さて、最近の経験から、わたくし、釣行予定を、仕事の都合と天気の予報を見ながら決めます。
そうしたら、10月6日金曜日が絶好のチャンスだと気がついたんです。
ボートがでそうな風の予報だし、そして前日木曜日は都内でお仕事。
そのまま、釣り道具を車に積んでおいて、仕事が終わったら大津へ直行。
こうすれば、都内からわざわざ一度家に帰る必要なし。
時間と(運転手さん(妻)の)労力と、ガソリン代の節約になります。
そんなわけで、いろいろ準備して大津港まるまつ丸さんの手漕ぎボートに行ってきました。
朝のうちはちょっと北風と波があるけど、じきに治まる予報なので、今日はボートでますね。
7時10分前に各馬いっせいにスタート。
平日にしてはちょっと混んでいますが、土日はもっと激混みだからな。
今回のミッションは、「魚探を使って、目標の座標(緯度・経度)に到着すること。」
今までわたくし、魚探を単なる水深計としてしか使っていなかった。
つまり、魚探の機能の半分も使っていなかったんですね~。
前回、大津のポイントがわからなくて(忘れていて)、かなり迷子になってウロウロしたので、その反省で、魚探のプロッター機能(座標を記録したり閲覧する機能)を使ってみることにしました。
わたくしの持っている魚探は、ちと古いのですが、HONDEX PS-611CNというやつ。
古いけど、GPS機能があるので、使えるはず。
最初は、某サイトの大津釣りポイントの座標をメモしておいて、そこに行こうと思ったのですが(具体的には、ガレ場と富士山だし)、どうもその座標の数値がおかしい。
私の座標の見方が悪いのか、なにかがおかしい。
延々とかなり沖に漕いでいったのですが、まったくガレ場どころか、富士山だしにも全然到着しない。
このサイトの座標、間違っているんじゃないの?
と、おかしいことに気がついたのは、出港してから一時間たったころです。
もう全然、何が何だかわからないので、某サイトの座標情報はあきらめます。
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追記
この緯度、経度の座標には、「日本測地系」と「世界測地系」の2種類があります。
両者の誤差は、関東地方で約450mくらいズレるようです。
なお、現在では、平成14年4月1日測量法の改正により、「世界測地系」に統一されています。
ということは、古い海図や魚探では、昔の「日本測地系」で数値が表示されている可能性があるわけですね。
私の持っているHONDEXの魚探は・・・古いのかな???
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よくわからんけど、もうここでいいや。
場所は、第一排水口のずっと沖で、真横(右手)にある平成港の赤灯台より、ちょい沖くらいかな。
アンカリングします。
古い、重すぎないアンカーです。
これが大変よかった。
これならそんなに重くないので、普通にアンカーの上げ下ろしができます。
ちうか、新しいアンカーが重すぎなのよね。
万が一、新しいクソ重いアンカーしかなかった場合に備えて、マイアンカー(ホールディングアンカー)も持ってきたけど、その必要はなかったな。
すぐにアンカーが効いて、根で止まりました。
北風と波に押されますが、そのたびに「ぐん、ぐん」というボートの振動が伝わってきます。
よしよし。
今日は、2本竿作戦です。
左手竿で、サビキ仕掛けで、コマセを撒いて、アジの群れをボート下に止めておきます。
サビキ仕掛け、単純で餌の付け替えがないので、楽。
右手竿で、ウィリー仕掛け、こちらが本命。
前回はウィリーにも付けエサにも、アジ、きたからな。
時計を見ながら、5分おきにコマセを入れ替えて、撒きます。
3投目で、サビキ仕掛けに小アジが鈴なり(3匹ゲット)。
よしよし、さあ、大アジ、こい。
しかしこの後は、サビキにも、ウィリーにも、来るのはフグばかり。
おおおっ、これはデカいぞ・・・・フグか。(がっかり)
おおおおおおっ、今度こそ、ドキドキ・・・フグか。(落胆)
これはもうたまらん。
泳がせ、やります。
最初に釣れた小アジは、泳がせ用に生かしてあります。
大きめの針をアジの鼻に抜いて、三叉フックを背中の後ろのほうにかけます。
いけ~。
しかし、しばらくしてあげてみると、こんな感じにかじられていました。
1匹目
2匹目
切り口が雑なので、たぶんフグにつつきまわされて、かじり取られた感じ。
これはたまらん。
沖目はあきらめて、前回よく釣れた芋焼酎根を目指します。
さて、前回、わたくしが最後にアンカリングしたところ、偶然よい根がある場所にあたりましたが、そこの座標、HONDEXの画面を写真に撮っておいたので、ばっちりわかります。
35°16.328N
139°42.212E
です。
そこを目指して移動してみます。
と・・・・・・・漕いでいくと、あらあら、
わたくしの芋焼酎根のある場所で、漁師さんがノリだな(ワカメだな?)を張る作業をしているじゃあ、あ~りませんか。
ざんね~ん。
来年の春に、ノリだなが撤去されるまで、ここ芋焼酎根には入れません。
それで、このHONDEXの魚探、よく見ると、海図に「富士山だし」と書かれた根があります。
なんだ~、これを見ながらボート漕いでいけばいいんじゃん。
(気がつくのが遅すぎ。)
ちなみに、この芋焼酎根のあるノリだな、富士山だしの北東部のちょい先でした。
帰りに岸側から撮影したところ。
魚探の「富士山だし」と書いてある地点には、先客がいたので、ちょっと離れたところでやります。
しかし・・・・・・・ここもフグだらけでした。
泳がせ、最後の小アジでやってみたところ・・・・今度は、小アジと仕掛けの針2つごと、全部きれいになくなっていました。
小アジと、あの針2つとも取られるということは、さてはタチウオに丸のみされて切られたか。
大津で泳がせ釣りやるときは、ワイヤーハリスが必須だなと強く思いました。
そんなわけで、午後1時に帰港しました。
どこにいってもフグだらけ。
泣く児とフグには勝てないと昔からいいますが、本当ですね~。
まるまつ丸さん、どうもありがとうございました。
<本日の釣果>
お刺身3パックと崎陽軒のシウマイ。
大漁だな。
裁く手間もないし、道具の片付けも簡単だし。いいことづくめ。(しくしく)
それにしてもフグ地獄、どーしたものか。
困ったものです。