀行からワンタイムパスワードを追加発行してもらう作戦でしたが、社長に断られてしまいました。

 

銀行振込み作業を、社外のパソコンでやられるのがとても嫌だった模様。

 

 

 

 

 

 

そういうことなら、会社の経理室の銀行振込み用パソコンを、遠隔操作して銀行振り込みすればいいじゃん。

 

 

 

 

 

まあ、それでも社長の心理的抵抗を解消する方法を、別途、考える必要がありますが、しかしそれ以前に、そんなこと、はたして本当にできるものなのでしょうか?

 

 

 

 

 

現在、遠隔操作用ソフト、いろいろなソフトがあります。

 

 

 

1.TeamViewer (チームビュワー)

 

現在、最も有名で高性能な遠隔操作ソフト。

 

OSの種類を問わず、いろいろできるらしい。

 

工場用機械の保守作業員が、遠隔操作で業務用アプリのバージョンアップ作業をしているところを見たことがあるが、かなりややこしいWindowsシステム周りの作業を、難なくこなしていたので、驚いたことがある。

 

 

 ただし、基本的には有料。(個人向けの無料版もあるが・・・。)

 

 

まあ、たまにしかやらないので、これの無料版を入れて作業するもよいかも。

 

 

 

 

2.クイックアシスト

 

Microsoft社製の遠隔操作ソフト。

 

 

Windows10最新版、Windows11最新版には、無料でついてくる。

 

(WindowsUpdateで最新版にすればOK。)

 

 

 

 

旧来はリモートアシスタンスと呼ばれていた遠隔操作ソフトの新しいやつ。

 

古くからあるリモートデスクトップより設定が簡単で、お手軽に使える。

 

 

 

詳しい操作方法は、こちらのパソコン工房からどうぞ。

 

 

 

欠点は、遠隔操作でアプリのインストール作業をする場合に、インストールの有無をきいてくる画面(はい/いいえボタンで選択するところ)が真っ黒になってしまい、操作してもらう側の人間に、「はい」ボタンを押してもらわないといけないこと。

 

 

さらに、社内のパソコンに対して操作制限をかけているセキュリティの固い環境では、そもそも使えません。

 

 

 

まあ、私の得意先には、そんなでかい大企業はないので、実際にほかの会社さんで、私はちょくちょくこのクイックアシストを使ってサポート作業、すでに何度かやっています。

 

なので、まず最初は、なじみのあるこのクイックアシストでいきます。

 

 

 

 

 

<参考>

 

上記以外の遠隔操作ソフト(無料)としては、UltraViewer というものがあるらしい。

 

使ったことはないので、詳しくはないのですが、興味のある方は、リンク先を参考にしてください。

 

なかなか良いらしい。

 

 

 

 

 

 

さて、それでは、実際に遠隔操作、してみます。

 

 

 

 

妻には、九州の実家に帰省してもらっていますので、そのタイミングで、私が一人で会社の経理室パソコンを立ち上げます。

 

 

 

スマホで電話しながら、同時に作業を進めます。

 

 

 

 

 

クイックアシスト、Windows10の場合、Windowsアクセサリの中にあります。

 

 

 

 

遠隔操作する側(実家の妻)は、Microsoftアカントでサインインします。

 

 

遠隔操作される側(会社の私)は、Microsoftアカウントは必要ありません。

 

 

 

詳しい操作方法は、前述のリンク先を参考にしてもらうとして、会社の経理パソコン、あっさり妻の実家から遠隔操作できました。

 

銀行振込みも、でんでん問題、ないね~。

 

ばっちりじゃん。

 

 

 

 

ちなみに妻の実家、老人世帯なので、インターネット環境がないです。

 

なので、レンタルWi-Fiルータを使用しています。

 

それでもうまくいきました。

 

 

 

これで国内旅行は、何の問題もありません。

 

 

 

 

 

 

 

次は、海外だな。(笑)

 

(次回につづく)